こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「空手トマト」の紹介です
Contents
トマト空手マスター?!から戦いの極意を学びます。そして、相手より多くの技を出し続け、試合に勝ちトロフィーを集めましょう!
ライナークニッチィアの作品です。しかし、なぜトマトなの?なぜ空手なの?設定がシュールなカードゲームです。
なんと10人まで遊べます!
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 3人~10人 ゲーム時間 20分
ゲームの概要
1ラウンドが1つの試合になっています。その試合に勝つと、勝利カードがもらえます。試合に勝つためには、同じ色の数字カードを出し続けていく必要があります。
数字カードを1枚ずつ裏にして出し、一斉に数字カードを表にします。これを繰り返していきます。ただし、出すカードは同じ色の数字カードだけです。
同じ色の数字カードが出せないまたは出したくない時は、トマトカードを出します。トマトカードを出したプレイヤーは、この試合を放棄(パス)したことになり、カードを捨ててこの試合から脱落します。この時、山札から数字カードを2枚補充出来ます。
勝利カードの数以下のプレイヤーが残ったら試合(ラウンド)終了です。数字合計が最も大きいプレイヤーから好きな勝利カードを獲得します。
次の試合(ラウンド)を行います。試合を繰り返し、12個のトロフィーを獲得したプレイヤーが終了を宣言出来ます。
勝利カードのナイフの数が最も少ないプレイヤーは、無条件で敗北です。それ以外のプレイヤーの中で、トロフィーを最も多く獲得したプレイヤーの勝ちです。
ゲーム準備
数字カードです、5色の野菜の空手家が描かれていて1から5までの数字があります。各色28枚の計140枚あります。
各数字カードの数字は1から5まであります。
トマトカードです。1から10までの10枚あります。
勝利カードです。トロフィー・ナイフ・トマトがランダムに描かれています、40枚あります。
準備
トマトカードをよくシャフルして、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。残りのトマトカードは箱にしまいます。
数字カードをよくシャフルして、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。よって、トマトカードを含め6枚です。
残りの数字カードは山札として中央に置きます。勝利カードをよく混ぜて裏向きにして山札として置きます。
プレイヤー人数に応じて、勝利カードを表向きにして並べます。
勝利カード枚数 3人4人 2枚・5人 3枚・6人7人 4枚・8人 5枚・9人10人 6枚
下の写真は4人プレイ時の準備の時です。
以上で準備完了です。
ルール説明
1つのラウンド(試合)で、以下の手順を行います。
1.試合
各プレイヤーは、手札から数字カードを裏にして出します。
一斉に数字カードを表にします。基本的にこれを繰り返していきます。
2回目以降は、各プレイヤーは自分が最初に出した数字カードと同じ色のカードを出さなければなりません。
もし、同じ色のカードを出せないまたは出したくない場合は、トマトカードを出します。
下の写真の場合は、上のプレイヤーがトマトカードを出しました。当然1枚目からトマトカードを出しても構いません。
トマトカードを出したプレイヤーは、この試合(ラウンド)から脱落します。
脱落したプレイヤーは数字カードを捨てます。トマトカードは手札に戻します。
その後山札からカードを手札に2枚補充または手札を2枚捨てて山札からカードを手札に4枚補充します。
注意 手札を補充できるのは、この時(試合から脱落)とトマトが描かれている勝利カードを獲得した時のみです。
残ったプレイヤーは試合を続けていきます。
3枚目今度は、右のプレイヤーが脱落しました。
勝利カード以下のプレイヤーが残ったら、試合終了です。
2.勝利(試合結果)
出した数字カードの合計の多い順に、各プレイヤーは好きな勝利カードを1枚選んで獲得します。獲得した勝利カードは裏にして自分の前に置きます。
もし、数字合計が同じ時は、そのプレイヤーが持っているトマトカードの数字を比べます。トマトカードの数字が大きい方のプレイヤーが先に勝利カードを獲得します。
その後、そのトマトカードをお互いに交換します。
勝利カードを獲得した時に、カードにトマトが描かれているときは、トマトマークの数だけ山札からカードを手札に補充します。
これで試合終了(ラウンド終了です)。
次の試合に入ります。
もし、勝利カードが残った場合にはそのまま残しておきます。勝利カードを山札から補充します。
これを繰り返していきます。
ゲーム終了条件
勝利カードのトロフィーの数が12以上になったプレイヤーはゲーム終了を宣言することが出来ます。(宣言しなくても構いません)
得点計算
各プレイヤーは勝利カードを公開します。
まず、ナイフの数が最も少ないプレイヤーは即敗北です。(複数人いる場合は、すべて敗北です)
残りのプレイヤーは、トロフィーの数を数え最もトロフィーの数が多いプレイヤーの勝利です。
下の写真の場合は、12個のトロフィーを獲得した1番上のプレイヤーはナイフが1個しかないので敗北です。よって、1番下のプレイヤーの勝利です。
感想
最初にルールを読んだときは、面白いのかな?と思いました。でも、実際にプレイすると試合を続けるのか降りるのかのジレンマが楽しいカードゲームでした。
チキンレースの要素も含んでいるので、それが面白さを増加させています。この試合は負けられないとカードをドンドン出していって負けたときはすごいショックですね。だって、手札が少なくなっただけで何の報酬もない訳ですから・・・。
並んだ勝利カードと自分の手札の中身と同じ色のカードの枚数で、この試合に勝つために最後まで突っ張るのか、降りるのかを早く判断しなければなりません。
早めに下りれば手札が補充されるので、手札を貯めて次の試合に勝負するのも選択肢の1つです。
運良く良いカードが手札にきて、多く勝利してもトロフィーのカードだけを集める訳にはいかないものジレンマですね。いくら勝って勝利カードを多く獲得しても、ナイフが最も少なければ無条件に敗北です。悩ましい・・・。
(なぜナイフが少ないと負けなのか???)
多くの人数でもプレイ出来るのも良いですね、しかし10人でプレイするとどうなるのだろうか?・・・。
以上「空手トマト」の紹介でした
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