名作「BIG SHOT(ビッグショット)」 アブストラクト系「バロニィ」ボードゲーム会でプレイしたゲーム 感想

 

こんにちはボドゲおじさんです!

2019年9月1日(日)ボードゲーム会でプレイした「BIG SHOT」と「バロニィ」の感想です。

Contents

「BIG SHOT(ビッグショット)」

不動産屋として、各地区の土地を獲得していきます。獲得するとその地区に描かれている数字分の得点が入る訳です。地区は9点から21点まであり、×2という得点が2倍になる地区もあります。

どうすれば各地区を獲得できるのかと言うと、キューブを1番多く置いたプレイヤーがその地区を獲得します。1つの地区には最大7個のキューブを置けますので、4つ置くことが出来れば必ず獲得できる訳です。キューブの数は各プレイヤー18個です。

しかし、キューブが同数の場合は無効になってしまうのです!例えば1つの地区に白2個・黄色2個・赤2個・紫1個の場合は、紫が地区を獲得します。白黄赤のキューブは無効ですから・・・。

13地区あり、各4個上手く置ければ、4地区を取れる訳ですがキューブの獲得方法が競りになっているのです!

ただし、4個ずつ置いていくのは効率が悪いのです。出来れば2個くらい置いて地区を獲得したいのです。

では、どうすればキューブを各地区に置くことができるのか?

自分が自分の色を持っていて勝手に置けるのなら良いのですが、ランダムに4個ずつ置かれた18組のキューブを競り落とさないと各地区にキューブを置くことが出来ません!

どの組のキューブを競り落とすかは、ダイスで決めます。

お金は最初10金もっていてキューブを競り落としていきます。いわゆるハードパスで、1人以外のプレイヤーが残るまでの競りになります。

ゲームは各地区の点数+お金の合計点で勝負が決まるので、競りでバンバンお金を使うと勝利から遠くなります。しかし、他のプレイヤーに競り落とされてキューブを各地区に自由に置かれてしまっても勝てません。

お金は各ラウンド1回の借金ができます。借金のタイル1枚で(10金ー自分の持っているタイルの枚数-1)金もらえます。つまり、最初は9金、2枚目は8金・・・借金出来ます。

5枚借金タイルをもらうと、5金しかもらえません。しかし、ゲーム終了時には借金タイル枚数×10金を返さなくてはなりません。借金はかなり、というかとても辛い・・・

でも、競り落として上手く配置出来れば自分のキューブ1個で地区を獲得できる時もあるので、そういう時はドンドン強気で借金してでも競りに勝たなければならない時もあります。

BIG SHOT

基本的に借金をしないとこのゲーム勝つことは出来ません。頭の良いプレイヤーならこう考えると思います。

「借金は損だから、一切競りをしないでゲームをすれば勝てるのではないか?!」

しかし、その戦法できません!なぜなら、ゲーム終了時に地区を2以上獲得していないプレイヤーは無条件敗北だからです。

基本的にこのゲーム借金をして競りに勝っていかなければならないので、お金がドンドン無くなっていきます。いくら良い地区を獲得しても割に合わない時もあります。

今回は、4人プレイで私以外の各プレイヤーはドンドン借金しまくりのプレイでした。私は最低限の2地区だけ確保して、借金を抑える戦法でいきました。

その結果マイナス2点(つまり借金2金)で勝利というすごい勝ち方となりました。やはりこのゲームはなかなか最初の10金を超えるの難しいのではないかな?と思いました。

現実の世界なら不動産業で赤字なので、会社はつぶれてしまいますよね(笑)

とてもお互いの絡みが強いゲームっていうのは、最近はこういうゲームが少なくなってきていますよね。でも、私はこういうのが大好きですね。各プレイヤーの欲望がそのまま出て借金をしてでも勝とうとするとても絡みの強いボードゲーム良いですね!

ストレートに各プレイヤーがやりたいことがぶつかるこのゲームとても好きです。2001年発売ですが未だに面白い名作ですね。さすがアレックス・ランドルフの作品です。

皆さん機会があれば是非プレイしてください!

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アレックス・ランドルフの作品の紹介

「バロニィ」

お城から騎士を出発させて、騎士は村や砦に変換して、村をまた城にしていくというように、ボード上に自分の勢力を拡大していくボードゲームです。

騎士を村に変換するときにその土地の種類によって勝利点タイルが入ります。しかし、村を騎士に攻められてしますと、その勝利点タイルを取られてしまうので、拡大してばかりではなく、領土を守ることもしないといけない。

お城は最初3個ですが、最大5個まで増やせます。お城が建つとグッと得点も上がります。最終的に勝利点を多く獲得したプレイヤーの勝ちです。

ボードは、何枚もある6角形のヘックスを繋げてつくるので、地形は毎回ランダムに変化します。

しかし、ランダム要素はそれだけで後は一切運要素のないシビアなゲームとなっています。相手の動きを予測して自分がどう動くのかを考えていかなければなりません。

1手先ではなく2・3手先まで読む必要がありそうです。ちゃんと考えてプレイしないと、後半は全く移動出来なくなったり、何もできなくなってしまったり、してしまうこともあるゲームです。(いわゆる詰んでしまうという状態・・・)

最初に城を順番に3個置いていきます。その後時計回りに1手番ずつプレイしていきます。

私は、初プレイで赤のコマです。

序盤、山岳に村が経つとそこに侵入できなくなるということをうっかりしていて、黄色プレイヤーに左下の赤い白の横に黄色の村を置かれてしまい、左上に進めなくなってしまいました。これは、かなりきつい・・・。

お城からは騎士が誕生します。騎士を移動させて各タイルに置いていきます。騎士が2個あるタイルと村と騎士1個あるタイルには侵入出来ません。

逆にそうでない所に騎士2人で侵攻していくと相手プレイヤーに村ならば、勝利点タイルの略奪が出来ます。相手が侵入できなくなる砦コマも2個あるので、守りのためにそれも効率よく良い場所に建てる必要があります。

中盤から後半は黄色プレイヤーが左上のエリアを伸び伸びと領土を広げていますが、私はそちらに移動出来ません。騎士を1個捨ててボード上の端から騎士を出現させることも出来ますが、時すでに遅し・・・。黄色の広がりが止められません・・・。

私以外のプレイヤーは上手く領土を広げていきますが、私は領土拡大があまり出来ないままゲーム終了、フラストレーションが大きく溜まる展開でした、残念!

ダントツの最下位でした・・・。

このゲームは将棋のような感じですかね、相手の動きを予測して数手先まで読む感じです。読みが当たると嬉しい、外れるとかなり厳しいというゲームです。

プレイする人を選ぶ感じはしますね。アブストラクト好きの人には最高に面白いゲームですが、運要素がないので合わない人は全くダメかも知れません。

私はアブストラクトなゲームは好きな方なので面白かったです。

戦略好き・アブストラクト好きな方は是非プレイしてみて下さい。

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アブストラクト系ボードゲームの紹介

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