こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「古代ローマの新しいゲーム」の紹介です
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このボードゲームは、14個のゲームが1つの箱に入っている非常にお得なボードゲームです。ゲームデザイナーは、ライナークニッツィアです。1994年に発売されているので、最近のボードゲームのような華やかさはないかも知れませんが、小粒ながら良いゲームが入っています。古いゲームにも良いものはいっぱいあります。
4枚の板紙に両面印刷された8つのゲーム版です。
5色のカード65枚と7個のボーン30個のカウンター70枚の木製チップです。これだけで、14個のゲームが出来ます。
ゲーム説明書です。116ページもあります。ローマの簡単な歴史とそれに伴うゲームの説明が書かれています。
ゲーム説明だけではなく、いろいろなバリエーションのルールについての説明や、ゲームに関する考察・コメントなど盛りだくさんです。
このゲーム説明書を読むだけでも購入する価値があります。ゲームをデザインする方にも読んで欲しいです。
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14個のゲーム紹介
ローマ創設
歴史の糸車(2人~5人・10分)
ローマ七丘(2人・10分)
共和制ローマ
執政官(2人~4人・20分)
元老院議員(2人~3人・10分)
ローマの台頭
ハンニバル対ローマ(2人・10分)
総督(3人~5人・45分)
ローマ革命
カエサル(2人~5人・20分)
スパルタカス(3人~5人・10分)
修辞と法
法廷(4人~7人・60分)
カテリーナの陰謀(3人~5人・45分)
帝政時代のローマ
帝国(2人~5人・10分)
近衛兵(2人~4人・10分)
パンとサーカス
商人(3人~7人・20分)
大競技場(2人~5人・45分)
感想です
トリックテイク・レースゲーム・エリアマジョリティー(陣取り)・競り・推理など本当にいろいろな分野のゲームが収録されています。
ほとんどのゲームが20分以内に終わる軽量級と呼ばれるボードゲームです。しかし、1つ1つは、下手なボードゲームより面白いものが沢山あります。バリエーションルールがゲームごとに2つ~3つくらい入っているので、それも入れてゲームをすれば、十分遊べます。非常にコストパフォーマンスが高いボードゲームと言えます。
ゲームの中には、その後単体で発売されたボードゲームのアイデアの基になったであろうゲームもあります。例えば、「ローマ七丘」は明らかに「バトルライン」の原型になったボードゲームです。
1つの箱に14のゲーム素晴らしいです。1つ1つゆっくり楽しんで欲しいです。
また機会があれば、この中のゲームで特に面白いものを紹介していこうと思っています。
以上「古代ローマの新しいゲーム」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 8点(10点満点)
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