こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「MIYABI(雅)」の紹介です
Contents
日本庭園を造る庭師となって、自分だけの物静かで趣のある庭園をつくりましょう!
「雅(みやび)」とは上品・優美・洗練などを意味します。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 45分
ゲームの概要
庭園ボードにルールに従って庭園タイルを並べていきます。必ず同じ装飾物を決まった横の並びに配置しなければなりません。
また庭園タイルは重ねて置くことが出来ます。
並べるときにすぐに得点を計算します。得点は、「その庭園タイルの装飾物の個数×タイルの階層(高さ)」です。
各装飾物タイルを最も早く5段まで重ねると追加ボーナスが加算されます。
これを繰り返していきます。
ゲーム終了時には、各装飾物ごとの数が最も多いプレイヤーと2位のプレイヤーに得点が入ります。
すべてを合計して最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
庭園ボードです、各プレイヤー1枚ずつ配ります。
庭園タイルです、96枚あります。6種類の装飾物が描かれています。
各装飾物は1マス・2マス・3マスのタイルの4種類あります。
分かりにくいですが、1マスのタイルには鯉が1匹・2マスのタイルには鯉が2匹・3マスのタイルには鯉が3匹描かれています。
他のタイルにもタイル数に対応した装飾物の数が描かれています。
箱の底面にすべての庭園タイルの枚数が描かれています。
タイル構成表です、プレイヤー人数別に各ラウンドに使用するタイル数を示しています。
得点ボードです。
木製の灯篭(各プレイヤー6本)と得点マーカーです。
追加ボーナスタイルとラウンド表示タイルです。
拡張のときに使うタイルです。拡張は5種類あります。
準備
すべての庭園タイルは裏向きにして箱に入れておきます。
得点ボードを中央に置き得点マーカーを0に置きます。ラウンド表示タイルを上に置きます。
2人時6ラウンド・3人時5ラウンド・4人時4ラウンドです。
各プレイヤーは、灯篭を庭園ボードの上に6本並べます。
以上で準備完了です。
ルール説明
ゲームは数ラウンドにわたって行われます。
各ラウンドの最初に灯篭6本を庭園ボードの上に並べます。
次に、プレイ人数に応じた庭園タイルをランダムに選び中央に並べます。
例えば、4人プレイならば、1マス8枚・2マス8枚・3マス4枚・4マス4枚です。
スタートプレイヤーから順に手番を行います。
手番では次の手順を行います。
1.庭園タイルを置くかパスをする。
2.灯篭を置く
3.得点計算
これを繰り返します。
全員のすべての灯篭が埋が埋まった、または全員がパスしたらラウンドの終了です。
ラウンドマーカーを1つ進めます。
以上でラウンド終了です。
1.庭園タイルを置くかパスをする
中央にある庭園タイルから1つ選び自分の庭園ボードに配置します。
庭園タイルの置き方のルール
横の並びを行、縦の並びを列と呼びます。
各庭園マークが描かれている行には、同じ種類の装飾物を置かなくてはなりません。
灯篭が置かれている列に装飾物を置くことは出来ません。
マークが描かれてない緑のタイルはどこの位置に置いても構いません。
庭園タイルは、既に置かれているタイルの上に置くことが出来ます。(2段目・3段目・・・と重ねることが出来ます)
ただし、重なりの下に隙間があるように配置することは出来ません。
重ねるに時に下の装飾物が隠れても構いません。
自分の手番の時に庭園ボードに置ける庭園タイルがある時には、必ずそのタイルを置かなくてはなりません。
タイルを置けない時はパスをし続けなければなりません。
2.灯篭を置く
配置した装飾物が置かれた列の上に灯篭を置きます。
3.得点計算
庭園タイルを配置したらすぐに得点を計算し、得点マーカーを移動します。
得点は、「その庭園タイルの装飾物の個数×タイルの階層(高さ)」です。
例えば下の写真の場合、4行目に1マスのタイルを重ねて置いたならば、1個×2層=2点となります。
全員のすべての灯篭が埋が埋まった、または全員がパスしたらラウンドの終了です。
また、5段目を最初に置くことが出来たプレイヤーは、各装飾物ごとにボーナス得点が入ります。
追加ボーナスタイルを取って得点を追加し、そのタイルは箱に戻します。
ラウンドマーカーを1つ進めます。
ゲーム終了条件
人数に応じたラウンド数に達したら、ゲーム終了です。
(4人4ラウンド・3人5ラウンド・2人6ラウンド)
得点計算
プレイヤーは各行ごとに装飾物の数を数えます。
最も装飾物が多いプレイヤーは、その行の左端の上の数字の得点を、2番目に多いプレイヤーはその下の得点を加算します。
これを6種類すべての装飾物で行います。
下の写真の場合は5段目の装飾物の数は8個となります。
得点の合計が最も高いプレイヤーの勝利です。
拡張
5種類の拡張があります。
A 彩りの庭 B 大草原 C 枯山水の庭
D 7! E カエル
例えばAの「彩りの庭」だったら、横または縦に繋がっている装飾物のマスの最も多いグループを選び、そのグループにある装飾物の数×1点
ゲームの度にいろいろ拡張を入れてみると変化があって楽しめると思います。
感想
簡単なルールなので、誰でもすぐにプレイ出来ます。
タイル配置と高さの概念が「パスタリー」というゲームに似てますね。
あと「枯山水」というボードゲームにもちょっと似ているかな?!こちらはもっと時間がかかりますが・・・。
上手くマス目を埋めていかないと上に重ねられなくなります。最初は丁寧に1段目を埋めていく方がいいかも。
置けなくなることもある、パスすると辛い・・・。
意外と難しい、適当に置くと後が大変です。しかし、ラウンドごとに現れるタイルは全くの運なので、計画通りには行きません・・・。
得点計算の追加やタイルの追加の拡張も5種類あるので、何回も楽しめそうです。
ボードゲームの経験が多少ある方は拡張を2~3個入れてプレイした方が逆に楽しめると思いますよ!
(拡張なしだとボードゲーム経験者は少し単調で物足りない方もいるかも・・・)
以上「MIYABI(雅)」の紹介でした
タイル配置系ボードゲームの紹介