今回は「ウィザード」の紹介です。
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世界大会も開かれるトリックテイクの基本となるゲームです。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~6人 ゲーム時間 30分~
カードはトランプと同じカード52枚と下の左のジェスターカード・右のウィザードカードが各4枚の、60枚です。
ジェスターカードは、最弱のカード、ウィザードカードは最強のカードです。
各プレイヤーが1枚づつカードを出します。1番大きい数字を出したプレイヤーが、そのターンのトリックを取ったと言います。これが1ターンです。
手札にある場合は、最初に出したカードと同じ種類のカードを出さなくてはいけません。これをマストフォローと言います。同じ種類のカードが無ければ、どのカードを出しても構いません。
下の写真の場合は、スペードの9を出したプレイヤーがトリックを取ります。
ただし、切り札というものがあり、切り札のスーツのカードが出た場合は、そのカードの1番大きい数字のカードがトリックを取ります。
例えば、クラブが切り札の場合は、最初にスペードの8からスタートし、クラブの4を出したプレイヤーが、このトリックを獲得します。
ウィザードカードをを出したプレイヤーは、無条件でトリックを取れます。
逆に、ジェスターカードは、全てのカードに負けます。
ルールを説明します。
60枚のカードをよくシャフルして山札とし場に置きます。
山札のカードを1枚めくり、そのカードを切り札とします。
1ラウンド目は、各プレイヤーに1枚ずつカードを配ります。各プレイヤーは、何トリック取れるかを宣言します。(1ラウンド目は0または1を宣言します)宣言数を記録します。
手札が無くなったら、1ラウンド終了です。(1ラウンドは、1ターンだけです)各プレイヤーは、いくつトリックを取れたかを記録します。
2ラウンド目は、各プレイヤーに2枚ずつカードを配ります。山札から1枚めくり切り札を決めます。そして、各プレイヤーはいくつトリックを取れるか宣言します。(2ラウンド目は、0・1・2です)。宣言数を記録して、2ターンを行い、いくつトリックを取れたかを記録します。
これを、繰り返していきます。つまり、10ラウンド目なら10ターン行うということです。毎ラウンドごとに、宣言数と実際に取ったトリック数を記録します。
2人なら30ラウンド・3人なら20ラウンド・4人なら15ラウンド・5人なら10ラウンドです。
ゲームの得点の仕方です。トリックの宣言数とぴったり同じトリックを取った場合は20点です。取れたトリック数ごとに10点、宣言数と1ずれるごとに-10点です。
例えば、6ラウンド目に、プレイヤーAが3と宣言し実際に2トリック取った場合は、20点ー10点=10点です。
各ラウンドの総合得点が1番多いプレイヤーの勝利となります。
感想です。
トリックテイクというゲームの基本を学べるカードゲームです。ウィザードカード・ジェスターカードをうまく使い、各ラウンド宣言トリックになるように、手札を出していきます。
ただ、正式のルールのラウンド数がかなり長いので、それは最初にラウンド数を短くしてプレイしても良いと思います。ルールがわかり易いので、他のトリックテイクのカードゲームをやる前に、カードゲーム初心者とプレイして見ては良いのではないでしょうか。
これを少し複雑にした「スカルキング」というカードゲームもありますね。
以上「ウィザード」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 5点(10点満点)
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