こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「フォッペン」の紹介です
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「フォッペン」とは「おバカ」と言う意味だそうです。どうなるとおバカになってしますのでしょうか?緑色の箱で有名なフリードマン・フリーゼのカードゲームが日本語版となって発売されました。(昔ゲーム雑誌の付録に付いていてゲームだそうです)
フリードマン・フリーゼと言えばボードゲームの名作「電力会社」がリメイクされて今度発売されますね!(2019年6月17日現在)
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 4人~8人 ゲーム時間 15分
ゲームの概要
自分の手札を早く出しきることが目的のゴーアウト系のトリックテイキングカードゲームです。このゲームの目的は、トリックに勝つことではありません。そのトリックで1番弱いプレイヤーが次のトリックに参加できなくなるカードゲームなのです。
最初に出たカードと同じ色のカードを出さなければなりません(マストフォロー)。無い場合は異なる色の数字カードを出します。
すべて同じ色の場合は1番小さい数字を出したプレイヤーが最弱です。異なる色があるときは、異なる色で1番小さい数字を出したプレイヤーが最弱です。
各トリックごとに最弱のカードを出したプレイヤーは、次のトリックに参加できなくなります。よって、すべてのトリックに参加できればゲームに勝つことが出来るのです。
いずれかのプレイヤーが手札を出し切った時に、残った手札の数字の合計が失点となります。これでラウンド終了です。
これを繰り返し、80点以上の失点を出したプレイヤーのが出たらゲーム終了です。失点が1番少ないプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
カードです。各カードには数字が書いてあります。
緑は、2から27までの26枚・赤は2から23までの22枚・黄色は2から21までの20枚・青は2から15までの14枚と各カードの枚数は異なっています。
1の数字のカードが6枚あります。カードの色はありませんので、最初に出した色(リードカラー)の1となります。
フォッペンデスクです、これを置かれたプレイヤーは次のトリックに参加できません。
プレイヤー人数ごとに使用するカードの枚数を表しています。このゲーム4人から8人となっていますが4人の時のカードの枚数を書いてあるカードが入っていません(その後ミスということでホームページに訂正が出たようです)。
4人プレイ時は、緑2から17・黄色2から11・赤2から13・青2から8です。
例えば左は5人プレイ時の枚数です。
7人・8人の時はフォッペンデスクを2枚使用します。つまり2人がトリックに参加できないということです。
ルール説明
使用するカードをすべてよくシャフルして、全員に均等に12枚配ります(8人プレイ時は11枚)。
スタートプレイヤーを決め、時計回りに手番を行います。手番で行うことは簡単で、カードを場に1枚出すだけです。これを1トリックと呼びます。
最初の出されたカードの色をリードカラーと呼びます。左隣のプレイヤーは、同じ色のカードが手札にあればそれを出さなくてはいけません(マストフォロー)。
ただし1のカードは手札にリードカラーのカードがあっても出すことが出来ます。出した場合はリードカラーの1となります。
無い場合は、好きな色のカードまたは1のカードを出します。
最弱の判定
写真は下のプレイヤーがスタートプレイヤーとします。
1.すべて同じ色の場合は1番小さい数字を出したプレイヤーが最弱です。
1はリードカラーの1となります。
2. 異なる色があるときは、異なる色(リードカラー以外)で1番小さい数字を出したプレイヤーが最弱です。
最初に1が出た場合は、次に出したカードの色がリードカラーになります。
3.1のカードまたはリードカラー以外の同じ数字のカードが出た場合は、後から出したプレイヤーが最弱です。
最初のトリックは全員が参加出来るので、全員が1枚ずつ出して最弱プレイヤーを決めます。最弱プレイヤーはフォッペンデスク(おバカデスク)を受け取ります。
2トリック目以降は、フォッペンデスクを持っているプレイヤー以外がトリックに参加します。各トリックで最弱プレイヤーが決まるごとにフォッペンデスクがそのプレイヤーに移動します。
これを繰り返していきます。手札が無くなったプレイヤーがでたら、そのトリックを終わりまで行い1ラウンド終了です。
得点計算の方法
手札に残ったカードの数字合計が失点となります。1のカードはマイナス5点です。
手札を出し切ったプレイヤーは+10点です。ただし、手札を出し切ったトリックでフォッペンデスクを受け取った時は0点となります。
下の写真の場合は、6+4+3=マイナス13点です。
下の写真の場合は、7+2+5=マイナス14点です。
各プレイヤーの点数を記録して次のラウンドに入ります。
ゲーム終了条件
ラウンド終了時の得点計算でマイナス80点を越えたプレイヤーが出たらゲーム終了です。最も失点の少ないプレイヤーの勝利となります。
感想
マストフォローのトリックテイクのカードゲームは、普通特定の色を無くしていくパターンが多いです。例えば、赤の色のカードを手札から早めに無くすとか・・・。
しかし、このゲームはフォロー出来ないと最弱となってゲームに参加できなくなる可能性が高く、非常に不利になります。何故なら手札を無くすことが目的で、残った手札の数字が失点になってしますので・・・。
逆に、すべての色のカードを少しずつ残す方フォッペンデスクを受け取らなくて済む可能性が高いかな?!。普通のマストフォローのトリテとちょっと違う感覚です。
最短で12トリックですから、4人プレイなら平均して3回はフォッペンデスクを受け取る可能性があります。いかにフォッペンデスクを受け取るのを少なくしていくのか、また数字の大きいカードをどのように処理していくのか悩みどころですね。
後出来るだけ大きい数字は早く無くした方が良いでしょう。早く出せばトリックに勝つことも出来て、次のスタートプレイヤーになれるので有利です。手札に残っているカードの数字が失点になりますから、大きい数字のカードは早めに処分したい。
しかし、どのプレイヤーも同じことを思っているでしょうから、上手くいくとは限りませんが・・・。
また、カードの枚数が色ごとに異なり最大の数字も異なるので注意が必要です。緑色のカードと青色のカードの最大値の数字はかなり違いますので、カウンティングも難しそうです。
カウンティングというような難しいことを考えなくても、皆でおバカ決定戦のカードゲーム言いながら楽しく遊ぶカードゲームと思って楽しく遊んでも面白そうですね!
以上「フォッペン」の紹介でした
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