こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「ゲスクラブ」の紹介です
Contents
高名なるゲスクラブへようこそ!ここには様々な専門家、その道のプロたちが自分の知識を披露するために集まってきています。博識なあなたは彼らと知恵比べです。
相手の狙いはあなたの財布の中身です。さあ、相手に勝つために相手の思考を読みこのゲームに勝利しましょう!
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~8人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
親プレイヤーはお題を出し、各プレイヤーはそれに対する回答を6個書きます。手番プレイヤーが、回答カードを1枚出した時に、同じ回答があると、賞金ボウルの中身のお金チップがもらえます。
回答カードを出す代わりに、お金を払って、何回回答が一致するかに賭けても構いません。もし、回答一致数が当たれば、配当金がもらえます。
手元の回答カードが無くなったプレイヤーが出た時点で1ラウンド終了です。これを3ラウンド繰り返します。
しかし、ラウンド終了時に、自分の手元の回答カードが残ってしまっても1枚あたり20ドルを支払わなければなりません。
3ラウンド行い、お金を最も稼いだプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
ゲームボードと賞金を入れる賞金ボウルです。
回答カードです、ここに回答を記入します。各プレイヤー6枚で8人分あります。
回答カードを挟むカードホルダーです。
下の写真のように裏面に回答を記入した回答カードを挟みます。
裏面に回答を記入します。裏側は、水性ペンで書いてすぐ消せるようになっています。
お金チップです。
プレイヤーマーカーです、8色×4個あります。
ガラストークンです、何回分回答が一致したかを示すために使います。
カテゴリーカードです。この中から問題を選びます。これ以外の問題でも構いません。
各プレイヤーは、回答カード6枚、カードホルダー、ペン、プレイヤーマーカー4個、お金チップ150ドルを受け取ります。
ゲームボードの0の所にガラストークンを置き、賞金ボウルに30ドル入れて、ゲーム準備完了です。
ルール説明
親プレイヤーを決めます。
親プレイヤーは、お題を言います。
例えば、「有名ボードゲームと言えばなんでしょう」というようなお題です。
お題が浮かばない時は、カテゴリーカードからお題を選んでも構いません。
各プレイヤーは6枚の回答カードに、今出たお題に対する回答を6個書きます。
全員のプレイヤーが書き終わったらラウンドの開始です。
親プレイヤーの左隣のプレイヤーから時計回りに手番を行います。手番で出来ることは以下の2つの内1つです。
1.回答カードを1枚出す
プレイヤーは回答カードを1枚出します。とのプレイヤーは同じ回答がある場合は、その回答カードを表にして自分の前に置かなければなりません。
少なくとも1人のプレイヤーの回答が一致した場合
手番プレイヤーは賞金ボウルに入っているお金チップをすべて獲得しガラストークンを1つ進めます。その後、銀行からお金チップを30ドル賞金ボウルに入れます。次のプレイヤーの手番になります。
他のプレイヤーが一人も回答カードを出さなかった場合
手番プレイヤーはお金チップを10ドル賞金ボウルに払います。次のプレイヤーの手番になります。
2.お金を払い賭けを行う
プレイヤーは、お金チップ10ドルを賞金ボウルに支払い、「ラウンド終了時にガラスチップがどこにあるか」を予想し、自分のプレイヤーマーカーをその数字の横に置きます。
同じ数字に置けるプレイヤーマーカーは2個までです。
例えば下の写真のように、回答が3回だけ一致すると思った黄色プレイヤーは3の横に、すでに白プレイヤーが3に置いてあったので、その上に黄色プレイヤーマーカーを置きました。
手番ごとにこの2つのうちどちらかを選び繰り返していきます。いずれかのプレイヤーの回答カードが無くなったら、そのラウンドの終了です。得点フェーズに入ります。
得点フェーズ
まず、自分のカードホルダーに残っている回答カード1枚ごとに20ドルを賞金ボウルに入れます。
そのラウンドのガラストークンが止まっている数字にプレイヤーマーカーを置いているプレイヤーがいる場合は、そのプレイヤーは賞金ボウルの中のお金チップをすべて獲得し、追加で報酬カードに書かれている金額を銀行から受け取ります。
1人の場合はすべての合計金額を、そのプレイヤーが受け取ります。
2人の場合は、合計のそれを半分ずつ受け取ります。端数が出た場合は、プレイヤーマーカーが下のプレイヤーが端数を受け取ります。
だれもいない場合は、賞金ボウルのすべてのお金チップを銀行に戻します。
これで、ラウンド終了です。回答カードにかいた回答をすべて消し、ガラストークンを0の位置に戻します。賞金ボウルに30ドルを入れ、次のラウンドに入ります。
ゲーム終了条件
3ラウンド行ったらゲーム終了です。
ゲーム終了時点で、1番多くのお金チップを獲得したプレイヤーの勝利です。
感想
基本的に回答が一致するような回答をしていくことが大事です。カードが手元に残っていると1枚あたり20ドルの罰金を払うので、出来るだけ手札のカードを無くしていく必要があります。
しかし、それだけでは勝てません。やはり、プレイヤーマーカーを賭けていかなければなりません。状況を見ながら、どのくらい回答が一致するのかを考えます。後半になるほど当てやすくなりますが、当然他のプレイヤーが先にプレイヤーマーカーを置いてしまうかも知れません。
相手の発想を想像する面白さに賭けの要素を加えて、面白いゲームに仕上がっています。このゲームは皆でワイワイ回答を楽しむパーティゲームに賭けの要素を取り入れたところが新しいですね。
以前参加したボードゲーム会で、「ゲスクラブ」を8人でプレイしていて大いに盛り上がりました。やはり、大人数の方が面白いかも知れませんね!
少人数ではどうなるのでしょうか?!少ない人数でもプレイしてみたいです。
以上「ゲスクラブ」の紹介でした
相手の発想を楽しむボードゲーム
おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)
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