今回はボードゲーム紹介ではなく、数学のパズル問題を出します。これは、昔のテレビの深夜番組で出ていた問題です。ぜひ解いてみて下さい。
問 題
A・B・C・D・Eの5人のうち、1人は人間です。残り4体は妖怪またはオバケです。以下のABCDEの言葉を聞いて、人間が誰か当ててください。
A「僕以外の、目の数の合計は7個だよ」
B「私以外の、目の合計は10個です」
C「俺以外の、目の合計は8個だ!」
D「わたくし以外の、目の合計は9個ですよ」
E「吾輩以外の、目の合計は6個じゃ」
解 答
これは、連立方程式を立てれば解けます。それぞれ言っていることを数式で表すと下のようになります。ABCDEをそれぞれの目の数とします。
B+C+D+E=7
A+ C+D+E=10
A+B+ D+E=8
A+B+C+E=9
A+B+C+D =6
これを全て縦に足すと
4A+4B+4C+4D+4E=40 ですから両辺4で割って
A+B+C+D+E=10です。
この式から各式を引けば
A=3、B=0、C=2、D=1、E=4となります。これで2個だからCが正解というと答えとしては不正解となります。
なんで???
だって、目の数が2個の妖怪・オバケも沢山いますよね。そうです、A・B・D・Eは人間ではないから、Cが人間ですと答えるのが正解なのです。
以上「数学パズルの問題」でした。