知略悪略 珍しいメイフォローのトリックテイク 頭を使って2色を集める(知略)? 他人に3・4色を押し付ける(悪略)? ボードゲーム カードゲーム

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「知略悪略」の紹介です

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プレイヤーは手足となって働く詐欺師を集めます。2人組の詐欺師なら大儲けが出来るでしょう!しかし3人4人の詐欺師が集まるとロクなことは起こりません、分け前で揉めるのがオチです!

知略悪略」はトリックテイク系のカードゲームでも少数派であるメイフォロー型のカードゲームです。

メイフォロー・マストフォローって何?

メイ(MAY)フォロー 最初に出されたカード(リードカード)に縛られず自由に好きなカードを出せる。

マスト(MUST)フォロー 最初に出されたカードに縛られる。(例えば最初に赤色のカードが出たら、その後のプレイヤーは赤色のカードを出さなければならない)

ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 4人~6人 ゲーム時間 30分

ゲームの概要

各プレイヤーは手札から、好きなカードを1枚づつカードを出していきます。全員が1枚出したら、最初に出したカードの色で1番大きい数字のカードを出したプレイヤーが場にあるカードの半分を獲得します。

残りのカードは、異なる色のカードで1番小さい数字のカードを出したプレイヤーが獲得します。

これを繰り返し、2色のカードを集めることが目的です。3色・4色のカードを集めてしまうと減点されてしまいます。1色だけなら0点です。得点計算が終わると1ラウンド終了です。これを人数分のラウンド繰り返します。

ゲーム準備

4色の詐欺師カードが1から21までの84枚あります。(4人のとき、1から14までの計56枚 5人のとき、赤黄1から18・青紫1から17の計70枚)

ルール説明

カードをよくシャフルして、各プレイヤーに14枚ずつ配ります。

スタートプレイヤーから時計回りに、1枚づつカードを表にして出していきます。最初に出されたカードの色をリードカラーと呼びます。

カードの獲得の方法

全員のプレイヤーが1枚ずつカードを出します。リードカラーの1番大きい数字のカードを出したプレイヤーを、兄貴分と呼びます。異なる色で1番小さな数字のカードを出したプレイヤーを弟分と呼びます。

兄貴分は、場にあるカードの半分(5人の場合は3枚)を選んで自分の前に表にして置きます。残りの半分のカードは弟分が取り自分の前に表にして並べます。

下の写真の場合、下のプレイヤーが最初にカードを出したとするとリードカラーは赤になります。よって兄貴分赤の12を出したプレイヤー、弟分黄色の6を出したプレイヤーになります。

全員が同じ色のカードを出したときは、1番大きな数字を出したプレイヤーが兄貴分として半分のカードをとり、残りのカードは捨て札となります。つまり、弟分は何もカードを獲得できません。

注意 場に4色のカードを出すことは出来ません。

下の写真の場合、下のプレイヤーが最初にカードを出したとすると、最後の右側のプレイヤーは青の色のカードを出すことが出来ません!

青色以外のカードは当然出せます。

この様にしてカードを獲得していきます。カードを1枚出して獲得するまでを1トリックと呼びます。

次のトリックは、弟分からカードを最初に出していきます。

これを14回繰り返すと、つまり14トリックで1ラウンド終了です。

ゲーム途中で自分の前にあるカードが4色になった場合は、直ちに2色を選び裏向きにしなければなりません。

下の写真の場合、紫・青カードを裏返します。(それ以外のカードを裏返してもOKです)

1ラウンド終了後以下のように得点計算を行います。

注意 また特殊な場合として、場に3色のカードが出ていて次のプレイヤーが3色の色が手札に無い場合は、ルールによってカードを出すことが出来ません。この時は直ちにラウンドは終了します。そのトリックでのカードは誰も獲得できません。

即座に得点計算に入ります。

得点計算の方法

以下のように、点数を計算します。

4色のカードを獲得した場合の得点

表向きにされている2色のカードの枚数をそれぞれ数えて掛け合わせます。その結果を裏向きにしたカードの枚数で割ります。(端数切捨て)

下の写真の場合紫と青を裏返したならば、得点は(3✖3)÷3=3点です。

3色のカードを獲得した場合の得点

2色のカードの枚数をそれぞれ数えて掛け合わせます。その結果を残りの1色のカードの枚数で割ります。

下の写真の場合、得点は(3✖3)÷2=4.5なので4点です。

2色のカードを獲得した場合の得点

2色のカードの枚数をそれぞれ数えて掛け合わせます。

下の写真の場合、3✖4=12点です。

1色のカードを獲得した場合の得点

枚数に関係なく0点となります。

ゲーム終了条件

人数分のラウンドを繰り返したらゲーム終了です。

各ラウンドの得点を合計し、1番得点の多いプレイヤーの勝ちです。

感想

なかなか2色のカードを集めるのは難しいですね。思った通りにはカードを集めるのが上手くいきません。

出す順番が遅い程出たカードを見て、自分でカードを取るか・誰かにカードを押し付けるのかを選択できるようになります。よって、カードを押し付けられる弟分から次のトリックが始まるので、弟分になるのはかなり不利です。

ただ、弟分はカードを半分獲得出来るので、それも悩ましい・・・。

自分もカードを獲得しなくてはゲームに勝てないので、当然兄貴分となって好きなカードを獲得していく必要もあります。

なかなか考えさせられるカードゲームですね?どうやった勝てるのか私も良く分かりません?

すべてのカードを使用するので、どのカードが出たのかをきちんと記憶出来れば、勝てる可能性は高いと思いますが・・・。

 以上「知略悪略」の紹介でした。

おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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