こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「MANDARA(マンダラ)」の紹介です
Contents
曼荼羅(マンダラ)とは古のシンボルであり聖なる儀式です。色砂を敷いて世界を象徴する図を描き、その後に破壇の儀式を経て砂は川へと流されます。それは生と死の、そして永遠に繰り返される輪廻です。
2人専用ゲームとして面白いボードゲームが出てきました!
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人専用 ゲーム時間 20分
ゲームの概要
プレイヤーは手札を6枚(最大8枚)持ち、2つの曼陀羅(マンダラ)にカードを置いていきます。
カードを置く場所は1つの曼陀羅(マンダラ)に2か所あります。自分の場に出すと、その曼陀羅(マンダラ)に対する支配力が高まりますが、カード補充が出来ません。山にカードを出すと、支配力は高まりませんがカードを3枚補充出来ます。
自分の場・相手の場・山に6種類全部のカードが揃ったら、その曼陀羅(マンダラ)は完成します。支配力の高いプレイヤーから順番に山にあるカードを交互に獲得し、自分の川または器にカードを置きます。川には1点から6点のカードを置く場所があります。
これを繰り返していき、(川の得点×カード枚数)の合計得点が多いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
砂絵カードです、6種類各18枚の計108枚あります。
布製のプレイマットになっています。
砂絵カードをよくシャフルして山札としてプレイマットの脇に置きます、これをデッキと呼びます。
デッキから2枚ずつ引いて、2か所のマンダラの山に表にしてカードを置きます。
デッキから6枚を引き、手札とします。その後、デッキから2枚を引いて自分の器に裏のまま置きます。
以上で準備完了です。
ルール説明
スタートプレイヤーカードを決め交互に手番を行います。
下はプレイマットの場所の名前です。場・山・川・器という場所があります。
プレイマットの下側は川・器と言って、左から1点~6点となっています。
手番では次の3つから1つを選んでアクションを行います。
1.山にカードを置く
手札から、山にカードを1枚だけ出します。その後カードを3枚補充します。
注意 出せるカードの種類に制限があります。自分の場・相手の場に同じ色のカードがある場合はそのカードは出せません!既に山にある同じ色のカードは出せます。
ただし手札上限は8枚です。(手札が6枚ある時は2枚補充・手札が7枚ある時は1枚補充)
下の写真の場合は、山に出せるカードは薄い黄色・緑・黒・濃い黄色の4種類のうちの1枚です。
手番終了時に、1つのマンダラに6色のカードが全て揃ったら「曼陀羅(マンダラ)の完成処理」(後に説明)に移ります。
2.場にカードを置く
自分の場に、手札にある同じ色のカード1種類を何枚でも出すことが出来ます。しかし、手札補充は出来ません!
注意 出せるカードの種類に制限があります。山・相手の場に同じ色のカードがある場合はそのカードは出せません!既に自分の場にある同じ色のカードは出せます。
下の写真の場合は、自分の場に出せるカードは紫・黒・濃い黄色の3種類です。
手番終了時に、1つのマンダラに6色のカードが全て揃ったら「曼陀羅(マンダラ)の完成処理」(後に説明)に移ります。
3.手札を捨てる
カードを出せない・出したくない時は、手札から1色のカードを1枚以上選び捨て札とします。捨てた枚数と同じ数のカードをデッキから引きます。
交互に手番を繰り返していきます。
手番中に曼陀羅(マンダラ)が完成した時の処理
1.完成したマンダラから「自分の場」により多くのカードを置いているプレイヤーから順番に、交互に「山」からカードの色を1色選びそのカードを全て取ります。(同じ枚数の時は、その手番でマンダラを完成したプレイヤーではなく相手プレイヤーからカードを取ります)
下の写真の場合は、下のプレイヤーから順番にカードを取っていきます。まず、緑色の2枚のカードを選択しました。
2.取ったカードは、まだその色のカードが川に置かれていない場合は、空いている最も左の位置にカードを1枚配置します。残りは自分の器に裏のまま置きます。
3.取ったカードが既に川に置いてある場合は、すべてのカードを器に裏にして置きます。
下の写真の場合は、緑色のカード1枚を最も左の川に1枚置き、残りの1枚は器に置きました。
残りのカードは交互に1枚ずつ空いている最も左側の「川」に配置しました。
4.「自分の場」「相手の場」にあるカードはすべて捨て札となります。
5.新たに、山にデッキから2枚ひいて表にしてカードを置きます。
以上で「マンダラの完成時の処理」は終了です。
ゲーム終了条件
次のいずれかの条件になったらゲーム終了です。
1.デッキが無くなった場合、捨て札をシャフルして新たなデッキを作ります。その後、曼陀羅(マンダラ)が完成するまでゲームを続けます。曼陀羅(マンダラ)完成の処理が終了したらゲーム終了です。
2.どちらかのプレイヤーの「川」に6色すべてのカードが揃った時に、その曼陀羅(マンダラ)の処理が終了したらゲーム終了です。
得点計算
「自分の器」あるカードすべてを「川」の下に並べます。(川の得点×カードの枚数)の合計得点を計算します。(注意 川にあるカードの枚数は数えません!)
合計得点の多いプレイヤーの勝利です。
下の写真の場合は、緑1点×1枚・薄い黄色2点×2枚・赤3点×3枚・黄色4点×0枚・紫5点×2枚・黒6点×1枚となります。
よって、1点+4点+9点+0点+10点+6点=30点です。
感想
正直なところどうやれば勝てるのかが良く分からないですね?ルールは単純ですがどうすれば勝てるのかが難しい・・・。
山のカードを獲得するためには、自分の場に多く置かなないと先にカードを取れません。しかし、カード補充が出来なくなるので、山に必ずカードを置かなくてはならない!
多くのカードを取った方が良いのですが、ゲーム最初に多くのカードを獲得したとしても、それは川の1点のところにカードを置くことになりあまり旨味が無い・・・。川のどの位置にカードを置くかも非常に重要です。
2か所のマンダラがあるので、どちらに置けば有利なのかもすごく悩みます。
また、面白いのは自分の川に6色揃ったらゲーム終了になるということです。自分が勝っていると思ったら、早く6色を揃えてゲーム終了にしてしまってもいいわけです。ゲーム終了自体もコントロールする楽しさもあります。
完全公開情報ゲームでは無く、カード運もかなり絡んでくるのでそれほどシビアなゲームではありません。適度な運の要素も良いですね!
なかなか奥が深そう・・、でもすぐに終わるので2~3回くらいあっと言う間にプレイ出来ます。
2人専用ゲームの定番となる可能性があるボードゲームではないでしょうか!
私は、かなり面白いと思いました!
以上「MANDARA(マンダラ)」の紹介でした
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