こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「遥かなる喜望峰」の紹介です
Contents
大航海時代の投資家兼商人となり、世界中の港に行き、貿易や投資をしていくボードゲームです。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~5人 ゲーム時間 人数×10分
船コマです。6色ありますが、黒い船は拡張ルールの海賊船です。
資源トークンです。左から、果物・黄金・香辛料となっています。
投資チップです。港に資源やお金を払い、投資チップを置きます。自分の投資チップを置いた港に立ち寄ると、獲得する資源やお金が増えます。
左側2個は貨幣チップ・右側2個は勝利点チップです
ゲームの大まかな流れ
自分の船を、各港に到達させ資源を獲得し、それを交易でお金・勝利点に変換していきます。港に投資することで、資源の獲得や交易が有利になっていきます。港に多く投資することで、勝利点も稼げます。勝利点を最も多く獲得したプレイヤーが勝利します。
カードなどの説明です
下の写真は港カードです。全部で24枚あります。生産港(10枚)・交易港(6枚)・影響港(6枚)に分かれます。
カードの上に描かれているのが、港に着いたとき受け取る資源になります。1番左側上が基本で受け取れる資源・中央上が自分の投資チップが1個あるときに追加で受け取れる資源・右側上が自分の投資チップが2個あるときに追加で受け取れる資源です。
港カードの下側左に描かれているのは、投資チップを置くときに必要な資源コストです。
港カードの下側右側に描かれているのは、投資チップが多いプレイヤーにゲーム終了時に与えられる勝利点です。1番多いプレイヤーと2番目に多いプレイヤーに勝利点が与えられます。
下の写真は、生産港です。生産港では、資源を獲得できます。
バレンシア港では、港に着くと果物チップ2個を獲得できます。投資チップが1個あれば追加で果物チップ1個・投資チップが2個あれば追加で果物チップ1個獲得できます。つまり、投資チップが2個あれば、果物を4個獲得出来ます。
下の写真は交易港です。交易港では、資源の交換が出来ます。
バルセロナ港では、港に着くと果物2個を貨幣6に交換出来ます。投資チップ1個で追加で果物と香辛料で貨幣7、投資チップ2個で追加で香辛料2個で貨幣9に交換出来ます。
下の写真は影響港です。影響校では、資源・貨幣を勝利点に変換したり、貨幣を獲得出来ます。
ロンドン港では、3つの資源1個ずつで、勝利点1を獲得できます。投資チップ1個で追加で1勝利点、投資チップ2個で追加で1勝利点です。つまり、投資チップ2個あれば3つの資源で3勝利点になります。
下は、母港カード(3枚)です。最初に船コマがいる港です。上の基本収入は、母港に戻って来たときに獲得出来ます。
母港カードを中央に置きます。母港カードのに船コマを置きます。港カード24枚からカードをよくシャフルして、7枚選びます。(5人プレイ時は8枚)
港カードは、基本的に生産港4枚・交易港2枚・影響港1枚を推奨とルールブックには書いてあります。
ルールを説明します
プレイヤーは自分の手番が来たら。次の3つのアクション1.移動 2.収入 3.投資の順番に行動します。
アクション1.移動
プレイヤーは自分の船コマを1マス以上移動させなければなりません。
移動ルール
母港からの移動は、どの港に移動しても構いません。コストはかかりません。ただし、他のプレイヤーの船コマがある港には移動できません。
周囲の港から母港に帰るのもコストはかかりません。母港の場合は、他のプレイヤーの船コマがあっても戻ることが出来ます。
母港以外の港に移動したら、船の向きを時計回り・反時計回りのどちらかに向きを決めなければなりません。
港から港の移動は、時計回り・反時計回りの向きを決めたら、母港に戻るまで向きを変えることは出来ません。
港から港に移動する場合は、移動先に他のプレイヤーの船コマがある場合は、その港にいる全プレイヤーに貨幣1を支払います。
移動のコストは、1つまたは2つ先の港まではコストがかかりませんが、その先へ移動するにはコストがかかります。
3つ先は貨幣1・4つ先は貨幣3・5つ先は貨幣6・6つ先は貨幣10のコストがかかります。移動の際プレイヤーは貨幣チップで支払いをします。
下の写真のような移動コストがかかります。(写真の矢印間違っています。すいません。正しくは矢印のお尻は左斜め下の港です)
アクション2.収入
港に移動したら、その港カードにある基本収入を獲得します。先程説明したように、自分の投資チップの数に応じて追加収入を獲得します。
アクション3.投資
移送先の港での投資コストを支払えば、その港カードの上に投資チップを乗せることが出来ます。1度の手番で乗せられる投資チップの数は1個までです。
バレンシア港では、香辛料2個を支払うことで、投資チップを置けます。
1人のプレイヤーが1つの港に投資チップを置ける限度は3個までです。1人のプレイヤーが3個投資チップを置いた港は、他のプレイヤーは投資チップを2個までしか置けません。
母港には投資出来ません。
以下の手番を順番に繰り返していきます。
終了条件
いずれかのプレイヤーが、全ての投資チップを港に置いた時点で、ゲームは終了に向かいます。全員が同じ手番数になるように、スタートプレイヤーの右隣りのプレイヤーが手番を終了したら、ゲーム終了です。
ゲーム中は、資源・貨幣は非公開情報です。下の写真のように、ついたてをおいて、他のプレイヤーに資源・貨幣が輪からないようにします。
得点計算
ゲーム中に獲得した勝利点チップと投資による各港の勝利点を合計した点数が1番大きいプレイヤーの勝利です。
「遥かなる喜望峰」には、追加ルールが4つ付いています。4つ全てを入れてプレイしても良いし、いくつか選んで追加しても構いません。
追加ルール1 契約カード
ゲーム開始時に契約カード(15枚)を裏にしてよくシャフルして、4枚を選び場に並べます。
契約カードの達成条件をクリアしたプレイヤーが契約カードを受け取ります。契約カードを達成すると、貨幣・資源・勝利点を受け取ります。契約カードは早いもの勝ちです。契約カードは補充されません。
追加ルール2 書簡カード
ゲーム開始時に、書簡カード(9枚)を裏のままよくシャフルして、2枚選び表にして場に置きます。その達成条件を1番大きい数と2番目に大きい数を達成したプレイヤーがゲーム終了時に勝利点をもらえます。
追加ルール3 海賊島
海賊島の港カードを追加して、ゲームを始めます。海賊コマ(黒い船コマ)がゲームに登場します。海賊島の港に入ったプレイヤーは、海賊コマを動かさなければなりません。海賊コマがいる港には、プレイヤーの船コマは入ることが出来なくなります。
追加ルール4 長崎
長崎の港カードを追加して配置します。
感想です
ボードゲームとしては、ルールが簡単です。ルール説明は10分から15分くらいで終わります。
配置された港をみて、どの資源を集めて交換し、勝利点に変えていくかを考えながら船を移動していきます。当然他のプレイヤーの自分の方針に沿って船を移動してきます。
他のプレイヤーの船がある港にはいたときは、他のプレイヤーにお金を支払わなければならないので、投資チップを建てたい港にも早く入らなければなりません。投資チップ数で優位に立てば、資源も増え勝利点も増えます。どの港に移動するか、かなり悩みます。しっかりと1手2手先を考えて、船を移動していく必要があります。
だんだん資源・お金も増えていきますので、拡大再生産型のボードゲームが好きな方には、面白いゲームだと思います。また、毎回港カードが変わるので、ゲームの戦略も毎回変わりますし、追加ルールも4つあるので、長く楽しめます。ぜひ、一度プレイしてみて下さい。
おじさんの独断ボードゲーム評価 8点(10点満点)
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