こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「シュティッヒルン」の紹介です
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メイフォロー系カードゲームの名作「シュティッヒルン」です。最初プレイするとなんだかよく分からない?のですが、やればやるほど面白さと難しさが分かってくる名作カードゲームになっています。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 3人~6人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
各プレイヤーは15枚の手札の中から、マイナスカラーを決めます。ゲームはメイフォローのトリックテイキングです。しかし、マイナスカラーのカードを取ると失点になります。
マイナスカラー以外のカードは、1枚1点となります。上手くカードを出して、マイナスカラー以外のカードを獲得していきます。
ゲーム準備
カードが90枚、6色で0から14まであります。
プレイ人数によって使用するカードの枚数が異なります。
6人 すべてのカード90枚
5人 紫色を除いた75枚
4人 紫色すべてとそれ以外の12~14を除く60枚
3人 紫色すべてとそれ以外の9~14を除く45枚
カードをよくシャフルして、各プレイヤーに15枚ずつ配って準備完了です。
ルール説明
メイフォローのトリックテイキングのカードゲームで、14回のトリックテイク終了後、獲得したカードで得点計算します。
最初に手札から1枚カードを選び、裏にして出します。各プレイヤーは、一斉に出したカードを表にします。これが、失点カード(マイナスカラー)の色となります。つまり出した色のカードを獲得すると、そのカードの数字だけマイナス点となります。
それ以外の色のカードは獲得すると1枚プラス1点です。
例えば、下の写真の場合は灰色の2なのでこの時点でマイナス2点です。このプレイヤーはゲーム中灰色のカードを獲得するとその数字だけマイナスとなる訳です。
下の写真のように、各プレイヤーが最初にマイナスカラーカードを1枚ずつカードを出します。
スタートプレイヤーを決め、カードを1枚出します。時計回りに各プレイヤーは1枚ずつカードを出していきます。1周したら誰がカードを獲得するかを判定します。また、最初の1枚目のカードををリードと言います。出すカードに制限はありません。好きなカードを出せます。
カードを獲得したプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなります。
カードを獲得する条件
リードで出されたカードの色以外の色がすべて切り札となります。「0」のカードは切り札になりません。
1.カードの色がすべて同じ場合は、1番大きい数字を出したプレイヤーが勝ち(カードをすべて獲得します)です。
下の写真の場合、リードは青の8で、青の11の勝ちです。
2.出たカードで色が違うカードが0だった場合は、やはり1番数字の大きいプレイヤーの勝ちです。(0は切り札にならないので)
下の写真の場合、リードは赤の4で、赤の13の勝ちです。
下の写真の場合、リードは黄の7で、切り札が緑・赤なので(リード以外すべて切り札なので)、その切り札の中で数字が1番大きい緑の7の勝ちです。
3.同じ数字が出た場合は、先に出した方の勝ちです。
下の写真の場合、リードは灰色の3で、切り札は黄・緑です。2が同じなので黄の2のプレイヤーの勝ちです。
以上のトリックテイキングを14回繰り返し、ゲーム終了です。
得点計算
マイナスカラーカードは数字の分だけマイナスです。その他のカードは1枚1点で計算します。
下の写真の場合、マイナスカラーが灰色ならば、(-1点)+(-3点)+9点=5点となります。
ゲーム終了条件
このゲームを何回繰り返すかを最初に決めて、その回数繰り返し、総合得点が1番高いプレイヤーの勝ちです。
説明書には、100点に達するか10回を推奨しています。
感想
最初このゲームをプレイした時は、はっきり言って良く分からない、リード以外のカードが切り札というのがピンとこなかったです。どのカードを出せばいいのかな?という感じでした。メイフォローなので、自由にどのカードを出せるので逆にどのカードを出していいのか最初は迷ってしまいます。
しかし、何回かプレイするうちにコツがつかめてきました。自分のマイナスカードをいかに他人に上手く押し付けるか、マイナスカラー以外のカードをどのように獲得するか。悩ましいですね。人数が多いとなかなか思い通りにカードが取れません!それがまた面白いところです。
かなり昔のカードゲームですが、長く愛されている面白いカードゲームです。ぜひ一度プレイしてみて下さい。
おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)
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