こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「ソノ」の紹介です
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ライナークニッチィアの「ダイス・トランプゲーム集」の中に紹介されているカードゲームです。2人専用ゲームで短時間で出来るのに、悩みどころもあるカードゲームに仕上がっています。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人専用 ゲーム時間 10分
ゲームの概要
場に5枚のカードを裏向きに置き、お互いにトランプの手札を10枚ずつ持って、カードを1枚ずつ配置していきます。各プレイヤーの1人は縦方向にポーカーの役が出来るようにしていき、もう1人は横方向にポーカーの役を作っていきます。
自分の役が出来るだけ得点が多きなるように、また同時に相手の役が低くなるように考えながら配置していきます。全部のカードを配置し終わったら、縦と横の得点を計算し、多くの得点を取ったプレイヤーの勝ちです。
ゲーム準備
トランプの各スートの9から13と1の6枚のカード計24枚とジョーカー1枚を使用します。
カードをよくシャフルして、5枚を裏向きに斜めに接せるように配置します。
残りの20枚を各プレイヤーに10枚ずつ配ります。
以上で準備完了です。
ルール説明
ゲームの目的は、1人のプレイヤーは縦方向(赤い矢印)にポーカーの役を作っていき、もう1人は横方向(青い矢印)にポーカーの役を作っていくことです。
スタートプレイヤーを決め、カードを1枚ずつ場にあるカードの横または縦が接するように配置します。
これを交互に繰り返していきます。
最初に裏向きに置かれたカードの2か所に接するようにカードが置かれた場合は、
裏向きのカードを表に裏返します。
25枚全てのカードが置かれたらゲーム終了です。
得点計算に入ります。各プレイヤーは縦の5列の計算と横の5列の計算を別々に行います。
得点計算
各列ごとに、以下のように計算します。
ワンペア(1点)・・・同じ数字が1組
ツーペア(2点)・・・同じ数字のカードが2組
スリーカード(3点)・・・同じ数字が3枚
フルハウス(5点)・・・同じ数字が3枚と2枚
ストレート(5点)・・・連続する5枚の数字(1と9は連続と見なさない)
フォーカード(6点)・・・同じ数字4枚
ファイブカード(10点)・・・ジョーカー1枚と同じ数字4枚
クラン(3点)・・・すべて黒・すべて赤・すべて数字(1・9・10)・すべて絵札
クランは他の役と重複することが可能なので他の役の点数に追加で点数を加えます。
例えば下の写真の場合は、2ペアの2点に、すべて絵札なのでクランとなり追加の3点が加わり5点です。
下の写真の場合は、ストレートの5点に、すべて赤なのでクランとなり追加で3点の8点です。
それぞれの点数を各プレイヤーは合計します。(1人は縦列・1人は横列)
得点の高いプレイヤーの勝利です。
感想
お互いの手札が10枚だけなので、長考しなければ10分もかからないで終わるカードゲームです。なのに悩みどころがあってお手軽ながら楽しい2人専用カードゲームに仕上がっています。
配られた10枚のカード見て大体の作戦を立てます。同じカードが多いのかそれとも連続しているカードが多いのか・・・。絵札が多いのか、黒いカードが多いのか・・・。クランも含めてどのような役を狙っていくのかを考えます。
実際に配置してみると、意外と作戦通りにはならないと感じます、当然相手もカードを置い行く訳なので・・・。
ワンペア・スリーカードは比較的作りやすいですね。ストレートなどは以外の邪魔しやすいです(相手の列に13とかあれば9を出すと阻止出来るので)。
最初ルールが簡単だしそれほど考えなくてもと思っていましたが、クランの要素があるので思ったより悩みどころは多いです!
あまり悩まずに直観的にどんどんプレイしても良いかも知れません。そうすると本当に3分くらいで終了します。3ゲームくらいの合計で勝負してもいいかもしれません。
準備が簡単でプレイ自体は5分から10分で終わるのでちょっとした合間にも出来るし、2人で出来るところもすごく良いですね。下手なカードゲームをやるよりずっと面白いです。ポーカーの役なのでルール説明も楽です。
トランプを1組用意すれば出来るので、職場の昼休みとかゲーム初心者を誘うときにも利用できそうです。
本の中には1人プレイ用ルールや4人ペア戦ルールなどバリアントルールが6個も載っています。興味ある方は読んでみて下さい。
ぜひ1度プレイしてみてください。
以上「ソノ」の紹介でした
ライナークニッチィアのカードゲーム
おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)
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