こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「THE BOSS」の紹介です
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マフィアのボスとなって、アメリカ各都市に部下を送りこんで街を支配し、お金を稼いでいくゲームです。カードゲームながら、重量感がありとても面白い傑作ゲームになっています。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~6人 ゲーム時間 20分~60分
スコアボードです。報酬(お金)を獲得するたびに、スコアボードのマスを進めていきます。
キャラクター(都市)カードです。アメリカの都市名が書いてあります。この中から数枚を選び、並べてゲームを開始します。
ギャングスターキューブです。上の段がソルジャー(大)・下の段がアソシエーテ(小)です。各プレイヤーが1つの色のギャングスターキューブを受け持ちます。各プレイヤーにソルジャー6個・アソシエーテ3個です。
ギャングスターキューブをキャラクター(都市)カードに置くことで、街を支配します。
ポリスカードです。このカードを1ラウンドごとにめくります。金色または銀色が3枚出たらそのラウンドでゲーム終了です。
つまり、ゲームは3ラウンド~5ラウンドで行われます。
シティーカードです。報酬(お金)・病院・監獄・追放などいろいろなカードがあります。
シティーカードの裏側は、色が異なっていて、各キャラクター(都市)カードの色に対応しています。つまり、手札として各プレイヤーがシティーカードを持ったときに、どのシティーカードを持っているかが分かるようになっています。
キャラクター(都市)カードの下に描かれているそれぞれの絵に対応した3枚または4枚または5枚のシティーカードがあります。
シティーカードに描かれているマークの説明です
下のカードは報酬カード、お金がもらえます。左から、1金・2金・3金・4金もらえます。
左は、追放カード これ以降ゲーム中その都市にギャングスターキューブを置けなくなります
中央は、盗難カード お金2金を奪われます。
右は、襲撃カード 4金獲得し、同時にセントルイスにいる各プレイヤーのソルジャーをゲームから完全に追放します。
左は、拳銃カード プレイヤーのソルジャー1人が殺害されます。ゲームからソルジャーキューブを1個完全に除外します。
中央は、牢獄カード プレイヤーのソルジャーが2ラウンドの間、投獄されます。2ラウンド後、ソルジャーキューブは手元に戻ります。
右は、病院カード プレイヤーのソルジャーが1ラウンドの間、負傷し入院します。1ラウンド後、ソルジャーキューブは手元に戻ります。
ゲーム準備
スコアボードにギャングスターキューブを1個ずつ置きます。
各プレイヤーに、ギャングスターキューブのソルジャー6個(大きいコマ)とアソシエーテ3個(小さいコマ)を配ります。
キャラクターカードを選び(人数によって枚数が異なります、今回は3人のときのキャラクターカードの配置です。3人の場合も数種類のなカードの選び方があります)、左から小さい番号順に並べます。
キャラクターカードの選び方は、何種類もあるので、毎回異なるゲームが楽しめます。
キャラクターカードのシカゴは、2番目に並べます。各キャラクターカードの下には、色別にシティーカードをよくシャフルし、1枚裏のまま下に並べて置きます。
キャラクターカードのシカゴだけは、特殊でシティーカードはありません。
残ったシティーカードは、全てをよくシャフルし各プレイヤーに均等に配ります。(3人プレイ時5枚)
5枚のポリスカードを裏向きでよくシャフルし山札として置きます。
プレイ開始時の配置は下の写真のようになります。
(3人プレイの場合)
これで準備完了です。
ルールを説明します
手番におけるアクションは、次の2つです。2つを順番に行います。
アクション1
1個または複数のギャングスターキューブ(大または小)を1つ都市に配置する(キャラクターカードの上に乗せる)
配置したくない場合は、アクション1は行わなくても構いません。
ソルジャー(大)とアソシエーテ(小)の価値は同じです。ただし、アソシエーテを単独で配置することはできません。アソシエーテと同じ色のソルジャーが少なくとも1個配置されている都市のみ配置出来ます。
1つの都市に同じ数のギャングスターキューブが置かれることはありません。他のプレイヤーが支配している都市にギャングスターキューブを配置したい時は、そのプレイヤーはよりも1個以上多い数のギャングスターキューブを置かなくてはなりません。
ラウンドの終わりに、使用したアソシエーテ(小さいコマ)は除外されます。ソルジャー(大きいコマ)は次のラウンドも使用出来ます。
アクション2
手札から1枚を選び、キャラクターカードの下の裏向きのシティーカードの下に表にして並べる
アクション2は必ず行います
重要 アクション1でギャングスターキューブを置いた都市には、同じ手番でシティーカードを置くことは出来ません。
スタートプレイヤーから時計回りに手番を繰り返していきます。
ラウンド終了条件
全てのプレイヤーの手札が無くなった時点で、1ラウンド終了です。
ラウンド終了時の得点の処理
ラウンドが終了したら、各プレイヤーは自分が支配している都市の下の裏になったシティーカードを獲得します。
報酬(お金)カードの場合は、スコアボードのコマを報酬の数だけ進めます。
牢獄・病院カードの場合は、スコアボードの牢獄・病院の場所にソルジャーコマを置きます。
拳銃カードの場合は、ソルジャーコマをゲーム終了まで除外します。
追放カードの場合は、それ以降全てのプレイヤーはゲーム終了まで、その都市にギャングスターキューブを置くことが出来なくなります。
シカゴ(赤)の都市を支配したプレイヤーは、シカゴより左側にある都市カードの合計報酬の半分(端数切捨て)を報酬とします。その分だけスコアボードのコマを進めます。
上の写真の場合、シカゴを支配した青プレイヤーは、左側のニューヨークの報酬が0なので、0÷2=0となります。
次のラウンド準備
次のラウンドでは、シカゴのキャラクターカードのは1つ右に移動します。
全てのシティーカードをよくシャフルし、再びキャラクターカードの下に裏にして1枚ずつ置きます。
ギャングスターキューブのソルジャー(大)は手元に戻します。アソシエーテ(小)は全ラウンドで使用した分は除外します。
ポリスカードを新たに1枚めくります。
ゲーム終了条件
ポリスカードをめくり、金色または銀色のポリスマークが3個になったら、そのラウンドでゲーム終了です。
感想です
このゲーム面白いです!私の大好きなボードゲームの1つです。傑作ボードゲームと言ってもいいですね!
だんだんカードが表になっていくことで、各都市の報酬が明らかになっていきます。他のプレイヤーが持っているカードから、どの都市のカードを何枚持っているか分かるので、なぜそのプレイヤーは、その都市にギャングスターキューブを置いたのかを、推理していく楽しさがあります。
自分が持っているカードも含めて、どの都市のカードが一体何なのか?推理出来る部分と出来ない部分も含めて、推理と運のバランスも丁度良いです。
ギャングスターキューブも大・小あり、小さいギャングスターキューブは1度出したら2度と使用できなくなるので、使いどころも大事です。
駆け引きとはったり(ブラフ)系のボードゲームが好きな方ならおすすめです。ぜひぜひプレイしてください。
おじさんの独断ボードゲーム評価 9点(10点満点)
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