今回は「交易王」の紹介です
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16世紀の大航海時代の商人となり、お金を稼いでいくゲームです。ゲームデザイナーはライナークニッツィアです。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間30分
ゲーム準備
下の写真が、商品カードです。銅・綿・塩・藍・胡椒・麻のカードが、それぞれ10枚の60枚あります。
下の写真が、特殊カードです。左から、商館・船・協定・荷役の4種類があります。左上の数字は、このカードを購入するときの金額です。
特殊カードについては、後で説明します。
下の写真が、貨幣チップです。
下の写真が、商品コマです。6色各5個の30個あります。
商品カードをよくシャフルして、山札として場に置きます。各プレイヤーに3枚ずつ商品カードを配ります。これが手札です。山札から商品カードを6枚表にして中央に並べます。これが市場です。市場は今何の商品が需要があるかを示しています。
船の特殊カードを各自2枚受け取り、商品コマをそれぞれの船のカードに1個ずつ載せます。残りの商品コマはストックとして置いて置きます。
残りの特殊カードは、表向きにして種類ごとに並べて置きます。
下の写真で準備完了です。(3人プレイの場合)
ルール説明
スタートプレイヤーから順番に手番を行います。手番は前半の手順1と後半の手順2の順番で行います。
手順1 以下の3つから1つを選んで行います
1.商品コマの交換
自分の船のカードに乗っている商品コマを、ストックにある商品コマと交換します。
2.特殊カードの購入
ストックにある特殊カードを1枚だけ代金を払って購入することが出来ます。特殊カードは同じカードでも何枚でも持てます。
3.パスする
手順2 以下の2つから1つを選んで行います。
1.商品カードの決算
自分の手札から1枚から6枚のカードを出して、市場のカードの上に重ねて置きます。手番プレイヤーが出した商品カードと同じ色の商品コマを船の上に乗せているすべてのプレイヤーは、その色の商品カードの枚数と同じ額の貨幣チップを受け取ります。
下の写真で決算を行うと、左のプレイヤーは、3金受け取ります。
下の写真で決算を行うと、左のプレイヤーは、3金×2=6金、下のプレイヤーは、3金受け取ります。
2.手札の補充
山札から商品カードを2枚引き、手札に加えます。手札の枚数制限はありません。
これで、プレイヤーの手番は終わりです。
これを繰り返していき、山札が尽きたら直ちにゲーム終了です。最も所持金の多いプレイヤーの勝利です。
特殊カードの説明です。
商館 価格8 自分の手番終了時、望むなら商品カードを1枚引けます。手順2で手札の補充を選択した場合は3枚引けます。
船 価格10 購入したら、直ちにストックから商品コマを1個とり、船カードに載せます。
協定 価格11 決算によって自分に収入が発生した時に追加で貨幣2金を獲得します。誰が起こした決算でもOKです。
荷役 価格12 手順1終了時に、望むなら商品コマ1個をストックにある商品コマと交換できます。手順1で商品コマの交換を選んだ場合2個交換出来ます。
感想
ルールは簡単なのに、なかなか奥の深いゲームです。戦略がいろいろ選べるのが素晴らしいです。舩を増やして一気に決算する・商館で手札を増やして6枚を市場に出す・協定カードで受け取る金額を増やす・荷役カードで一気に同じ商品コマにして決算など、本当に面白いです。
ただ、特殊カードをたくさん持つということは、カードを買うお金が減るわけですから、もしかしたら特殊カードを全く買わない戦略もありそうです。その時の手札・プレイヤーによって戦略も変わります。
このゲーム何人でも楽しいのも大きなポイントです。
とにかく傑作ゲームだと思いますので、ぜひぜひプレイしてみて下さい。
以上「交易王」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 9点(10点満点)
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