ドラダ(DORADA) 「ドイツゲーム」の代名詞となった名作すごろくボードゲーム 30年前のゲームです

B!

 

こんばんは!ボドゲおじさんです。

今回は「ドラダ」の紹介です

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1988年に発売されたボードゲームです。日本のすごろくとは異なる「ドイツゲーム」の印象を植え付けた、ドイツゲームの代名詞的に紹介されるゲームです。ただ、現在なかなか入手困難な状況になっているのが残念です。

ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分

 

ゲームの概要

すごろくゲームです。ただし、遅くゴールするほど得点が高くなります。途中穴に落ちてコマが使えなくなったり、前進・後退マスがあったり、いきなりゴールするマスがあったりします。

今現在は同じシステムのすごろくボードゲームはたくさん発売されています。現代では目新しさはないですが、当時は画期的なシステムのボードゲームとして日本のボードゲーム愛好者に衝撃を与えました。

ゲーム準備

ゲームボードです。蛇のような形ですね。

 

プレイヤーコマです。4個ずつあります。裏面は赤色をしています。これは、穴に落ちたときにひっくり返してそのコマは使用不能になります。(ボードのマスになってしまいます。)

ゲームボードのスタート位置です。

ゲームボードのゴール地点です。点数が書いてあります。

オレンジ色のマス、ここに止まるとゴール地点まで瞬間移動します。

数字が書いてあるマスは、そこに止まった時にその数字分だけ前進または後退します。

穴のようなマス、ここに止まったコマはひっくり返して赤い面にしてマスになってしまいます。つまりゲームから無くなってしまいます。(使用不可となります。)

スタート地点に各プレイヤーのコマを4個重ねて置きます。

以上で準備完了です。(準備はすごく簡単です!)

ルール説明

スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。手番になったらサイコロを振ります。

出た目の数だけ自分の4個のコマの中から好きなコマを1個選び、そのサイコロの目だけ進みます。パスすることはできません。

これを繰り返していきます。

もし、下の写真のように穴のマスに止まってしまったら、コマをひっくり返します。この黄色コマは以後使用できません。このままの状態にしていきます。(つまり単なるマスとなります。)

4個すべて穴のマスに入ったら、そのプレイヤーはゲーム終了です。

数字のマスに止まったら空いているマスの分(コマが無いマス)だけ前進・後退します。すでにコマがあるマスはカウントしません。

下の写真のように、-3のところに止まった緑のコマは、空いているマスの分だけ3つ後退します。青のコマがあるので矢印のところに後退します。ひっくり返してある紫のコマは空きマスとして数えます。

オレンジのマスに止まったら、直ちにそのコマはゴール地点に置きます。

また、他のコマのあるところで止まった場合はその上にコマを重ねます。重ねれた下のコマは上のコマが移動して無くなるまで動くことが出来ません。重なるのは何個でもOKです。

 

ゴールの仕方

ゴール地点よりも大きいサイコロの目を出してもゴール出来ます。

ゴールしたらコマをどんどん重ねます。1番下のコマほど早くゴールしたコマになります。



ゲーム終了条件

穴に落ちて裏返ったコマを除いたコマがすべてゴールしたらゲーム終了です。

得点計算に入ります。1番上にあるコマが100点です。以下下にいくにしたがって下の写真のような得点になります。上から8個以上のコマはすべて10点です。

得点合計が1番多いプレイヤーの勝利です。

感想

最初に書きましたが、現在では似たようなシステムのすごろく系ボードゲームはいろいろありますが、当時としては斬新なシステムでした。

似ているすごろく系ボードゲームの紹介はこちらです。

単純なルールなのでボードゲームを初めてやる方などにはぴったりです。すごろくなのでサイコロを振る楽しさがあります。4個どのコマを動かしても良いというところがまた悩ましいです。

最近はほとんど手に入れるのが困難な状況なので残念ですが、もしプレイする機会があればぜひ!

おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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