こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「タンタンキャラバン」の紹介です
Contents
タンタン市場の大通りを散策し、貴重な地元工芸品を手に入れましょう。ただし、ネズミと盗賊には注意です!
セットコレクション系のカードゲームです。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
ゲームの目的は、カードを集めて得点を稼ぐことです。
手番ですることは、1.市場にあるカードを財布からお金を支払い購入し手札とします。
山札から市場にカードを補充します。
または、2.手札から同じ種類のカード任意の数だけキャラバンの場所に置きます。
キャラバンの場所が全て埋まったら、手番プレイヤーから順番に時計回りに、キャラバンにある同じ種類のカードを獲得していきます。
ただし、特殊カードのネズミカードがキャラバンの中にある場合は、手番プレイヤー以外のプレイヤーは、追加でネズミカードを1枚取って手札から1枚カードを捨てなくてはなりません。
これを繰り返し、獲得したカードの点数を合計して、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
工芸品カードです、左上の数字が価値(得点)を表します。価値が2~7のカードがまであり計69枚あります。
また、カードの右上の数字はお金を表しています。
左から、ランプカード・王女カード・商人カードです。
ランプカードの得点は、獲得した枚数の2乗です。(例えば4枚なら4×4=16点)
王女カードの得点は、ゲーム終了時に最も多くの王女カードを持っている場合「最大の工芸品カードの数×王女カードの数」で
商人カードの得点は、ゲーム終了時に最も多くの商人カードを持っている場合「工芸品カードの種類×商人カードの数×2」です。
左からネズミカード・盗賊カードです。
この2つのカードは獲得するのではなく、獲得した時にすぐに効果を発動して捨て札となります。
ネズミカードは、獲得した自分のカード1枚を捨てます。
盗賊カードは、他のプレイヤーの手札から盗賊カードを捨てた枚数だけカードを取ります。
ゲームボードです。上段がキャラバン・下段が左から財布・市場・山札置き場となっています。
準備
カードを良くシャフルしてゲームボードの下段の右に山札として置きます。(2人・3人プレイ時はカードを何枚か抜きます)
山札の上からカードを、左から順番に財布と市場の位置に並べます。
以上で準備完了です。
ルール説明
スタートプレイヤーを決め時計回りに手番を行います。
手番では、次の2つの内のどちらか1つを行います。
(ただし、手札が7枚の時は必ず2になります)
1.市場からカードを購入する
2.キャラバンにカードを置く
1.市場からカードを購入する
財布の場所に置かれたカードの右上の数字が市場で購入できる金額となります。また、市場の位置の上に描かれている数字がそのカードの価格です。購入金額以内のカードを好きな枚数だけ購入します。
ただし、手札上限は7枚ですのでそれを越える枚数を購入することは出来ません!
カード購入後は、財布カードの位置にあるカードをキャラバンの空いている最も左の位置に移動し、市場カードを左に詰めて移動します。市場の空いた位置に山札からカードを補充します。
例えば下の写真の場合は、購入金額が5金となります。(小さくて見えませんが数字の5が書いてあります)
下の写真の場合は、手番プレイヤーは市場の上に描かれている2と3の数字の計5金で2枚のカードを購入しました。
その後、財布の位置にあるカードを上のキャラバンの位置に移動し、市場の1番左のカードが財布の位置に移動します。市場にあるカードを左に詰めます。
市場の空いた位置に山札からカードを補充します。
もし、キャラバンの位置のカードが全て埋まったら、キャラバンカードの分配に入ります。
2.キャラバンにカードを置く
手札にある同じ種類のカードを好きな枚数だけキャラバンの空いている最も左の位置に配置します。
下の写真の場合は、4の価値の工芸品カードを1枚置きました。
下の写真の場合は、2の価値の工芸品カードを2枚出しました。
もし、キャラバンの位置のカードが全て埋まったら、キャラバンカードの分配に入ります。
キャラバンカードの分配
その時の手番プレイヤーは、キャラバンの位置にあるカードから好きな同じ種類のカードを全てとります(ネズミカードを除く)。
取ったカードは自分の前に並べます。
時計回りに次のプレイヤーが同じ種類のカードを全て取るというのを最後のプレイヤーまで繰り返していきます。
ただし、キャラバンの位置にネズミカードがある場合は、2番目のプレイヤー以降は自分が取ったカードに追加して1枚ネズミカードを取り同時に自分の前にあるカードを1枚捨てます。(ネズミカードも捨てます)
ネズミカードが複数枚ある時は、ネズミカードが無くなるまでプレイヤーは1枚カードを捨てていきます。
(もし、ネズミカードが場に3枚ある場合は、手番プレイヤー以外全員が自分の前にあるカードを1枚捨てる訳です。)
盗賊カードの場合は、盗賊カードの効果を使用した後に盗賊カードは捨てます。
下の写真の場合は、青の王女カードと赤の4の価値の工芸品カードは2枚同時に取れます。それ以外のカードは1枚だけ取れます。手番プレイヤーはネズミカードを取ることは出来ません!
手番プレイヤーが最初に価値4の工芸品カードを2枚獲得しました。
注意 次のプレイヤーからは、ネズミカードがキャラバンある場合は、必ずネズミカード1枚と他のカードを取らなくてはなりません!
2番目のプレイヤーは王女カード2枚を取り同時にネズミカードを取りました。2番目のプレイヤーは自分の前にあるカードを1枚捨てます。ネズミカードも捨てます。
その後3番目・4番目プレイヤーはカードを1枚ずつ取りキャラバンの位置に残ったカードを左に詰めて移動します。
以上でキャラバンの分配の完了です。
アクションを行い、キャラバンの分配も完了したら手番終了です。左隣のプレイヤーの手番になります。
以上を繰り返していきます。
ゲーム終了条件
山札が尽きたあとに、キャラバンの位置がすべて埋まりキャラバンの分配が完了した時点でゲーム終了です。
得点計算
工芸品カードはその数字が点数です。
ランプカードは枚数の2乗が点数です。
王女カードの得点は、ゲーム終了時に最も多くの王女カードを持っている場合「最大の工芸品カードの数×王女カードの数」で
商人カードの得点は、ゲーム終了時に最も多くの商人カードを持っている場合「工芸品カードの種類×商人カードの数×2」です。
下の写真の場合は、工芸品カード3×3枚+4×1枚+5×2枚+7×2枚=37点・ランプカード3×3=9点の計36点です。
もし、王女カードを最も多く持っていた場合は、3枚×3枚=9点が追加されます。
もし、商人カードを最も多く持っていた場合は、4種類×1枚×2=8点が追加されます。
感想
セットコレクション系のカードゲームはたくさんありますが、この「タンタンキャラバン」のシステムと似ているゲームはあまりないような気がします。
カードの獲得の仕方が普通のセットコレクション系と違いますね、すぐ獲得できるのではなくて1回市場から手札に加えた後に、キャラバンに配置して、その後キャラバンがすべて埋まったら獲得するという2段階のシステムになっています。
よって、ある程度手札を貯めて置いてどのタイミングでキャラバンを満杯にしてどのカードを獲得するのかの読み合いが面白いですね。ネズミカードがある場合には上手く自分の手番でキャラバンを埋めて他のプレイヤーを邪魔することが出来ます。
また、財布の位置にあるカードによって買える金額が変わるので、上手く市場のカードを買って、次のプレイヤーには少ない金額のカードが移動するようにすることも戦略の1つになります。
正直そんなに期待していた訳ではなかったので(スイマセン)思った以上に楽しかった!
これは、これから活躍するゲームになりそうな予感がします。
以上「タンタンキャラバン」の紹介でした
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