ハンザテウトニカ（その１）　傑作ボードゲーム　都市のネットワークを確立せよ　ルール説明

2018-08-14 2018-11-04 6分20秒

ボドゲおじさん

今回は「ハンザテウトニカ」を紹介します

ハンザ同盟をテーマにしたゲームです。ルール等が多いので、今回は２回に分けて説明していく予定です。

都市間の通商ルートを作り上げ、都市に支店を建てたり、自分の能力を高めて名誉ポイントを競い合います。

ゲーム難易度　★★★★☆　ゲーム人数　２人～５人　ゲーム時間　４５分～９０分

下の写真が４人～５人用ゲームボードです。裏は２人～３人用のボードとなっています。ハンザ同盟の都市と都市を結ぶ通商ルートが描かれています。周囲は名誉ポイントトラックです。色合いが良いですね。

両端の赤い都市は、通商ルートを繋ぐと、多くの名誉ポイントがもらえたりします。その他、能力が解放できる都市などがあります。

下の写真のコマ、左が商人コマ右がトレーダーコマです。この２種類のコマをルートに置いたりして、都市と都市を繋いでいきます。

下の写真が都市です。都市には色が描かれた１個から４個の商人・トレーダーコマを置くスペースがあります。都市と都市を繋ぐと都市にコマを置ことが出来ます。最初は白のところしか置くことが出来ませんが、能力が上がると橙・黒のスペースにも置けるようになります。

下の写真が個人ボードです。それぞれ能力を表しています。

都市のカギ（左上）は、プレイヤーの接続された通商ルート数が最も大きい都市の数に、このカギに描かれた数を掛けた点数が、ゲーム終了時に名誉ポイントとして加算されます。

行動（右上）は、自分のターンに何回のアクションが出来るかを表します。最初は２回ですが最大５回までアクションできます。

特権（左下）は、各都市に支店（商人・トレーダーコマを置く）を設置するときに置くことが出来る色を表しています。最初は白いところしか支店を設置できません。

知恵の書（中央下）は、プレイヤーが1回のアクションでボード上のコマをいくつ移動できるかを表しています。最初は2個ですが最大5個移動出来ます。

財布（右下）は、ストックから何個自分の個人サプライに何個取ることが出来るかを表しています。ストックのコマは原則使用できません。個人サプレイにあるコマを使用してゲームボード上に置いていきます。最初は3個ですが最大すべてのストックにあるコマを個人サプライに移動できます。

個人ボードの一番下にはターンに出来るアクションが描かれています。（各アクションについては、その２で説明します）

ゲーム開始時は下の写真のようにコマで能力が隠されています、能力が解放されるとコマが取り除かれます。取り除かれたコマは個人サプライに入ります。つまり使えるコマ数が増えます。

右と左の都市の横に描いてある人物の絵が能力解放が出来る事を表しています。

下のように都市と都市をコマで繋ぐと、能力が解放出来ます。下の場合は財布の能力が１段階解放されます。（必ずしも解放しなくても構わない、都市に支店を建てても良い）

下の写真のように、都市と都市を繋ぐとゲーム終了時に名誉ポイントをもらえる場所もあります。

下の写真がボーナスマーカーです。左から、アクションを増やす・都市の支店を交換する・能力を１つ解放する・商人またはトレーダーコマを３個取り除く・支店の追加があります。全部で１６個あります。

下の写真のように、ゲーム開始時に通商ルートの途中に３か所置きます。通商ルートを繋げると、このボーナスマーカーを取ることが出来ます。獲得したボーナスマーカーは自分のターンにいつでも使うことができます。使った後はボーナスマーカーを裏にして、ゲーム終了まで手元に置いておきます。ボーナスマーカーは、ゲーム終了時に名誉ポイントに加算されます。

ボーナスマーカーを取ったプレイヤーは自分のターンの終了時に、好きな通商ルートに新たなボーナスマーカーを置きます。ボーナスマーカーは常に３個ボード上にあることになります。