こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「アーボレータム」の紹介です
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樹木園(アーボレータム)ほど、華やかに彩られた美しき自然は中々ありません。あなたは、樹木園を訪れた人々が色どり鮮やかな草花咲き乱れる小道を歩けるように、慎重な計画を立てなければなりません。
非常に面白いカードゲームになっています。私もボードゲーム会で遊んだ後に、購入しました。皆さんにもプレイして欲しいですね!
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
各プレイヤーは7枚の手札を持ちます。手番では、山札または全員のプレイヤーの捨て札から2枚カードを取ります。そして1枚を自分の前に表にして出していき、1枚を捨て札とします。
カードは、すでに場に出したカードの横または縦に並べていきます。
基本的に数字が小さい方から大きい方に(昇順)出来るだけ並ぶように並べた方が得点が高くなります。
山札が無くなったら、ゲーム終了です。
カードを上手く並べて樹木の小道を作り、ゲーム終了時に得点を計算し、1番得点の多いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
カードの木が10種類あります。
1つの種類につき1から8まで各1枚ずつあります。よって計80枚のカードがあるわけです。
2人プレイの時は、好きな6種類を選び48枚のカードを使用します。
3人プレイの時は、好きな8種類を選び64枚のカードを使用します。
得点計算用シートです。ゲーム終了時の得点計算時に使用します。
カードをよくシャフルして、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。残りは山札として中央に置きます。
以上で準備完了です。
得点計算の方法
まず、ゲーム終了時のカード配置による得点計算方法について説明します。
カードを配置して、小道の得点を数えていきます。
小道とは、縦横に隣接した並びで最後と最初のカードが同じ種類で、数値が単一方向で小さい順になっているカードの列のことです。(間にあるカードの木の種類は問いません)
得点ルール1
基本的に、小道のカード1枚につき1点となります。
下の写真の場合は、赤い矢印のようにつなげて、2から7まで5枚あるので5点となります。
同じように他の種類の木についても同じように得点していきます。同じカードを重複して数えて構いません。
得点ルール2
小道の中の数字の1のカードは追加で1点・数字の8のカードは追加で2点となります。
例えば下の写真の場合、青い矢印のようにつなげて、1から8まで6枚あり数字の1のカードと8のカードがあるので、6点+1点+2点=9点です。
黄色い矢印のようにつなげて、4から8までの3枚あり数字の8があるので、3点+2点=5点です。
よって上の写真の場合の総合得点は5点+9点+5点=19点となります。
得点ルール3
小道がすべて同じ種類の木で4枚以上続くときは、1枚につき追加で1点となります。
下の写真の場合、赤の矢印でつなげて4枚で4点同じ種類4枚以上あるので追加で4点、4点+4点=8点です。
以上がゲーム終了時の得点計算方法です。
次が大事なところです。得点するためには、ゲーム終了時に残った7枚の手札のカードがある条件を満たしている必要があります。条件を満たさない場合は、いくら並べても0点となります。
得点するための条件
ゲーム終了時の各プレイヤーの手札にある木の種類ごとの数字の合計を計算します。その木の数字の合計が1番高いプレイヤーがその種類の木の小道の得点を獲得できます。(あるプレイヤーが1のカードを手札に持っている場合は、それと同じ木の8のカードは0として計算します。)
同点の場合はその同点プレイヤーのすべてが小道の得点が出来ます。また、全員のプレイヤーがある木のカードを持っていない場合は、その木の小道の得点は獲得できます。
つまり、いくら小道を作っていても、手札のその木のカードの合計が低ければ0点になる可能性があります。
ルール説明
スタートプレイヤーを決め時計回りに手番を行います。
1.カードを2枚引く
手番では、山札または他のプレイヤーの捨て札から計2枚カードを取り、手札に加えます。(最初は山札から2枚となります。)
捨て札から取るときは、その1枚を取った後に現れたカードをもう1枚連続で取っても構いません。
2.カード1枚を自分の前に配置する
カードはすでに出したカードの縦または横に接するように置かなければなりません。
3.カードを1枚捨てる
手札の中の1枚のカード自分前に捨て札とて置きます。すでに捨てたカードの上に表にして置きます。
手札は7枚になっているはずです。
ゲーム終了条件
山札の最後の1枚を取ったプレイヤーは、通常通りその手番を行いゲーム終了です。得点計算に入ります。
1番得点の多いプレイヤーの勝利です。
感想
このカードゲームとても面白いですね!
カードを上手く並べて小道を作りますが、どのように配置するかで悩みます。手札と捨て札を見ながら、カード配置をしていきます。
また、捨て札を安易に捨てると、それは他のプレイヤーを助ける結果になってしまいます。出来るだけ相手が欲しそうなカードは手札に残して、頃合いを見て捨てる必要があります。
最も悩むのが、最終的に手札に残すカードです。8を持っていても安心出来ません、他のプレイヤーが1のカードを手札に残していたら小道は0点です。1のカードが場に出ているかどうかきちんと確認しておかなければなりません。
また、相手が得点出来ないように、相手が並べている木の種類の7や8の数字カードを手札に残しておくこともあります。
とにかくいろいろなことを考えながら、カードを配置したり、捨てたり、どのカードがすでに使用されているのかいないのか、考える要素が沢山あります。
苦しいですがとても楽しいと感じるカードゲームです。
ネット上では、「多人数ロストシティ」とか「ケルト」に似ていると言われているのも分かりますね!その感じに近いものもあります。とても良いカードゲームだと思うので、ぜひぜひプレイしてみて下さい。
以上「アーボレータム」の紹介でした
数字順にカードを並べるボードゲームの紹介
おじさんの独断ボードゲーム評価9点(10点満点)
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