パレード(Parade)カードゲーム 不思議の国で退屈してるのは誰!? ボードゲーム ルール説明

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今回は「パレード(Parede)」の紹介です。

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不思議の国でパレードが始まりました。あなたはパレードの主催者です。パレード参加者たちはだんだ退屈になってきます。そして、あなたに文句を言ってきます・・・、という設定で始まるカードゲームです。

ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~6人 ゲーム時間 30分~45分

6色のパレード参加者カードです。「不思議の国のアリス」のイメージそのものですね。

同じ色の参加者カードは、0から10までの11枚あります。

ゲームの目的は、出来るだけカードを受け取らないことです。



ルールを説明します

カードをよくシャフルして、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。場に6枚表にしてカードを並べます。残りは山札として場に置きます。

手番プレイヤーは、手札からカードを1枚列の最後に出します。次の条件に合うカードは、自分の手前に引き取って置かなければなりません。

カードを引き取る条件

列の後ろから出したカードの数字の分までは対象外となり、カードを引き取りません。それ以外のカード(パレードに退屈した参加者)は、自分が出したカードと同じ色または数字がそれ以下であるカードを全て引き取ります。

下の写真の場合は、手前の3枚は対象外です。

左から1番目の青の2と2番目の紫の02枚を引き取ります。

下の写真の場合は、カードを引き取らなくてもいいわけです。

その後カードを1枚山札からめくり、手札に補充します。これを時計回りに繰り返していきます。

1.山札が無くなるまたは2.あるプレイヤーの前に6色のカードが置かれたら、以下のようにして終了します。

1.の場合は、あと1回ずつ手番を行いゲーム終了です。

2.の場合は、6色目を置いたプレイヤーがカードを1枚補充して、そのプレイヤーを含めあと1回ずつ手番を行います。その時手札補充は行いません。

ゲーム終了時には、各プレイヤーの手札は4枚になるはずです。プレイヤーは4枚の手札から、2枚を捨て札にし、残る2枚を手前に置いてあるカードに追加して置きます。

得点計算の方法

基本は、各カードの数字の合計がマイナス点となります。ただし、色ごとにカードを並べその色の枚数が1番多いプレイヤーは、その数字ではなく枚数がマイナス点となります。

下の写真のとき、もし青色が他のプレイヤーより多い枚数だとした場合で計算すると、青がマイナス4点(4枚)・紫が4点・緑6点・黒2点・赤5点となり総合点は、マイナス21点です。

1番点数の低いプレイヤーの勝利です。

感想です

大きい数字のカードを出せば、対象外のカードが増えるのですが、それ以外のカードは受け取る可能性が大きくなります。逆に数字の小さいカードを出せば、対象外のカードは減りますが、それ以外のカードを受け取る可能性も小さくなります。

その場のカードの列の状況を見て、自分の出すカードをよく考えて出す必要があり、なかなか悩みます。ただ、自分の手札と相手の手札の状況によりどうなるか分からない事が多く、運の要素もかなりありますね。

カードを多く引き取った場合マイナス点が軽減されるというのは「ポイゾン」と言うボードゲームに似ていますね。

ポイズン」の紹介はこちら

場のカードの列が長くなると、ゲームのスペースが無くなるのがちょっと困りますかね?ジレンマの楽しめるカードゲームだと思います。皆さんも一度プレイしてみてください。

おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)

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