ITO ルール&レビュー 価値観の違いを楽しもう! 協力系 ボードゲーム

B!

こんにちは!ボドゲおじさんです!

今回は「ITO」の紹介です

Contents

みんなでテーマに沿って表現をして、数字の小さい順にカードを出していきましょう!

伝わりそうで伝わらない価値観の違いを楽しむゲームです。

ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~10人 ゲーム時間 30分

ゲームの概要

ルールは「クモノイト」ルールと「アカイイト」ルールの2つがあります。今回は「クモノイト」ルールの説明です。

テーマカードを1枚決定します。ラウンドを3回行います。その後ナンバーカードを各プレイヤーラウンド数と同じ枚数だけ配ります。

各プレイヤーはナンバーカードの数字をみてテーマに沿った言葉を決めてお互いに発表します。ナンバーカードの数字は決して発言してはいけません!

お互いに相談しながら、小さい数字のナンバーカードから順番にカードを表にして置いていきます。すべてのカードが昇順(小さい数から大きい数)に並べば成功です。

もし、失敗すると飛ばされた(抜かされた)カードの枚数だけライフを失います。ライフが無くなる前に3ラウンドでカードをすべて出しきったら成功です。

ゲーム準備

ナンバーカードです、1~100までの数字が書いてあり100枚あります。

テーマカードです、1枚のカードに2枚のテーマが書かれています、50枚あります。

ライフカードです、ライフが最初3個ありすべて失うとゲームオーバーです。

テーマカードナンバーカードをそれぞれ良くシャフルして山札として中央に置きます。

ライフカードの3の面を表にして置きます。

以上で準備完了です。

ルール説明

ラウンドを3回行います。

テーマの決定

ラウンドの最初に、テーマカードを2から3枚程度表にして、プレイヤー全員でどのテーマにするかを決めます。

テーマが決まったら、ラウンド数と同じ枚数のナンバーカードを各プレイヤーに裏のまま配ります。(第1ラウンド1枚・第2ラウンド2枚・第3ラウンド3枚)

例えば下の写真の場合は「生き物の大きさ」というテーマに決めました。

宣言

各プレイヤーは配られたナンバーカードの数字を見て、そのテーマに沿った「言葉」を宣言します。

例えば各プレイヤーの数字が下の写真のようだったします。

5のプレイヤーは「アリ」・93のプレイヤーは「クジラ」など、数字が大きい程大きい生物を宣言する訳です。

66とか34辺りのプレイヤーはどう表現すればいいのかをよく考えて宣言します。

当たり前ですが、ナンバーカードの数字を言ったら即ゲーム終了で、プレイヤー全員の敗北になります。

フリートーク&カードを出す

フリートークをしながら、ナンバーカードを数字の面を表にして中央に出していきます。どのプレイヤーが出しても構いません。

数字の小さい方から大きい方になればいいので、ドンドンカードを出していきます。

最初に宣言した言葉は他のプレイヤーの言葉を聞いてフリートーク中もドンドン変えても構いません!

もし、自分より大きい数字のカードが出たら、そのプレイヤーは「ストップ」と言います!ゲームはすぐに中段します。

そのとき出されたナンバーカードの数字より小さい数字のナンバーカードを持っているプレイヤーはそのカードを見せて脇に置きます。

そのナンバーカードの枚数だけライフを減らします。ライフカードを変更します)

例えば下の写真の場合は矢印の順にカードが出されれば成功です。

しかし、もし19のカードの次に66のカードがでた場合は34のカードを持っているプレイヤーは「ストップ」を宣言してそのカードを脇に置き、ライフを1減らします。

全員がナンバーカードをすべて出したらラウンド終了です。

次のラウンドに移ります。

ライフを+1します(すでにライフが3の時は+1しません)。

テーマを決め直してナンバーカードを各2枚配ります(ラウンド2の場合)。

第3ラウンド

第3ラウンドだけは、テーマが決まったらナンバーカードを1枚めくり表にしてテーマカードの横に置きます。みんなでそのナンバーカードの宣言(言葉)を決めます。

それをヒント(基準)にしてフリートークを行っていきます。

例えば下の写真の場合、テーマが「かわいいもの」だったら44を何にするかを決めます。

例えば44を「子犬」にして、それを基準にして自分のナンバーカードの宣言をするわけです。

ゲーム終了条件

ゲーム途中でライフが0になったら、ゲーム終了です。この場合は全員が敗北です。

3ラウンド終了までにライフが0にならなければ、成功です。全プレイヤーの勝利です。

感想

うーん難しいですね。各プレイヤーの感じ方がやはり違うのが良く分かりますね・・・。

3人でプレイしても第3ラウンドでは9枚のナンバーカードを小さい順に出すのはかなり大変でした・・・(というより失敗でした)。

それぞれの人の物に対する感じ方が違うことや、同じような感じ方をする人がいることなど、いろいろなことを感じさせてくれますね!

こういうゲームはそれをどう楽しめるかによってゲームの感じ方がかなり異なりそうです。私は「DIXIT」とかが大好きなので、こういうゲームは好きです。

プレイするメンバーによってかなり印象が変わるゲームだと思います。

アカイイト」ルールもあるので今度また紹介します。

以上「ITO」の紹介でした

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