宝石泥棒 貴族から宝石を奪い取りましょう! でも奪いすぎると負けです! バッティング系カードゲーム ボードゲーム

B!

 

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「宝石泥棒」の紹介です

Contents

盗賊は貴族を襲って宝石を強奪します。しかし、最も宝石を獲得した強盗は、強盗団に襲われてしまうのです。つまり、宝石を2番目に多獲得した盗賊がもっとも賢いのです!

バッティング系カードゲーム「宝石泥棒」です。2番目に宝石を多く獲得したプレイヤーの勝利です。

ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間 10分

ゲームの概要

ランダムに貴族カードを1枚場に出します。プレイヤーは一斉に自分のカードを裏にして1枚出します。基本的に、1番大きい数字のカードを出したプレイヤーが、その貴族カードに描かれている宝石を獲得します。同時に、1番小さい数字を出したプレイヤーはその数字の分の宝石を獲得します。

これを8回繰り返して、2番目に多くの宝石を獲得したプレイヤーの勝利です。

ゲーム準備

盗賊カードです、0から7までの数字のカードがあります。各プレイヤーにこの1組が配られます。

全部で5色の5人分あります。

貴族カードです、9種類の14枚あります。

 

宝石です、どう見ても鉱石に見えますが・・・。

左の銅色が宝石1個・中央の銀色が宝石5個・右の金色が宝石10個を表します。

各プレイヤーに同じ色の盗賊カードの0から7の8枚セットを配ります。

貴族カード14枚をよくシャフルして、山札として中央に置きます。

1枚目の貴族カードをめくります。

以上で準備完了です。

ルール説明

各プレイヤーは手札の盗賊カードから1枚を選び、裏のまま場に出します。

そして、一斉にカードを表にします。

1番大きい数字のカードを出したプレイヤーは、その貴族カードを獲得したことになります。その貴族カードの指示に従います。

また、1番小さい数字のカードを出したプレイヤーは、その数の宝石を受け取ります。

下の写真の場合は、6のカードを出したプレイヤーは5個の宝石を受け取ります。同時に2のカードを出したプレイヤーは、2個の宝石を受け取ります。

1番大きい数字を複数のプレイヤーが出した場合は、複数のプレイヤーがその貴族カードの指示に従います。

下の写真の場合は、4を出した2人のプレイヤーは右または左のプレイヤーに2個の宝石をストックに戻させます(同時に指差しで指示します)。そして、1の数字を出したプレイヤーは、宝石を1個受け取ります。

注意 ただし7のカードが複数出た場合は、7を出したプレイヤーは貴族カードの効果を受け取れません。2番目に大きい数字を出したプレイヤーが貴族カードの指示に従います。

1番小さい数字のカードを出したプレイヤーが複数いた場合は、そのプレイヤー全員がその数字の数の宝石を取ります。

下の写真の場合は、3のカードを出したプレイヤーが2人とも3個の宝石を受け取ります。

全員が同じ数字のカードを出した場合は、全員が何も受け取ることが出来ません。

貴族カードの効果説明

プラスの数字が書かれている場合は、その数の宝石を獲得できます。

マイナスの数字の場合は、宝石をその数字だけストックに戻します。

下の写真の場合は、左のカードは、プレイヤーの左または右のプレイヤーのどちらかが宝石を2個ストックに戻させます。

右のカードは、宝石5個をストックから取って、左または右のプレイヤーのどちらかに宝石を渡します。

下の写真の場合は、左のカードはストックから宝石を2個取って任意のプレイヤーに渡します。

右のカードは、ストックから0個または8個の宝石を受け取ります。

ゲーム終了条件

盗賊カードを出すことを8回繰り返したらゲーム終了です。

得点計算

宝石の個数を数えます。2番目に宝石の数が多いプレイヤーの勝利です。

感想

各プレイヤーが同じ数字のカードのセットもっていて、一斉にカードを出して表にするところは、「ハゲタカのえじき」に似ています。1番大きい数字の7を同時に出すとバッティングするのも似ていますよね。

2番目のプレイヤーが勝ちというのは、「2位じゃダメなんですか?」に似てます。ちなみに「ウントチュース」は2位の人だけカードが獲得できないカードゲームです。

ただし、貴族カードがただ宝石を獲得できるカードだけではなくて、他のプレイヤーに宝石を渡したり、宝石を取られたりするカードなので、その点が異なります。また、1番数字の小さいカードを出したプレイヤーも宝石を獲得できるので、ゲームの感じは異なりますね。

カードが8枚なので、カウンティングも大事ですね。どのプレイヤーが7とか6あたりを出したのか出していないのかを記憶しておくと有利です。特に7を出したか出さないかは最低限確認しておく必要がありますよね。

同時にカードを出して、一斉にカードをめくるだけなのでゲームがサクサク進みテンポが良いので、2・3回すぐにプレイ出来る点が良いし、カードをめくるたびに一喜一憂したりして楽しいです。

カードを出しても、自分の思い通りにならないもどかしさを楽しむカードゲームですかね?!

上級ルールだと、貴族カードをランダムに8枚選びプレイヤーに見せます。その後そのカードをシャフルして、山札として1枚ずつめくっていくとなっています。このルールだと出てくる貴族カードがすべて分かっているので、かなりのゲーマーズゲームになるのではないでしょうか。

ただ、カードゲームとしては箱がちょっと大きいのが残念なところです、もっと小箱のサイズにして持ち運びが楽な方がもっと良かったと思いました。

以上「宝石泥棒」の紹介でした

おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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