どうぶつの戦場(BATTLELANDS) ルール&レビュー 世紀末の戦場で人類のお宝?(スクラップ)を獲得せよ! バトル系カードゲーム ボードゲーム

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こんにちは!ボドゲおじさんです!

今回は「どうぶつの戦場(BATTLELANDS)」の紹介です

Contents

世界の終末に生き残ったどうぶつたちが、人類の遺産(スクラップ)をめぐって戦いを繰り広げます!

多くの戦場で勝利し、かつスクラップ(おもちゃ・食料・アイテム)を多く獲得したどうぶつたちが勝利するバトルカードゲームです。

ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間 60分

ゲームの概要

プレイヤーは、2ラウンドで各ラウンド3回の計6回の戦闘を行います。戦闘に勝つのは、最も部隊の攻撃力合計が大きいプレイヤーです。戦闘に勝つとたてものカード(スクラップポイント(勝利点)を獲得出来ます。

手番で自分の部隊カードまたは傭兵・装備品カードを1枚ずつ出していきます。各ラウンドが終了するまで手札の補充は出来ません。しかし、自分の手札は7枚なので、3回の各戦闘にどれだけの枚数を出していくのかを考えていかなければなりません。

手番をパスするともうカードを出すことは出来ませんが、その代わりに傭兵・装備品カードを獲得出来ます。傭兵・装備品カードスクラップポイント(勝利点)が付いているので、ゲーム終了時の勝利点になります。よって、パスするタイミングも大事です。

どのタイミングで、どのカードを出すのか?!どのタイミングでパスをするのか?!ジレンマを抱えながら手札を出して行かなくてはなりません。

最もスクラップポイント(勝利点)を獲得したプレイヤーの勝利です。

ゲーム準備

部隊カードです、ひとりのプレイヤーに付き7枚あります。

部隊カードは、各プレイヤーごとに7枚ありますが、微妙に戦闘力が異なっています。

装備カード(上段)と傭兵カード(下段)です。裏は同じです。混ぜて山札として使用します。

たてものカードです、9枚あります。ここからランダムに6枚選びます。

たてものカードにはスクラップポイント(勝利点)があり、戦闘で勝利するとたてものカードを獲得できます。

秘密任務カードです、各プレイヤーは1枚このカードを持ちます。たてものカードをめくった時に、秘密任務発動シンボルがある場合はこのカードの下に手札から1枚カードを裏向きに入れます。このカードの攻撃力の合計が最も大きいプレイヤーはゲーム終了時3点が加算されます。

スタートプレイヤーカードです。

ゲーム準備

各プレイヤーは、自分の部隊カードをを7枚受け取ります。

たてものカードをランダムに6枚選びます。そのうち3枚をうらのまま縦に並べます。

傭兵・装備カードを良くシャフルして山札として置きます。その山札からたてものカードの横に(プレイヤー数-1)の枚数だけ裏のまま並べます。これを増援カードの列といいます・

下の写真は4人プレイの場合です。

秘密発動シンボルカードを1枚ずつ配ります。

スタートプレイヤーはスタートプレイヤーカードを置きます。

以上で準備完了です。

ルール説明

カードの説明

部隊カードは、攻撃力を持っています。戦闘解決時にこの攻撃力を合計します。

また、カードには近接攻撃遠距離攻撃の2種類があります。カードには、それぞれシンボルが記されています。

また、特殊効果をもつ部隊カードもあります。

傭兵カードにも同じように攻撃力と近接・遠距離のシンボルがあります。傭兵カードには必ずスクラップポイント(勝利点)が描かれています。

傭兵カードにも特殊効果をもったカードがあります。

傭兵カードは、ゲーム途中で手札に入ります。ゲーム終了時に自分の傭兵カードスクラップポイント(勝利点)が入ります。

装備カードです、部隊・傭兵カードに重ねることで攻撃力が追加されます。装備カードスクラップポイント(勝利点)があり、ゲーム終了時に得点になります。

特殊効果の例

カードには、いろいろな特殊効果があります。

いくつかの例を説明します。

上段左は、「戦闘終了時に手札にカードを戻す」普通はラウンド終了時までカードは手札に戻りませんが、このカードは戦闘後に手札に戻せます。

上段右は、「自分の戦列のカードをひっくり返してもよい」戦列の部隊カードは裏返すことが出来ます。裏になると攻撃力が1になり装備カードはすべて取り除かれます。この場合は自分の裏返ったカードを再び表にすることが出来ます。

下段左は、「各プレイヤーは自分の場にある攻撃力3以下の部隊・傭兵カードを捨てる

下段右は、「このカードを装着したカードを戦列の右に移動」「各プレイヤーは戦列の最後尾のカードを手札に戻す

など、これ以外にも様々な効果を持ったカードがあります。

ゲーム手順

ラウンド1とラウンド2があり、各ラウンドごとに3回(ターン)の戦闘があります。

スタートプレイヤーを決め、時計回りに手番を行います。

まず、第1ラウンドの1ターン目は1番上の列の建物カードおよび傭兵・装備カードの列を表にします。

もし、たてものカード秘密任務発動シンボルがある場合は、秘密任務カードの下に手札から1枚を裏にして重ねます。

(2ターン目は2列目・3ターン目は3列目を表にします)

手番プレイヤーが出来ることは、以下の2つです。

1.カードをプレイする

手札にあるカードを1枚だけ自分の前に置きます。

カードは、近接シンボルがあるカードは上段・遠距離シンボルがあるカードは下段に並べていきます。後からプレイしたカードは列の右側に並べます。これを戦列と言います。

装備カードをプレイするときは、必ず列の最後尾(最も右側にある)カードのみに装備できます。

下の写真の場合は、赤枠の部隊カードのみに装備カードを重ねることが出来ます。

下の写真のように、装備カード部隊・傭兵カードの下に追加攻撃力が分かるように重ねて置きます。

また、カードに特殊効果があった場合はそれを使用します。

2.パスする

パスをしたプレイヤーは増援カードの列から、スクラップポイント(勝利点)が1番小さいカードを1枚取り、自分の手札に加えます。

プレイヤーが1人のみ残った時は、そのプレイヤーは好きな枚数だけカードをプレイして終了です。

ただし、増援列のカードは(プレイヤー数ー1)枚しかありませんので、最後のプレイヤーは傭兵・装備カードを獲得出来ません!

全員がパスしたら戦闘に入ります。

戦闘開始

すべてのプレイヤーがパスをしたら、戦闘に入ります。

戦闘の解決

各プレイヤーは、自分の前にあるカードの攻撃力を合計します。裏になったカードの攻撃力は1です。

下の写真の場合は、攻撃力9です。

最も攻撃力の高いプレイヤーがたてものカードを獲得します。攻撃力が同じ場合はスタートプレイヤーから時計回りに近いプレイヤーの勝ちです。戦闘に勝ったプレイヤーがスタートプレイヤーカードを受け取ります。

これで1つの戦闘(ターン)の終了です。

次のターンに入ります。ただし、

第1ラウンドの3回の戦闘が終了した場合はラウンドの終了です。

ラウンドの終了

第1ラウンドが終了したら、捨て札を回収して手札に戻します。

新たにたてものカード3枚と傭兵・装備カードを並べます。

第2ラウンドを開始します。

同じように3回戦闘が終了したらゲーム終了です。

得点計算

たてものカード・傭兵カード・装備カードのスクラップポイントを合計します。

秘密任務カードの下にあるカードの攻撃力を合計します。最も攻撃力の高いプレイヤーはスクラップポイント3点獲得します。最も攻撃力が少ないプレイヤーはスクラップポイントを3点減らします。

最もスクラップポイント(勝利点)の合計が多いプレイヤーの勝利です。

感想

最初は手札が7枚なので、第1回の戦闘からカードを多く出すと戦闘に勝つことは出来るでしょうが、第2回・第3回の戦闘に勝つことは難しくなります。早くパスすれば、スクラップポイント(勝利点)の小さいカードを獲得できるので、早くパスするのも得策です。

しかし、4人プレイなら3番目にパスすれば、スクラップポイント(勝利点)が最も高いカードを獲得できるので、どのタイミングでパスすれば良いのか悩みます。最後の1人になるとカードを獲得出来ません。

どのタイミングでどのようにカードを出すのか、かなりジレンマがあります。

また特殊効果がいろいろあるので、それを上手く使いながらカードを効率よく回転させたり、他のプレイヤーのカードを裏返したりと、これもいろいろ考え処です。

手軽に戦闘を楽しめるジレンマ満載のバトル系カードゲームになっていますね、ルールも比較的簡単なので、こういう種類のボードゲームが好きな方は楽しめると思います。

以上「どうぶつの戦場」の紹介でした

バトル系ボードゲームの紹介

おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)

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