こんにちわ!ボドゲおじさんです。
今回は夏にふさわしいカードゲーム「なつのたからもの」の紹介です
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「ノミのサーカス」の日本風リメイク版となります。ゲームデザイナーはライナークニツィアです。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間 15分
下の写真が、10種類の「なつのたからものカード」です。イラスト良いですよね!子供のころの夏の思い出がよみがえってきます。
それぞれの「なつのたからものカード」には0~7の数字が書いてあります。
(あ~~スイカ食べたい!!!)
下の写真は特殊カード、左から【相手からいらないカードをもらう】
【同じカードが出るまでめくるその後カードを1枚取る】
【相手のカードから1枚引く】です。
このゲームの目的は、多くの「なつのたからものカード」を集め、その合計得点が一番高いプレイヤーの勝利となります。
ルール説明
すべてのカードをシャフルし1つの山札として場に置きます。
スタートプレイヤーは山札の上からカードを1枚ずつめくり、横に順に置いていきます。好きなところでカードをめくるのを止めて、今まで出ているカードから1枚取り手札に加え、手番が終了します。
これを各プレイヤーは順番に行います。これを繰り返し手札を少しずつ増やしていきます。特殊カードを引いたときはその指示に従い、特殊カードを捨て札とします。
ただし、カードをめくったときに同じ「なつのたからものカード」をめくってしまったプレイヤーは即手番終了となり、カードを1枚取ることができません。(いわゆるドボンです)。
上の写真の場合「ラムネを飲んでいるカード」が出てしまったので、このプレイヤーの手番は終わり、カードを取ることはできません。2の数字の「ラムネを飲んでいるカード」は捨て札となります。(下の写真)
次のプレイヤーはこの状態から始めます。カードをめくっても良いしここからカードを1枚取っても構わないです。
手番で1枚のカードを獲得したときに、もし同じ数字のカードが3枚手札にあれば、何セットでも自分の前に表にして置くことができます。置きたくない場合は、置かなくても構いません。
3枚のセットを置くとゲーム終了時10点の得点になります。(低い点数のカードはこれを使えば有効活用できます。ただし10種類揃えるのが遅くなりますが・・・)
ゲームを進めていき、手札に10種類の「なつのたからものカード」がそろったらプレイヤーは10種類揃ったことを宣言し手札を公開します。その時点でゲーム終了です。
ただし、10種類揃っても宣言しなくても構いません。(もっと得点の高いカードを集めたい時など)または山札が全て無くなったときもゲーム終了です。
上の写真のように10種類揃い宣言した場合は、ゲーム終了なので、各プレイヤーは得点を計算します。このゲームでは、同じ「なつのたからものカード」は高い点数のみ計算します。
上の写真の場合、海水浴カードは7点’(1点のカードは0点)・線香花火カードは7点(2点のカードは0点扱い)・かき氷カードは6点(3点のカードは0点扱い)です。
よって得点は7+7+6+5+6+6+5+4+7+6=59点となります。
10種類揃っていない他のプレイヤーも、同じように得点計算します。
手札の点数と自分の前に出した3枚セットの点数を合計します。その合計得点の高いプレイヤーの勝利です。
感想
このゲームは、まずイラストがいいですね、なんかほのぼのとして昔を思い出す感じが素晴らしいです。
ゲームシステムも、高い点数のカード(4点・5点・6点・7点)は手札として集め、低い点数のカード(0点・1点・2点・3点)は3枚セットとして場に出すというように、すべてのカードにきちんと価値があるところがすごく良いと思いました。同じ「なつのたからものカード」は0点になるので、それをうまく3枚セットとして出していくという考え方もありますよね。
どちらの戦略を重視していくのかも面白いし、相手がどのカードを集めているかを考えながらゲームを進める必要もあります。10種類揃ったから勝利ではなく、それは終了条件であるので、点数の高いカードをいっぱい持っていて3枚セットもあれば10種類揃っていないプレイヤーでも勝つことが出来ます。なかなか良いルールだと思います。
夏の日の夕方、家族で「なつのたからもの」でもプレイするのもまた良いのではないでしょうか。
なんか子どもの頃を思い出してちょっと切なくなりました・・・。
以上「なつのたからもの」の紹介でした。
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