ハンザテウトニカ（その２）　傑作ボードゲーム　都市のルートを繋げて能力を拡大する　ルール説明

2018-08-15 2019-01-30 6分40秒

ボドゲおじさん

「ハンザテウトニカ（その２）」です

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ゲームルールを説明していきます。用語などはハンザテウトニカ（その１）を参考にしてください。

各プレイヤーは自分のターンが来たら、個人ボードの行動の数字だけアクションを実行できます。

できるアクションは、以下の５つです。

１　トレーダー・商人の割り当て

プレイヤーは個人ボードの財布の数のコマ（トレーダーでも商人でも）を、ストックから個人サプライに移動します。プレイヤーは原則、個人サプライのコマしか利用できません。

２　トレーダー・商人の配置

プレイヤーは、１個のトレーダーまたは商人コマを、個人サプライからゲームボード上の空いている通商ルートに置きます。都市に置くことは出来ません。（下の写真）

３　トレーダー・商人コマの置き替え

プレイヤーは、他のプレイヤーが置いた通商ルート上のコマを１個自分のコマと入れ替えることが出来ます。その場合、置き換えたプレイヤーは、個人サプライにある自分のコマをストックに１個戻します。（置き換えたのが商人の場合は２個）

逆に、入れ替えられた相手プレイヤーは、その通商ルートに繋がっている都市から伸びている別の空いた通商ルートに、置き替えられたコマを（商人の場合は２個）置くことができます。さらに、ストックから１個のコマを繋がっている先程置いたコマとは別の通商ルートに置くことが出来ます。

上の写真の青のコマを赤に置き替えた場合、青プレイヤーは下の写真のようにコマを置けます。

４　トレーダー・商人の移動

プレイヤーは、個人ボードの知恵の書の数だけゲームボード上のコマをゲームボード上で移動することが出来ます。（個人サプライからは移動できない）ただし、移動できるのは空いた通商ルート上だけです。自分のトレーダーコマと商人コマを入れ替えることは出来ます。

上の写真のコマを、下の写真のように移動出来ます。

５　通商ルートの確立

下の写真のように、通商ルートが自分のコマだけで占有された場合、以下の手順で通商ルートの確立を処理します。

Ⅰ　確立された通商ルートと繋がっている都市をコントロールしているプレイヤーは名誉ポイントが１ポイント加算されます。

下の写真の場合、青と黄プレイヤーにはそれぞれ名誉ポイントが１ポイント加算されます。

Ⅱ　もし通商ルートの上にボーナスマーカーがある場合は、そのボーナスマーカーを表にして自分前に置きます。ボーナスマーカーはいつでも使うことが出来ます。使用した場合は裏にして、ゲーム終了時まで置いて置きます。ターン終了時に、新たなボーナスマーカーを裏にして、任意の通商ルートに置きます。

Ⅲ　もし、都市のネットワーク（都市に支店がある途切れのない繋がり）がアルンハイムとシュテンダル（赤い印のある都市）間にある場合、最初に達成したプレイヤーは７名誉ポイント次が４名誉ポイント次が２名誉ポイント与えられます。すぐにプレイヤーは名誉ポイントを加算します。

ⅡとⅢは条件が合うときだけです。

Ⅳ　プレイヤーは、①支店の追加・②能力の解放・③名誉ポイントのどれかを選択します

①支店の追加

都市の中に四角いトレーダーコマまたは丸い商人コマを、一番左側から順に１個置きます。ただし、個人ボードの色でない場合または形が合わない場合は支店を置くことが出来ません。

②　能力の解放

通商ルートの両端の都市に、能力の解放の絵が描かれている都市の場合、個人ボードの能力を１個解放し、コマを個人サプライに置きます。

③　ケルンとウォーバーグの間に通商ルートを繋げた場合は、名誉ポイント表の好きな場所に商人コマを置くことが出来ます。名誉ポイントはゲーム終了時にポイント加算されます。

①②③のうちどれか１つを選択します。

残った通商ルート上のコマは、ストックに全部戻します。

ゲームの終了条件

以下のうちどれかが起こった時点で、ゲームはすぐに終了します。

プレイヤーが２０名誉ポイントを獲得する
都市の完成が１０個
ボーナスマーカーが無くなる

得点方法

ゲーム中に獲得した名誉ポイント
個人ボードの解放した能力１つにつき４名誉ポイント
ボーナスマーカーの数に応じた名誉ポイント
都市ケルンの隣の名誉ポイント
コントロールしている都市１つにつき２名誉ポイント
最も大きなネットワークの都市の数×個人ボードの都市のカギの点数

以上でルールの説明を終わります。残念ながら私はまだ「ハンザテウトニカ」をプレイしたことがありませんが、ルールを見るとかなり面白そうだなと思っています。今度のボードゲーム会に持っていこうと思いルールを確認することも兼ねてブログに載せました。得点計算がちょっと複雑なので、最後まで誰が勝っているかわからないのではないでしょうか？ぜひプレイしてみたいです。

２０１８年１２月追記

やっと、プレイすることが出来ました。やはり、すごく面白い！いろいろなボードゲーム会に持っていってプレイしてみたいです。今度は拡張マップを持っていきたいです。

「ハンザテウトニカ」は下の写真のような、拡張マップも出ています。拡張マップも２枚持っているのに未プレイです・・・。

下が東方マップ