革命万歳 トリックテイク系カードゲーム 革命派・王宮派あなたはどっちにつく? ルール説明 ボードゲーム

 

今回は「革命万歳」の紹介です。

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ゲームデザイナーはライナークニッツアです。革命派・王宮派の派閥争いをゲームにしたものです。

ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間 10分

下が革命派カードで0から5までの数字があります。

下が王宮派カードで0から5までの数字があります。

ルールを説明します。(ロシア革命ルール)

カードをシャフルして、11枚ずつ各プレイヤーに配ります。11枚を山札として置きます。まず、山札から1枚めくり場に置きます。

各プレイヤーは、手札から1枚カードを裏向きで出します。

一斉に表にします。革命派・王宮派のカードの合計を出します。合計の多いほうが勝利派閥となります。勝利派閥のカードの中で、1番小さい数字を出したプレイヤーが全てのカードを獲得します。1番小さい数字が複数ある場合は、次の数字を出したプレイヤーがカードを獲得します。1枚も単独のカードがない場合は、山札のカードがカードを獲得します。

カードを獲得したプレイヤーは、自分が出したカードを1番上にしてカードを重ねて山とし自分の前に置きます。

下の写真の場合は、革命派8・王宮派4なので、左の0を出したプレイヤーがすべてのカードを獲得します。

下の写真の場合は、右の革命派1のカードを出したプレイヤーが獲得します。

下の写真の場合は、山札カードがすべてのカードを獲得します。

これを繰り返していき、各派閥のどちらかの山が4個出来た時点でゲーム終了です。4個になった派閥が勝利派閥となります。(ゲームの勝利ではありません

各プレイヤーは、合計得点の計算に入ります。自分が獲得したカードの山の勝利派閥の色につき1点・手札の勝利派閥の色のカードにつき1点です。

勝利派閥が赤の革命派の場合は、下の写真では3点となります。

勝利派閥が赤の革命派の場合は、下の写真では1点となります。

合計得点の1番高いプレイヤーの勝利です。



バリアントルール(フランス革命ルール)として山札から1枚めくるということをしないで、各プレイヤーが手札から時計回りに順番に1枚ずつ表にカードを出しながらゲームを進めるやり方もあります。

フランス革命ルールの方が、より戦略的になり思考性が増す形になります。

感想です

不思議な感じのトリックテイキングとなります。勝利派閥になるためには大きい数字のカードを出さなければならないのですが、カードを獲得するためには1番小さい数字のプレイヤーとなるので、ちょっと考えます。また、勝利派閥になるためにその色のカードを出しきってしまうと、手札に勝利派閥のカードが少なくなり、最終得点が減ります。大きな2つのジレンマがあります。さすが、ライナークニッツアです。

このゲームはトリックテクのゲームなのですが、あえてトリックを取らなくても良いのではないか、つまり他人に取らせておいて、自分は手札に勝利派閥になりそうなカードを多く残すとかの方が勝てるのではないか?と考えます。

ちょっと変わったトリックテイキングのゲームをやってみたい方にお勧めします。ただ、ほとんど流通していないので、手に入りにくいのが難点です。

また、ゲームに慣れている方は、フランス革命ルールの方が、面白いのではないでしょうか。

以上、「革命万歳」の紹介でした。

おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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