
こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「アーキテクチュラ」の紹介です
Contents
偉大な建築家たちがこの「アーキテクチュラ」の街にやってきました。その目的は、魅力的な街を作り街を発展させ住民に喜んでもらうことです。しかし、野心的な彼らは住民のことはそっちのけで腕と貢献度を競い始め、街は実験場の様相を呈しています。
このゲームでは、建築家の1人として街に良い建物を建て周囲の他の建築家より優位に立たなければなりません。建物の価値を上げ、他の建築家の建物の評価を落としましょう!
あなたは、他の建築家より優秀であることを示せるでしょうか!?
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 45分
ゲームの概要
手番プレイヤーは、手札の3枚の建物カードから1枚出して建物を建てていきます。建物は他の建物カードの辺に接するように配置していきます。
建物カードには各辺に建物の価値が数字で描かれています。右隣に置いた建物カードが左の建物カードより価値が低い場合は、左の建物カードの価値が上がります。逆の場合は下がってしまいます。建物カードを回転させることによって、カードの価値を上下させます。場合によっては建物が取り壊されてしまう場合もあります。
建物カードを置いたら、そのカードの効果を発動します。その後手札を補充します。
これを繰り返していき、街に建物を配置できなくなったらゲーム終了です。各プレイヤーの建物カードの価値を合計して、最も価値の高いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
街区カードです、1列に番号順に並べます。
基本建物カードです、12種類あります。
4色あり、プレイヤーごとにすべて同じカードです。
上級建物カードも各色ごとに6枚ありますが。それはゲームに慣れたプレイヤーの上級ルールとなっています。
各色ごとに建物の種類がすべて異なっているので、非対称のゲームとなります。基本建物カードの一部と入れ替えてプレイします。
青色の上級建物カード
赤色の上級建物カード
黄色の上級建物カード
緑色の上級建物カード
庇護マーカーです、建物の上に置くことによっていろいろなカード効果から守られます。
街区カードを1列に番号順に並べます。
各プレイヤーに基本建物カード12枚を配ります。各プレイヤーは自分の建物カードをよくシャフルして山札とし、その山札から3枚引いて手札とします。
以上で準備完了です。
ルール説明
横の並びをストリート、縦の並びを街区と呼びます。
下の写真の、黄色いカードは第1ストリートの第1街区となります。
スタートプレイヤーをきめ、時計回りに手番を行います。
手番では次の手順を行います。
1.建物を建てる
手札から1枚建物カードを選び場に置きます。置き方のルールは他の建物カードに縦または横に辺が接するように配置します。または、破壊された建物カードの上に置くことも出来ます(破壊された建物については後で説明します)。
配置するときは建物カードの文字が上にくるように(建物が普通に上を向くように)配置します。
1番最初のプレイヤーは、第1ストリートの第1街区に建物カードを置きます。
例えば、下の写真の場合は、赤い枠の所にカードを置くことが出来ます。
ただし、ストリートはプレイヤーの人数を超えることはありません。よって建物カードは、3人ならば第3ストリートまで、4人なら第4ストリートまでです。
また、3人4人プレイ時は、同じ色のカードが横に3枚並ぶように配置することは出来ません。
2.建物の価値を比較する
カードを配置したら、左隣のカードと建物価値を比較します。
建物カードの各辺に数字が書かれているのが、建物カードの価値です。
下の写真の場合、市場のカードの基本価値は4です。回転することによって建物カードの価値は変化します。
カードの価値を比較した結果について
左隣のカードが配置した右側のカードより価値が低い場合
左側のカードは反時計回りに90度回転します。つまり価値が下がります。
左隣のカードが配置した右側のカードより価値が高い場合
左側のカードは時計回りに90度回転します。つまり価値が上がります。
左隣のカードが配置した右側のカードの価値の半分以下の場合
建物カードは破壊されます。直ちにカードを裏返します。
下の写真のように青の市場が配置されると、
黄色の兵舎は、破壊されてしまいます。
価値が書いていない建物カード
下の写真のように、価値の所にNOと書いてある場合は、その街区の数字と同じになります。
下の写真の場合は、価値が4です。
下の写真のように、価値の所に=Xと書いてある場合は左隣の建築カードど同じになります。
下の写真の場合は、価値が2です。
3.配置した建物カードの効果を発動する
建物カードの下に描かれている効果を発動します。基本建物カードの場合は12種類の効果があります。
一部を紹介します
カード効果
酒場 隣接している建物カードを1つを破壊する
商店 ゲーム終了時同じストリートにある自分の建物1つにつき1VP
兵舎 次にプレイする建物カードの上に庇護化マーカーを置く
4.手札が3枚になるように山札から補充する
手番の最初に、手札の3枚をすべて交換することがゲーム中1回だけ出来ます。その場合は、手札3枚を山札の下に入れて新たに3枚引きます。
以上で手番終了です。
これを繰り返していきます。
ゲーム終了条件
どのプレイヤーも建物カードを配置できなくなったらゲーム終了です。
得点計算
各プレイヤーごとに自分の建物カードの価値を合計し、ゲーム終了時の特殊効果のVPを加えます。最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
感想
カードを置いて左隣と比較してカードの数字を上げたり下げたりするというシステムのゲームです。価値の比較の後に建物カードの効果を発動させる。
カードの置き方も、自分のカードの隣の時は価値を上げて、他人のカードの時は価値を下げるように置けばいい訳ですが、手札に丁度良いものが中々無い場合があったり、カード効果が今使いたくないものもあったりして、どのカードを出すか悩みます。
カード効果は基本カードだけでも、建物破壊や破壊された建物を復活したり、カードも交換したりなどいろいろある。
上級建物カードはプレイヤーごとに効果が異なり派手な効果があったりする。(上級ルールは未プレイです)
プレイすると、意外と建物が破壊される、そこに新たな建物カードが置けるのでゲーム中建物カードの価値はコロコロ変化する。盤面はめまぐるしく変わる感じ!
効果がいろいろあり最初はそれを見ながらなのでちょっと時間がかかりそうですね。2人プレイでは、面白いと思いましたが、4人とか人数が増えるとゴチャゴチャしてちょっと大変そうな感じがしました。
カードのコンボ効果などを使うのが好きな方には面白いカードゲームだと思います。
以上「アーキテクチュラ」の紹介でした
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