パリ 光の都 1889年万国博覧会 灯りの美しさで観光客を魅了しましょう ボードゲーム

B!

 

こんにちは!ボドゲおじさんです!

今回は「パリ 光の都」の紹介です

Contents

舞台は1889年のパリです。万国博覧会は電気の力で世界を驚嘆させる絶好の機会です。ガス灯のネットワークのおかげで、パリは光の都として有名でした。

あなたはこの町の重要人物の1人となり、自分の建物に出来るだけ多くの灯りを照らしましょう!

ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人専用 ゲーム時間 30分

ゲームの概要

前半と後半にゲームは分かれています。

前半は、「敷石タイルをボード上に配置する」または「建物タイルを取る」のどちらかを交互に行います。

後半は、「建物タイルを配置する」または「アクションカードを使用する」のどちらかを交互に行います。

ゲーム終了後、「建物タイルの数×建物に接する街灯の数」と「1番大きな建物グループのタイルの数」が得点になります。残った建物タイル1個に付き3点減点です。

最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利です。

ゲーム準備

ゲームボードです、下の箱がそのままボードになっています。

敷石タイルです。

上8枚が青色プレイヤーの敷石タイル、下8枚が橙色プレイヤーの敷石タイルです。

建物タイルです。

アクショントークンです、青色4枚橙色4枚あります。

自分が使用したアクションポストカードの上に乗せます。

アクションポストカードです、いろいろな効果があります。

アクションポストカードの表面は、特殊効果が図で描かれています。はがきのデザインになっていますね。

ここにアクショントークンを置くとアクションポストカードの効果を使用出来ます。

下の写真のカードは、「自分の手元にある建物タイルと共通プールにある建物タイルを交換できる」という効果があります。

煙突コマです、自分が置いた建物タイルの上に置きます。

その他、特殊効果アクションで使用するタイルです。

ボードの周囲にアクションカード12枚から8枚を選び、置きます。

青色橙色のどちらかを選び、それぞれの色の敷石タイル8枚ずつとアクショントークン4枚ずつを配ります。

敷石タイルは裏にして8枚重ねておきます。1枚目を表にめくります。

建物タイルとその他のタイルを周囲に置きます。

以上で準備完了です。

ルール説明

ゲームは、前半と後半に分かれています。

まず、前半のアクションを交互に行った後に、後半のアクションを交互に行います。

フェイズ1 前半

手番プレイヤーは次の2つアクションの内1つを行います。

1.敷石タイルを配置する  2.建物タイルを取る

1.敷石タイルを配置する

自分の前に重ねてある敷石タイルの1番上にある敷石タイルを1枚配置します。

敷石タイルをボード上の好きな位置に好きな向きに配置出来ます。

敷石タイルには青・橙・紫の色と街灯が描かれています。

青色プレイヤーは青色と紫色の上に建物タイルを置くことが出来ます。橙色のプレイヤーは橙色と紫色の上に建物タイルを置くことが出来ます。

街灯の上に建物タイルを置くことは出来ません。

敷石タイルを配置したら、自分の手元に裏にして重ねてある敷石タイルの1番上を表にめくります。

2.建物タイルを取る

共通のプールに置いてある建物タイル1個を取り自分の手元に置きます。

交互に前半のアクションを行います。

16枚目の敷石タイルがボード上に置かれたとき、前半のフェイズ1が終了です。

フェイズ2 後半

手番プレイヤーは次の2つアクションの内1つを行います。

1.建物タイルを配置する   2.アクションポストカードを発動する

1.建物タイルを配置する

建物タイルを、自分の色と紫色の上に建物タイルを置きます。相手に色と街灯のある場所には置けません。

置いたらその上に自分の色の煙突コマを置きます。これは、どちらのプレイヤー建てた建物かを判別するためです。

2.アクションポストカードを発動する

アクションポストカードの上にアクショントークンを置いてその効果を発動します。1度使用されたアクションポストカードは再び使用することは出来ません。使用できるのは1回きりです。

プレイヤーの建物タイルを置けなくなりかつアクションポストカード8枚を全て使用したら、後半のフェイズ2が終了です。

得点計算

建物タイルのタイル数×建物タイルに接している街灯の数」と「自分が建てた建物で繋がっている最大の建物のグループのタイル数」およびアクションポストカードの点数(アクションポストカードの中にはゲーム終了時に得点となるカードがあります)を合計します。

フェイズ1で自分が獲得した建物タイルを配置できなかった場合、建物タイル1枚につきマイナス3点です。

下の写真の場合、建物タイルのタイル数は4で街灯3個に接しているので、4×3=12点です。

最も大きい建物タイルのグループのタイル数は8なので8点です。

その後、配置できなかった建物タイル1個に付きマイナス3点を加えます。

得点の高い方のプレイヤーの勝利です。

感想

前半は当然自分が建物タイルを置き易いように敷石タイルを置いていきますが、なかなか上手く置くのが難しかったです。

また、相手の置きたい所に敷石タイルを置いて邪魔するのも1つの方法です。しかし今回は、自分の敷石タイルを置くことが精一杯で相手の邪魔するところまで考えが行きませんでした。

上手く敷石タイルを置けたとしても、その形に合った建物タイルを取らないと意味がありません。どのタイミングで建物タイルを取るのかもなかなか悩ましいですね。

一見パズル要素が強いゲームに見えて実際そういう要素も含んでいるのですが、じっくりパズルを考えていき、タイルを配置していくゲームではありませんね。

自分が置こうとしていた敷石タイルの場所に相手の敷石タイルが置かれてしまったり、置きたい建物タイルを取られてしまったりと、じっくりと敷石配置・建物配置を考えるところではなく、その場で臨機応変に対応していくのが大事なゲームですね。

思い通りにならないことがとても多く起こります。何とかそれに対処して相手より得点を稼がなければなりません。

また、アクションポストカードを上手く使用して相手より有利になるようにしなければなりません。

ゲーム終了時にアクションポストカードの得点を計算するのがちょっと面倒なところが少し気になるかな?

見た目が綺麗なゲームですが、実はかなりインタラクションの強いゲームです。相手の邪魔をするのが、かなり重要なウエイトを占めている意外と辛口のゲームかも・・・。

合わない人もいるかもしれませんね?!

私は、こういうゲームは大好きですよ!

 

以上「パリ 光の都」の紹介でした

アートワークの美しいボードゲーム

おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)

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