どっちの始末SHOW(ショウ)変則トリックテイク系カードゲーム「5本のキュウリ」の進化系?! ボードゲーム

B!
 

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「どっちの始末SHOW」の紹介です

Contents

プレイヤーは会社の課長となり、不出来な部下の不始末を丁寧に正確に上司に報告しなければなりません。緊急度の高い始末書を出来るだけ早く上司に報告しましょう。緊急度の高い始末書を報告できなかった課長は減給処分となります。 しかし、上司は緊急度の低い始末書はなかなか容易に受け取ってはくれません。先に提出する始末書はどちらなのか・・・。 という設定で始まるトリックテイクのカードゲーム「どっちの始末SHOW」です。「5本のキュウリ」というゲームの進化系のカードゲームです。 5本のキュウリ」の紹介はこちら
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間 20分

ゲームの概要

各プレイヤーはカードを時計回り出していきます。右隣の出したプレイヤーのカードの数字以上のカードを出さなくてはなりません。 もし、出せない場合は手札にある1番低い数字を出します。1番大きい数字を出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなりカードを出します。 これを繰り返していきます。 最後の1枚のカードを出した時、1番大きな数字を出したプレイヤーが、その出したカードとその中で1番数字の小さいカードを受け取ります。これが失点となります。 つまり途中に出したカードは全くゲームの得点とは関係がありません。最後に出したカードのみが失点となります。 これを何回か繰り返し、1番多くの失点をかかえたプレイヤーの敗北となります。

ゲーム準備

始末書カードです。1から12まで(7・9は無い)の10枚のカードが各6枚の60枚あります。いろいろな部下の不始末が報告書に書かれています。

 しかし、このゲームでは始末書の内容は全く関係ありません。大事なのは左上の数字だけです。 数字が大きいほど部下の不始末は大事になっていますね。

ルール説明

カード60枚(3人の時は50枚)をよくシャフルして、最初に1枚づつ表にして各プレイヤーの前に置きます。これが最初の失点カードとなります。
1.カードの分配
各プレイヤーに裏のまま10枚づつカードを配ります。 1番失点カードの数字が大きいプレイヤーがゲーム最初のスタートプレイヤーとなります。
 2.カードを渡す
各プレイヤーは手札の10枚のカードから2枚を選び、右隣のプレイヤーに同時に2枚のカードを渡します。
3.カードの提出
スタートプレイヤーは、カードを1枚表にして出します。各プレイヤーは、時計回りに今出したカードの数字以上のカードを場に出します。 注意 カードを複数枚出すことも出来ます。ただし、複数枚出すためにはある条件が必要です。それは後で説明します。 1番大きな数字を出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。(同じ数字が複数枚あるときは後から出したプレイヤーがスタートプレイヤーになります) 下の写真は、スタートプレイヤーが「5」を出しました。時計回りに各プレイヤーは、それ以上の数字を出しました。よって「10」を出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーです。 もし、数字以上のカードを出せないまたは出したくない場合は、手札の中の最も低い数字のカードを場に出します。 下の写真は、下の「3」から始まりましたが、右のプレイヤーは「12」がないので、1番数字の低い「2」のカードを出しました。よって、「12」を出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなります。 ゲーム途中で、カードを出せないため手札の最も低い数字のカードを出した回以降は、スタートプレイヤーはカードを複数枚出すことが出来ます。 「2」を2枚・「4」を3枚・・・など、同じ数字の複数枚を出せます。 下の写真は「2」の2枚組をスタートプレイヤーが出しました次のプレイヤーも2枚組を出していきます。「6」の2枚組を出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。 複数枚の場合も、もし数字以上のカードを出せないまたは出したくない場合は、手札の中の最も低い数字のカードをその枚数だけ場に出します。 注意 ただし、複数枚出すときは手札が無くなってしまうような出し方は出来ません。つまり、最後の回は必ず手札が1枚残るようにしなければならないのです。 最終回の各プレイヤーの手札が1枚になったとき、スタートプレイヤーはその1枚を出します。 最後に1番大きい数字のカードを出したプレイヤーは(複数枚あるときは後から出したプレイヤー)、自分が出したカードその場にある1番数字の低いカードを受け取り、自分の前に表にして置きます。つまり2枚のカードを受け取ります。 これで1ラウンド終了です。また捨て札をよくシャフルして1.カードの分配に戻ります。

ゲーム終了条件

自分の前にある失点カードは同じ数字のカードが1枚だけのときは失点となりません。2枚目以降からその数字が失点となります。 例えば下の写真の場合は、まだ失点0点です。 下の写真の場合は、失点は2点+5点=7点となります。 各ラウンド終了時に、失点が12点以上になったプレイヤーが敗北となります。

感想

トリックテイク系のカードゲームですが、途中のカードを出すときはカードの獲得などは全くありません。大事なのは最後のカードだけという独特のシステムのカードゲームになっています。 このシステムは「5本のキュウリ」というカードゲームが基本になっています。そのゲームをスピーディーな感じに進化させたカードゲームです。 最初にカードを2枚右隣に渡すのと、複数枚カードが出せるところが「5本のキュウリ」と異なっていますね。 複数枚出せることによって、スピーディーになったという点と、他のプレイヤーの低い数字カードを一気に吐き出させることが出来るのが面白いですね。 変わったトリックテイク系のカードゲームを探している方にはぴったりのカードゲームです。ぜひ一度プレイしてみて下さい。

以上「どっちの始末SHOW」の紹介でした。

おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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