今回は「HANABI(花火)」の紹介です。
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カードゲームでコンパクトな外見ですが、2013年ドイツゲーム大賞を取ったボードゲームです。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~5人 ゲーム時間 40分
ゲーム準備
赤チップが3枚と青のチップが8枚あります。赤チップは、カードを配置に失敗した時に箱に入れます。青チップはヒントを出すときに使うチップで、ヒントを出すたびに箱から出します。
下が、花火カードです。左上に数字が書いてあります。各色ごとに1が3枚・2が2枚・3が2枚・4が2枚・5が1枚の10枚あります。
5色ありますので、カードは合計で50枚あります。
ゲームの目的は、各色の花火カードを1から5まで昇順(小さい数字から大きい数字)に並べることです。
ルールを説明します
花火カードをよくシャフルして、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。この時大事なのは、各プレイヤーは自分のカードを見てはいけません。裏向きのまま、カードスタンドなどに立てて、他のプレイヤー全員に見えるように配置します。
手番で出来るのは、以下の3つです。
1.情報を1つ教える。
プレイヤーは箱の中の青チップを1個取りだし、赤チップの横に置きます。プレイヤーは、他の1人のプレイヤーの手札について情報を教えることが出来ます。
その情報は、2つのうち1つを教えます。
① カードの色 手札にある1色全ての位置
例えば、下の写真の場合、「左から2枚目と4枚目は赤です」と教えます。
② カードの数字 手札にある同じ数字の全ての位置
例えば、下の写真の場合、「左から1枚目と5枚目は3です」と教えます。
いずれの場合も、すべての情報を教えなければいけません。
2.カード1枚を捨て札にする。
青のチップを1個箱に戻します。その後、手札のカードを1枚捨て、山札から1枚引きます。捨てたカードは表にして捨てます。
このアクションは、箱の中に青チップがあるときは実行できません。他のアクションを行います。
3.カード1枚をプレイする。
自分の手札から1枚取って、場に置きます。置く方法は、同じ色がない場合は1の数字のカードを置きます。場にすでに同じ色のカードがある場合は、その数字より1つ大きい数字のカードを置きます。
もし、出したカードが、上の条件に合わない場合は、そのカードを捨て札にして、赤いチップを箱に入れます。
ある色の花火が1から5まで揃ったときは、ボーナスとして、青のチップを1個箱に戻せます。
終了条件
- 3枚目の赤のチップが箱に入った時(3回手札のプレイを失敗した時)
- 5色全ての花火が1から5まで揃った時
- 山風だのカードが無くなったときは、各プレイヤーは1回ずつ手番を行う
得点計算
5色ある各花火カードの1番大きい数字を足します。その合計が得点です。得点によって以下の評価になります。
5点以下 ひどい。観衆からヤジが飛ばされる
6~10点 平凡 拍手がちらほら
11~15点 素晴らしいが、記憶に残らない
15~20点 非常に素晴らしい。観衆も大喜び
21~24点 極上の出来。皆の記憶に長く残る
25点 伝説級。 誰もが目を輝かせ、言葉を飲み込む
感想です
ルールが簡単なのに、ドイツゲーム大賞をとったゲームです。情報を教える時以外は、しゃべらないというルールが本当のルールだと思いますが、それ以外はヒント以外であれば自由に話して構わないと思います。
なかなか25点は難しいです。ヒントを出すにもを使います。協力ゲームなので、達成したときはうれしいですね!ただ、何回も繰り返して遊ぶゲームでもないかなという気がします。ゲーム会の最初などにいいかも知れません。
以上「HANABI(花火)」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)
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