こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「クーハンデル」の紹介です
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1985年に発売されたボードゲームです。
動物たちを競りで獲得していく、見た目と違いシビアなカードゲームとなっています。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間45分
動物カードです。10種類の動物が4枚ずつあります。左上の数字は、4枚セットで集めたときの得点になります。
お金カードです。最初に各プレイヤーに0が2枚・10が4枚・50が1枚配られます。
ゲームの簡単な流れ
動物たちを競りで獲得していきます。同じ動物カードを持っているプレイヤー同士は、動物の直接取引が出来ます。出来るだけ多くの、同じ動物を4匹集めていくことが目的です。
ルールを説明します
動物カードをよくシャフルして、中央にまとめて置きます。
手順のプレイヤーの出来ることは、2つアクションの内1つを行います。
アクション1 山札を1枚めくり、競りにかける
手番のプレイヤーは、カードを1枚めくります。手番のプレイヤーが「売り手」となって、オークションを行います。手番プレイヤー以外の各プレイヤーは、自由にカードの入札価格を宣言していきます。
誰からも入札が無くなったら、最高額で入札したプレイヤーが、動物カードを受け取り、手番プレイヤーにお金を払います。(誰も入札しない場合は、無料で手番プレイヤーが獲得します。)
もし、その時手番プレイヤーがその動物カードを欲しいときは、落札額の金額を落札者に払い、強制的にそのカードを獲得できます。
オークションが終了したら、次のプレイヤーの手番となります。
重要 ゲーム中お金カードは両替できません。動物カードを、落札してお金カードをぴったり払えない時は、それを超える額のお金カードを支払います。
アクション2 他のプレイヤーと直接取引を行う
自分の持っている動物カードと同じカードを持っているプレイヤーに対して、直接取引を申し込むことが出来ます。
下の写真のように、下側の手番プレイヤーが上側のプレイヤーに対し、牛の直接取引を申し込んだとします。
直接取引を申し込んだプレイヤーは、何枚でも好きなだけお金カードを裏に伏せたまま(0のカードでも良い)相手プレイヤーに提示します。
相手プレイヤーは「受け入れ」または「反撃」のどちらかを選択します。
「受け入れ」の場合は、裏のままのお金カードを受け取り、動物カードを直接取引を申し込んだプレイヤーに渡します。
「反撃」の場合は、好きな枚数のお金カードを裏のまま伏せて提示します。
下の写真は、「反撃」を選択した時です。
「反撃」の時は、当事者の2名のプレイヤーは、相手のお金カードを他のプレイヤーに見られないように確認します。
その時金額の多いプレイヤーが、動物カードを受け取ります。また、両プレイヤーは、お互いのお金カードを交換します。
下の写真は、説明のため金額が見えていますが、実際はお金カードは伏せたままです。
上側のプレイヤーの金額が多いので、牛のカードは上側のプレイヤーが受け取ります。お金は70が下側のプレイヤーに、20が上側のプレイヤーに行きます。
また、ロバのカードがめくられた時は、オークションに入る前に各プレイヤーにお金カードを1枚ずつ配ります。
1枚目のロバ 50 2枚目のロバ 100
3枚目のロバ 200 4枚目のロバ 500
終了条件
競り・直接取引を繰り返していきます。全ての動物カードが4枚揃った状態になったらゲーム終了です。点数計算に入ります。
点数計算
4枚の動物を集めるとそれを「セット」と呼びます。4枚集めた動物の得点を合計します。その合計点にセット数を掛けたものが、最終得点です。
下の写真の場合は、(10+250+500)×3セットなので、760×3=2280点です。
感想です
最初にゲームをすると、動物カードにどれくらいの値段で入札するのかが難しいです。中盤、動物カードが各プレイヤーの前に揃ってくると、誰がどの動物カードを必要としているかがはっきりしてくるので、入札の相場や、直接取引の相場もだんだん分かってきます。
可愛い動物カードですが、見た目に反してかなり激しい競りゲームですね。やはり、競りのゲームは基本面白いですね。ただ、終盤は少し長いような感じがします。全部の動物カードが4枚揃うまでやると、ちょっと長いかなという気がします。
30年前から現在まで愛されているゲームですので、面白くないわけがありません。ぜひ、あなたも一度プレイしてみて下さい。
おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)
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