こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「路面電車」の紹介です
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多くのカードのみで行うカードゲーム「路面電車」2015年に発売された2人専用ゲーム、なかなか評判が良かったボードゲームですが、最近あまり見かけませんね?
カードを昇順(小さい順)に並べるという「ロストシティ」というゲームを少し複雑にした感じのゲームです。
もっと、遊ばれても良いカードゲームだと思うので紹介します。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人専用 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
お金を払って車両を買い、線路を伸ばしていきます。路線は色が4種類ありどの線路を伸ばしていくのかを考えなければいけません。線路は小さい数字から大きい数字順に並べていかなくてはなりません。
カードの裏がお金になっていて、カードを路線として使うか・乗客として使うか・お金として使うかを選択しながら、カードを配置してゲームを進めていきます。
ある色の停留所のお客が4(4枚)になると決算(得点計算)となります。両プレイヤーは、その色の路線の決算(得点計算)を行います。つまり、勝利点が入ります。
点数はその路線の【停車カードの数】×【車両の価値】です。路線得点計算を10回行い勝利点を獲得していきます。
ゲーム準備
路面鉄道カードです。馬車鉄道(価値2)・蒸気機関車(価値3)・電車(価値3)の3種類16枚あります。数字が大きい程得点が高くなります。
停留所カード・ターミナル駅カード・お金カードです。3つを全てこのカードで兼用します。
4色で各色28枚あります。
左上の数字は小さい順に並べるときのもので、中央の数字は勝利点です。
カードの裏面が全てお金を表しています。
ターミナル駅カードです。ここに乗客が集まります。4枚集まると決算となります。
車掌カードです。ワイルドカードとして使いますが、勝利点はありません。
得点計算用紙です。
停留所カードと車掌カードをよくシャフルし、お金の面を上にして山札として置きます。
路面鉄道カードを数字別に分けて、4を1番下その次に3最後に2を乗せます。これを山札とし、3枚を並べます。
先手プレイヤーはお金の面だけ向けて、表をを見ないで山札を12枚引き、それをお金12000マルクとします。後手プレイヤーは15枚引いてお金15000マルクとします。
ターミナル駅カードを4枚を縦に並べ、それぞれの横に乗客カードを置くためのスペースを作ります。
各プレイヤーは山札から6枚カードを引き手札とします。その際お金の面を相手に見せるようにして、表面は相手に見えないように手札を持ちます。
得点記入カードを持ちます。
以上で準備完了です。
ルール説明
交互に手番を行います。手番のとき以下のように手順を行います。
手順1 乗客を置く
手札から1枚または2枚を場にあるターミナル駅カードの同じ色の横に置きます。
手順1は必ずプレイしなければなりません。
もし下の写真のように4枚になったら、すぐに両プレイヤーの青色の路線で得点計算が起こります。(得点計算の方法は後で説明します。)
手順2 停留所を置く
手札から何枚でも自分の前に停留所カードを置くことが出来ます。カードは色別に縦に並べます。
各カードは数字が小さい順に置かなければなりません。
車掌カードは、未完成の路線ならどこに置いてもOKです。
数字10のカードが置かれたらその路線は完成です。
カードを置けない時は、新しい路線を作っても構いません。
得点にはなりませんが車掌カードを置くことでカードが8枚になる可能性が増えます。8枚になると直ちに臨時運行(臨時の得点計算)が行われます。
臨時運行は8枚になったプレイヤーのみ(2人ではありません)得点計算します。
手順3 収入
手札から何枚でも自分のお金の山札カードに加えることが出来ます。
手順4 列車の購入
場にある3枚の路面鉄道カードから何枚でもお金を払ってカードを購入できます。購入した列車カードはすぐにまだ路面鉄道カードがない路線に割り当てます。
路面鉄道カードは、手番が終了した後に補充されます。
手順2で停留所カードを置いたにも関わらず、手順4で列車を購入できなかった場合は、その路線は廃線となりそのカードを全てをお金の面にして自分のお金カードに重ねます。
下の写真の場合、黄色の路線に列車がないので黄色い2枚のカードはお金2000として自分のお金に加えます。
手順5 カードを引く
手札が6枚になるように山札から補充します。山札が無くなったら、両プレイヤーのお金カードの半分を捨てます。
その捨てたカードを含めて捨て札をよくシャフルして再び山札とします。
得点計算と臨時運行
ある色のターミナル駅カードの横に4枚カードが並んだら得点計算に入ります。同じ色の停留所カードの得点合計に路面鉄道カードの数を掛けたものが点数です。
複数の路線がある場合はそれぞれの路線の得点を計算し合計します。
下の写真場合、もし緑色で得点計算すると、3点✖2=6点となります。
下の写真のように、路線の停留所カードが(車掌カードを含めても良い)8枚になったら、臨時運行の計算になります。得点計算方法は同じです。臨時運行の計算は各路線1回のみです。
ただし、得点になるのは8枚になったプレイヤーのみです。
ゲーム終了条件
得点計算が10回行われ、得点計算が済んだ時点ですぐゲーム終了となります。10回の得点計算と臨時運行の総合計が多いプレイヤーの勝利です。
感想
列車を買うためにはお金が必要です。そのために、手札をお金としてどんどん出してしますと、路線が作れなくなります。
ある色の路線を長くすると、その色のカードは少なくなるので、ターミナルに置かれる同じ色のカードも確率として少なくなります。するとその路線の決算(得点計算)が起こりにくくなります。
あることをしようとすると、逆に他のことが制限されてくるところがゲームとして良くできていています。
あと、山札が無くなるとお金が半分なくなるのが痛いです。そこも計算に入れて山札が無くなる前に効率よく列車を買ったりしなくては・・・。
路線もただ並べるのではなく、数字の小さい順に並べるので、並べたい時に良い数字のカードが無いというのも良くあります。カード8枚で臨時運行ボーナスがあるのでそれも狙わないと勝てません。
2人対戦なので、相手がどの色の路線を伸ばしているかによって決算(得点計算)する色も考える必要があります。相手が得するような決算をしては意味がありません。
また、自分が勝っていると思ったらどんどん決算を早めてゲーム終了にしてしまうことも出来ます。
ちょっと得点計算と合計が面倒くさいですけど・・・。
いろいろなところで悩むことが多い良いボードゲームです。最近話題に出ないので、ブログで書いてみました。
あなたもぜひプレイしてください。
以上「路面電車」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 8点(10点満点)
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