こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「ツリーラインアベニュー」の紹介です
Contents
一流デザイナーとなって、並木道の最も美しい景観の公園を設計しましょう!タイル配置型のボードゲームです。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
エリア(樹木)カードを順番に1枚ずつ配置して、6枚×6枚の公園を作っていきます。
各ラウンドで配置されるエリア(樹木)カード4枚から1枚選び中央の公園に配置します。価値の高いエリアカードを獲得すると次の手番は遅くなります(「キングドミノ」というゲームの手番順と同じ仕組みです)。
エリアカードに庭師コマを配置すると縦または横の動物タイルを2枚獲得できます。また、計画カードを獲得して、それを達成できればゲーム終了時に得点を加算出来ます。
これを繰り返していき、自分の庭師コマのいる同じ種類の並木道の数による得点と計画カードの得点の合計して最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
エリアカードです、5種類の樹木があります。
各カードの右上の数字はそのカードの価値を表します。
上段左から、ケヤキ・シラカバ・サクラ
下段左から、カエデ・イチョウ
樹木ごとのエリアカードは各7枚あります。
価値7のカードは大きな樹木が描かれています、このカードはカード2枚分(樹木2本分)として数えます。
その他カードには、あずまや・池・広場なども描かれています。
エリアカードのワイルドカードです。
動物タイルです、4種類の動物がいます。
庭師コマとアクションコマです。
計画カードです、12枚あります。
エリアカードを並べるための手番順タイルとラウンド順列タイルです。
得点表です、各プレイヤーごとに1枚あります。裏面はサマリーになっています。
準備
エリアカードをよくシャフルして、6枚を斜め1列に並べます。
周囲に動物タイルをランダムに下の写真のように並べます。
残ったエリアカードは山札として脇に置きます。
庭師コマ2個(4人プレイ時)とアクションコマ1個を配ります。
計画カードを各2枚ずつ配ります。
計画カードは他のプレイヤーに見えないように裏にします。
手番タイルの配置方法
ラウンド順列タイルと手番順タイルを下の写真のように並べ、各プレイヤーのアクションコマをじゃんけんなどで勝った順に1から置いていきます。
山札のエリアカードを4枚めくりラウンド順列タイル1の下に並べます。
そしてエリアカードを価値の低い順(数字の小さい順)に並び変えます。
その後、ラウンド順列タイル2の下にも同様に並び替えて4枚並べます。
以上で準備完了です。
ルール説明
手番順タイルの1のプレイヤーから順番に手番を行います。
手番順4のプレイヤーの手番が終了するとラウンドが終了します。
手番では以下の手順を行います。
1.庭師コマの配置(任意)
2.エリアカードの配置(必須)
3.アクションを解決(任意)
4.アクションコマの移動(必須)
1.庭師コマの配置(任意)
庭師コマが手元にある場合は、庭師コマ乗っていない好きなエリアカードの上に庭師コマを乗せます。
(庭師コマの配置は任意のアクションなので、行わなくても構いません)
乗せたエリアカードの上下左右の動物タイルから好きな2枚を選び、そのエリアカードの上に乗せます。
注意 ゲーム開始の1ラウンド目の最初の手番では各プレイヤーは庭師コマを置くことは出来ません!
下の写真の場合は、青い丸の所に白プレイヤーが庭師コマを置きました。青い矢印の内から2枚の動物タイルを選びます。
エリアカードの上に2枚の動物タイルを乗せました。
2.エリアカードの配置(必須)
そのラウンド順タイルに残っているエリアカードから1枚を選び、公園に既にあるエリアカードに辺が接するようにカードを配置します。
もし、動物タイルがある場所にエリアカードを置くときは、エリアカードの上にその動物タイルを乗せます。
下の写真のように、ラウンドが終了すると4枚のエリアカードが配置されます。
3.アクションを解決(任意)
もし、配置したエリアカードにアクションアイコンが描かれている場合は、そのアクションを行うことが出来ます。
このアクションは任意なので、行わなくても構いません。
アクションは以下の4種類あります。
庭師コマの移動
計画カードの獲得
エリアカードの引き直し
動物タイルの追加獲得
下の写真はゲームのサマリーです。細かい説明が書いてあります。
4.アクションコマの移動(必須)
選んだエリアカードの空いた位置に自分のアクションコマを置きます。
以上で手番終了です。
プレイヤー全員が手番を終了するとラウンドの終了です。
次のラウンドの準備
全員のエリアカードの配置が終わったら、アクションコマをそのまま横の手番順タイルに乗せます。これが次のラウンドの手番順になる訳です。
ラウンド順列タイルを入れ替えます。
その後ラウンド順列タイルの2の下にエリアタイルをならべます。
以上でラウンド準備完了です。
ゲーム終了条件
公園内にすべてのエリアカードが配置されたらゲーム終了です。得点計算に入ります。
得点計算
並木道の得点計算
自分の庭師のいる縦または横1列の並木道(エリアカード6枚)の中で最も多い同じ種類の樹木の枚数を数えます。シンボルツリーの場合は2枚と数えます。(ただし1枚・2枚の場合は0点)それが並木道得点となります。
並木道得点×(庭師の数+動物タイル数)
下の写真の場合は、
横がシラカバの3枚×(庭師1個+動物タイル2枚)=9点
縦がサクラの5枚(シンボルツリーとワイルドカードがある)×(庭師1個+動物タイル2枚)=15点
計画カードの得点計算
計画カードの条件を達成できたら、その下の点数が加算されます。
達成したい計画カード1枚に付き自分の庭師コマ1個を選んで1度だけ達成出来ます。
例えば下の写真では、
左側は庭師コマのいる縦横の計11枚のエリアカードの中に池が2つあれば16点
右側は庭師コマと同じ場所のエリアカードにリスの動物タイル1枚と庭師コマのいる縦横の計11枚のエリアカードの中にあずまやが1つあれば11点
最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
感想
カード配置をして得点が取れそうな所に庭師コマを置くわけですが、動物タイルも関係してくるので、どこに庭師コマを置くのか迷います。
庭師コマは、ある程度エリアカードが置かれたゲーム後半に置く方が良さそうに見えますが、そうすると他のプレイヤーに良い場所に先に置かれてしまうし、動物タイルも自分が好きなものが取れなくなってきます。悩ましいですね・・・。
また手順も「キングドミノ」というボードゲームと同じで、価値の高いエリアカードを取ると次のラウンドの手番が遅くなるので、それも悩ましい・・・。
エリアカードを配置するときに、同じ樹木の数・動物タイル・計画タイル・アクションアイコンなど4種類くらいの要因が絡んでくるので、ちょっと配置に考えますね。
ジレンマがいっぱいのタイル配置ゲームですが、そんなに難しくないし、時間的にはそんなにかかりません。
ぜひ一度プレイしてみて下さい。
以上「ツリーラインアベニュー」の紹介でした
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タイル配置系ボードゲームの紹介