ノックスフォード 手下を使い街を支配せよ! カード配置系カードゲーム ボードゲーム

 

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「ノックスフォード」の紹介です

Contents

終わらぬ建設と拡張と歯車の鳴りやまぬ、眠らぬ都ノックスフォードへようこそ。あなたは犯罪組織のボスとなって、片腕となる部下たちを率いて、ノックスフォードで一番栄えている地区を支配しなければなりません。

ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 20分

ゲームの概要

自分の手札から犯罪組織カードを出して富裕地区に接するようにカードを配置していきます。各富裕地区ごとに最も多くの自分のカードが接しているプレイヤーがその富裕地区を支配します(その富裕地区のシンボルの数だけ得点が入ります)。

また、富裕地区ごとにシンボルは5種類あり、そのシンボルと自分の陣営のシンボルが同じ場合は倍の得点が入ります。

自分のカードだけではなく、場に表で出ている3枚の中立カードを配置しても構いません。中立カードの中には特殊な効果を持ったカードもあります。

犯罪組織カードには4段階の強さがあり、他のプレイヤーの弱いカードの上に自分のより強いカードを乗せることも出来ます。

これを繰り返し、カードを上手く配置して、最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利です。

ゲーム準備

中立カードです、計15枚あります。左が兵舎カードで、隣接する犯罪組織カードを無効化します。右が富裕地区カードで、カードの中にシンボルが描かれています。シンボルの数がその富裕地区を支配した時の得点になります。

ノックスフォード

下の写真の富裕地区カードは支配すると2点になります。

富裕地区カードの中には、歯車の模様があるカードがあります。これを歯車カードと言います。効果は後で説明します。

ノックスフォード

犯罪組織カードです、4種類で10枚ずつの計40枚あります。

ノックスフォード

犯罪組織カードは、ランクが4段階あります。左から、ボス(1枚)・部下(2枚)・ごろつき(3枚)・チンピラ(4枚)で、左の方が強いカードとなります。

また、ボスカードは富裕地区の支配判定のとき2枚分として数えます。

ノックスフォード

各犯罪組織ごとにシンボルが描かれています。

下の写真のボスカードにはダイヤモンドのシンボルが描かれています。これと同じシンボルの富裕地区カードを支配するとそのシンボルは倍の2点となります。

中立カード15枚をよくシャフルして、2枚取って表にして、下の写真の左側のように配置します。残りのカードは山札にして置き3枚めくって横に並べます。

各プレイヤーは、好きな色の犯罪組織カード10枚を取ります。その10枚をよくシャフルして、3枚だけ手札にして残りは山札として自分の前に置きます。

以上で準備完了です。

ルール説明

スタートプレイヤーを決め、時計回りに手番を行います。

手番で出来ることは次の2つで、そのうち1つを行います。

1・カードを接するように配置する

2.手札のカードをすでに配置されているカードの上に1枚置く

1.カードを接するように配置する

自分の犯罪組織カード1枚または表になっている3枚の中立カードの中から1枚を、場に置かれているカードに2枚に接するように配置します。

配置ルール

すでに配置しているカード2枚に接するように配置します。また、接するカードに対して少なくとも2辺がそのカードの辺の延長線上にあるようにします。

下の写真は正しい配置です。

NG例 下の写真は、接するカードの辺の延長線上にありますが、接しているのが1枚なのでダメです。

NG例 下の写真は、2枚に接していますが接しているカードの延長線上にあるのが1辺だけなのでダメです。

カードを配置した時に特殊な効果があるカードが2種類あります。

特殊なカードの配置効果

①兵舎カード

この兵舎カード(3枚)を配置した場合、このカードに接する犯罪組織カードは無効化されます。

下の写真の場合、赤の犯罪組織カードは無効化され、支配判定の枚数にカウントされません。

② 歯車カード

歯車カードは、富裕地区カード(4枚)と犯罪組織カードの(各色2枚)両方にあります。

歯車カードを配置した時は、場にすでに配置しているカードを1枚取って他の場所に配置するまたはカードの上に乗せることが出来ます。配置は当然配置ルールやランク制限を守るように配置します。

注意 ただし、4辺が他のカードに接しているカードは取ることが出来ません

歯車カードを配置したので、

配置済みのカード1枚取って、他の場所に移動できます。

または、配置済みのカードを取って他のカードの上に乗せることも出来ます。

2.手札のカードをすでに配置されているカードの上に1枚置く

自分の犯罪組織カード1枚を他のプレイヤーの犯罪組織カードの上に乗せることが出来ます。

ただし、次のような制約があります。

1.自分のランクが相手のランクより上であるときに置けます。(ランクは4段階)

2.4辺が接しているカードの上には置けません。

ランクとは? ボス>部下>ごろつき>チンピラ

下の写真の左ほどランクが上です。

ノックスフォード

手番が終了したら、プレイヤーは手札が3枚になるまで自分の犯罪組織カードの山札から補充します。

また場の中立カードを使用した場合は、3枚になるように中立カードの山札をめくり補充します。

その後、次のプレイヤーの手番となります。これを繰り返していきます。

ゲーム終了条件

いずれかのプレイヤーがカードを配置したときに犯罪組織カードが無くなったら、ゲームは直ちに終了します。

得点計算

勝利点を以下のように計算します。

1.兵舎カードに接している犯罪組織カードは無効なので裏返します。

2.各富裕地区カードごとに1番多く犯罪組織カードが接しているプレイヤーを確認します。ボスカードは2枚分として数えます。同数の場合は、どのプレイヤーも獲得できません。

1番多く接していプレイヤーはその富裕地区カードを獲得します。そのカードを自分の前に置きます。

3.プレイヤーは獲得した富裕地区カードのシンボルの1つにつき1点です。もし、自分の組織と同じシンボルの場合は、2点になります。

下の写真は、組織ごとのシンボルです、ボスカードに描かれています。

 

下の写真の場合、右の富裕地区カードは、兵舎カードによって赤の犯罪組織カード2枚が無効なので、赤1枚青1枚なので、誰も獲得できません。また。左の富裕地区カードは、赤が1枚青が4枚(ボスカードは2枚分なので)青プレイヤーが獲得します。

最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

感想

カードを配置していくだけなのですが、犯罪組織カードを配置していくだけではなく中立カードを配置できるので、いろいろな戦略がありそうですね。

富裕地区カードを上手く自分の犯罪組織カードに接するように配置したりできますし、兵舎カードは犯罪組織カードを無効化出来るので他のプレイヤーに多く接するように配置することによって相手の邪魔ができます。

また、歯車カードの効果もかなり強烈で、自分のカードを相手の上に乗せて邪魔したり、相手のカードを何処か他の不利な場所に飛ばしたりと、かなり状況が劇的に変化します。

基本的に相手のカードを攻撃するパターンが多いので、そういうゲームが嫌いな方には合わない可能性もあります。しかし、私はこういうゲーム大好きですね。相手の邪魔したりするボードゲームの方がお互いに絡みがあって面白いと私は思います。

今回は2人プレイなので、比較的スムーズに進みなかなか面白かったです。4人プレイとかだとどうなるのでしょうか?長考派の人がいるとプレイ時間が長めになる可能性もありますかね。

軽量級ながら、意外と悩むところがある良いカードゲームでした。もし機会があったら是非プレイしてください。

ノックスフォード

以上「ノックスフォード」の紹介でした

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おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)

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