今回はトランプゲーム「カシノ」の紹介です。
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手札のカードを使って、場のカードを集めていく3人専用ゲームです。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 3人専用 ゲーム時間 30分
ジョーカーを除く52枚のカードを使用します。下の写真ように、場に4枚を表にして配り、各プレイヤーには手札として4枚ずつ配ります。残りは山札として置きます。
ゲームの目的は、出来るだけたくさんのカードを取り、21点以上得点することです。
ルールを説明します。
手番プレイヤーは、手札から1枚場にカードを出します。各プレイヤーが4回手番を行うと手札のカードは無くなりますので、無くなったらまた4枚ずつ配ります。(その時に場にはカードを配りません)
手札のカードを出したときに、場のカードと同じ数字のカードがあるときは、そのカードを取ることが出来ます。
上の写真の場合、♣の4を出して、♦の4を取ることが出来ます。プレイヤーは、♣4と♦4の2枚のカードを自分の前に裏にして重ねて置きます。これにより場にあるカードは3枚となります。
下の写真のように、♣8を出せば、♦8と♠8の合計3枚を取ることが出来ます。
手札のカードを出したときに、場にあるカードの数字の合計と同じカードがあるときは、そのカードを取ることが出来ます。
下の写真のように、9を出して♣5と♦4のカードを取ることが出来ます。
1のカードは特殊で、1または14の数字となります。よって、写真のように、3枚のカードを取ることが出来ます。合計4枚のカードを取ります。
場のカードをすべて取り、場にカードが無くなることをスイープと言います。
スイープは後で得点になるので、スイープした時は分かるように、そのたびにカードを1枚表にしておきます。
場にカードが1枚もない場合は、次のプレイヤーは、写真のように手札から1枚場に出します。
場に取れるカードが無い場合または出したくない時は、1枚カードを場に出します。
これを繰り返し、山札も手札も無くなったら、得点計算に入ります。
得点計算の方法
- カードを1番多く取ったプレイヤーに3点、同率1位に2点
- ダイヤのカードを1番多く取ったプレイヤーに1点、同率1位に1点
- ダイヤの10を取ったプレイヤーに2点
- クラブの2を取ったプレイヤーに1点
- エースを取ったプレイヤーに各1点
- スイープ1つにつき1点
これで1ラウンド終了です。
点数が21点未満の場合は、再度カードを配り次のラウンドに入ります。21点を越えたプレイヤーの勝利です。
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感想です。
簡単ながら、運と戦略のバランスが良いので、なかなか楽しめます。「ぴっぐテン」のように、数字の足し算の練習にも良さそうです。
カードを多く集めるために大きい数字のカードを出来るだけ手札に残していく必要があります。ダイヤのカードをうまく取るように考えていくのも大事です。エースは便利で同時に点数になりますので、エースをどううまく使うかもポイントです。思っていたより、奥が深そうな気がします。皆さんもぜひプレイしてみて下さい。
以上トランプの「カシノ」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)