CITY OF ROME(シティオブローマ)後編 2018年スカウトアクション1位 ルール説明と感想 ボードゲーム

 

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「CITY OF ROME」後編の紹介です

Contents

ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 60分

CITY OF ROMEの箱の写真

今回は後編です。ルール説明と感想を書きます。

前編のゲーム概略・カード説明はこちらです。

ゲーム準備

自分の色の開始建築カード2枚・使者コマ1個・お金5個を受け取ります。建物カード2枚は、隣接させて場に出します。

スタートプレイヤーはスタートプレイヤーコマを受け取ります。

建物カードをローマ数字のカードごとに良くシャフルして、4つの山札を作ります。(4人プレイ時)影響力カードをⅠの山札の4(3点)・7(6点)・11(10点)・15枚目(14点)に入れます。

6枚のアクションバーを重ねて置き、皇帝コマを端に付けて置きます。スタートプレイヤーはスタートプレイヤーコマを置きます。

スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーはⅡの山札から4枚のカードを引きます。4枚を見て1枚選び残りのカードを右隣(反時計回り)に回します。これを繰り返して1枚づつ手札とします。

以上で準備完了です。

ルール説明

ゲームは14ラウンドで行われます。各ラウンドは次の3つのフェイズに分かれます。

準備フェイズ

1番上にあるアクションバーを裏返し山の1番下に入れます。それから各山札の1番上のカードを引き並べます(4人時は4枚)。並べられた建物カードがこのラウンドで入手可能な建物となります。

もしめくった時に影響力カードが出た場合は、その影響力カードをⅠの山札の横に置き、もう1枚山札からめくります。

影響力カードは、そのラウンドで終了時に影響力チップを1番多く持っているプレイヤーが獲得します。

使者フェイズ

スタートプレイヤーから順番に、自分の使者コマをアクションバーの丸い上に置きます。他のコマがあるところには置けません。皇帝コマに1番近いプレイヤーから建物カードを選び1枚手札に加えます。

各プレイヤーは自分の使者コマから皇帝コマの間にあるレンガ歯車を次のアクションフェイズで使うことが出来ます。

例えば上の写真の場合、白のプレイヤーはレンガ1個と歯車1個・オレンジのプレイヤーはレンガ2個と歯車1個・紫のプレイヤーはレンガ2個と歯車2個・茶色のプレイヤーはレンガ3個と歯車2個となります。

アクションフェイズ

アクションフェイズの順番は使者コマによる順番となります。スタートプレイヤーからではありません。

アクションを行う前に追加のレンガと歯車を購入できます。レンガ1つにつき2コイン・歯車1つにつき1コインです。

建設アクション(任意)

手札から建設する建物カードを1枚選びます。建物カードのレンガの数がプレイヤーの所持レンガの数以下の場合は、建設が出来ます。

所持しているレンガはそのラウンドで消滅します。次のラウンドに持ち越すことはできません。

その建物カードを出し、すでに出されているカードに接するように置きます。すでに配置してあるカードを移動したり入れ替えたりすることは出来ません。

作る都市は最大4✖4ですが、建設アクションを行わないでゲーム終了時に建物カードが16枚以下になっても構いません。

公共施設を建設したときは、直ちにその建物の効果を1度だけ使用します。また、建物カードに星のマークがあるときは、建設したときに星の数だけの影響力チップを受け取ります。

カード効果については、「CITY OF ROME 前編」を参照してください。

生産アクション

生産アクション時は、自分の生産施設の能力を1度ずつ使用できます。生産を行うためには歯車が2個必要です。各生産施設で、お金・レンガ・影響力チップが生産されます。

生産施設「小麦畑」がある場合は、そのカードの上にレンガチップを乗せます。

各施設の能力は「CITY OF ROME 前編」を参照してください。

手番の終了

手番がおわったら、自分の使者コマをアクションバーから取り除き自分の都市の横に置きます。

未使用のレンガと歯車は失われます。

ラウンドの終了

次のプレイヤーも同様にアクションを行い、全員が終了するとラウンド終了です。

中央に影響力カードがある場合は、影響力チップを1番多く持っているプレイヤーがその影響力カードを受け取ります。カードを受け取ったプレイヤーは自分の影響力チップを箱にすべて戻します。

もし、影響力チップの数が同じ場合は、影響力カードはそのまま場に残ります。次のラウンド終了時に1番多く影響力チップを持っているプレイヤーが影響力カードを獲得します。


ゲーム終了条件

14ラウンドが終わり、影響力カードの獲得が終わったらゲーム終了です。

得点計算

得点計算は以下のようになります。

カードの効果についてはCITY OF ROME 前編」を参照してください。

1.住居 

【住居エリア(同じ数字の住居の集まり)の合計】✖【接する公共施設の色の数】+【得点チップの数】をそれぞれ合計します。

例えば下の写真の場合、【住居エリアは4点】✖【公共施設の色は2色】+【得点チップ3点】=11点となります。

2.水道橋

自分の都市にある水道橋の数だけ得点を加えます。得点は1枚4点・2枚12点・3枚24点・4枚40点です。

3.神殿

建物に示されている条件を満たしている場合は得点を加えます。得点するための条件は10種類の神殿ですべて異なります。

4.影響力カードに書かれている数字を得点に加えます。

5.お金1につき1点・影響力チップ2につき1点です。

以上が得点計算です。

1番得点の多いプレイヤーの勝利です。

感想

前編の最初にも書きましたがスカウトアクションで1位になったゲームです。もっと重めのゲームで面白いものもあったと思いますが、タイル配置のゲームは海外では人気が日本より高いのでしょうか?2017年のドイツゲーム大賞も「キングドミノ」でした。

確かに「キングドミノ」に似ている点があります。タイルを1枚ずつ接するように配置していく点と、手番の順番が早い程良いカードが獲得できる点はよく似ています。ただ「CITY OF ROME」の方が多少得点要素が多いので、考える楽しさが「キングドミノ」よりあるので私はこちらの方が面白いですね。

住居カードは出来るだけまとまっていた方が得点が高くなるのですが、水道橋は斜めに配置しなければならないので、お互いに相反する要素なので配置が悩ましいです。

生産施設は配置しても直接の得点には成りくいので1枚もしくは0枚でも何とかなりそうです、逆に2枚3枚もあっては得点が減ってしまいます。しかし、手順によっては複数枚取らざるを得ないこともあり、思いどおりにはなかなかいかないです。

神殿カードもあまり多く取っても条件を満たさない限り得点にはならないです。ただ得点出来たときは大きいですけど・・・。

ルールが簡単で初心者でも十分楽しめるボードゲームなので、いろいろな方にぜひプレイしてもらいたいゲームです。

以上「CITY OF ROME」の紹介でした。

おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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