酔いどれ猫のブルース 猫カードで猫カードを競る?不思議な感覚のカードゲーム 名作 ボードゲーム

 

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「酔いどれ猫のブルース」の紹介です

Contents

夜の猫がブルースを唸ります。オーディションではカルテッド(4人組)の猫を手に入れようと、マネージャーたちが高値で猫たちを獲得しようとしています。

ライナークニツィアによる独特の競りでカードを獲得してしていく、セットコレクション系のカードゲームです。

ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~6人 ゲーム時間 30分

ゲームの概要

各プレイヤーは、場にある猫カードを競り落としていきます。4枚の同じ数字の猫カード(カルテット)が出来たら、それを場に出して、数字の分のネズミカードを受け取ります。

ネズミカードが無くなるか、山札が無くなるとゲーム終了です。ネズミカードが1番多いプレイヤーの勝利です。

ただし、競りの時はお金でカードを競り落とすのではありません。同じカードで同じカードを競りで獲得していくという独特のカードゲームとなっています。どのカードを競りで捨て、どのカードを獲得するのかかなり悩みの多いゲームです。

ゲーム準備

猫カードです。1から5までの数字が入ったカードが15枚ずつあります。同じ数字の猫も違ったイラストが描かれていて絵に凝ったカードがたくさんあります。

右下のカードはジョーカーカードです。どの数字としても使えて便利ですが、その分ペナルティもあります。

ネズミカードです。24枚あり、猫カードの4枚組をつくることによって獲得できます。

ネズミカード24枚(4人以下の時は20枚)をまとめて重ねて場に置きます。

猫カードをよくシャフルして、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。残りの猫カードは山札として場に置きます。

以上で準備完了です。

ルール説明

各プレイヤーは、手番になったら以下の順にプレイします。

カードをめくる

山札から1枚ずつカードを表にして並べていきます。

【同じ数字のカードが出る】または【ジョーカーカードが出る】のどちらかが起こった時点で、カードをめくるのを止めます。

下の写真は、同じ数字が出た場合です。

下の写真は、ジョーカーカードが出た場合です。ジョーカーカードが出て止める場合は、各プレイヤーは山札から1枚ずつカードを手札に加えます。

カードを競り落とす

場に表になった猫カードすべてを1まとめにして、そのカードを競り落とします。山札をめくったプレイヤーから時計周りに競りを行っていきます。

競りの方法・カードの強さ

競りは手札の猫カードで行います。猫カードは枚数が多い程強くなります。強さは以下のようになります。

1枚<2枚のバラ<2枚の同じ数字<3枚のバラ<3枚の同じ数字<・・・

同じ枚数の時は数字が大きい方が強くなります。例えば「2」2枚より「5」2枚の方が強くなります。

バラに強さはありません。「1」「4」の2枚のバラと「2」「3」の2枚のバラは同じ強さです。

下の写真は強さの例です。

時計回りに、言葉で「3」の2枚と言うように宣言していきます。次のプレイヤーはそれより強いカードを宣言しなければなりません。(例えばバラ3枚など

もし競りに参加したくない場合はパスを宣言します。パスを宣言したら、その回の競りにはもう参加できません。

1人を除き全員がパスしたら、競りは終了です。競りに勝ったプレイヤーはその宣言した猫カードを公開してから捨て札の山に置きます。そして、今競りで獲得したカードを手札に加えます。

カルテットを出す

競りに勝って猫カードを獲得したプレイヤーは、同じ数字の猫カードが4枚(カルテッド)あれば(ジョーカーカードを含んでも良い)その4枚のカードを表にして自分の前に並べます。その数字と同じ枚数のネズミカードを受け取ります。

4枚の組は2組以上出しても構いません。

重要 猫カードの4枚組を出せるのは競りに勝った時のみです。

下の写真は、「4」の4枚組(カルテッド)です。

下の写真は、「1」の4枚組(カルテッド)です。ジョーカーカードが1枚含まれています。

ジョーカーカード4枚でもOKです。この場合は1から5の好きな数字の4枚組として構いません。その枚数のネズミカードを受け取ります。

ジョーカーカードは4枚で場に出さないで捨てることも出来ます。何故そのようにするかというと、手札と場にあるジョーカーカードはゲーム終了時にペナルティがあるからです。

競り落としたプレイヤーが、次に山札をめくります。

これを繰り返していきます。

ゲーム終了条件

山札が無くなるか、ネズミカードが無くなった時点ですぐゲーム終了となります。

得点計算

手札と自分の前にあるジョーカーカードの枚数も数えます。ジョーカーカードを1番多く持っているプレイヤーは、ネズミカードを5枚捨てます。

その後、ネズミカードの枚数を数えます。1番多くのネズミカードを持っているプレイヤーの勝利です。

感想

競りに勝つためには数字が大きいカードを出さなければなりません。しかし、場に出す4枚組は数字が高い方がネズミカードを多くもらえます。なんというジレンマ、さすがライナークニッツィアですね!

普通競りのゲームの場合は、お金でチップで商品チップなどを競るのが多いパターンですけで、このカードゲームは、猫カードで猫カードを競るという本当に変わったカードゲームです。

同じカードゲームにやはり同じライナークニッツィアの「マネー」というゲームがありますね。なんで同じようなゲームを2種類もだしたんですかね?

また、ジョーカーカードの存在も悩ましいです。たくさん使えば4枚組がいっぱい作れる、しかし最後に5枚マイナスはかなり大きいペナルティです。4人プレイならネズミカード20枚なので1人平均5枚ですからね・・・。

6人でやると24枚のネズミカードしかないので、ジョーカーカードを多く取るのは致命的ですね・・・。

あとカードのイラストが味があって良いですよね!!

独特のシステムを持ったカードゲームです。ぜひ一度プレイしてもらいたいです。

以上「酔いどれ猫のブルース」の紹介でした。

おじさんの独断ボードゲーム評価 8点(10点満点)

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