こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「ELECTROPOLIS 電力世界」の紹介です
Contents
発展著しい都市の市長となり、大気汚染と支持率の変化に気をつけながら多くの電力を生み出していきましょう!
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 50分
ゲームの概要
プレイヤーボードの5×5のマスに発電所タイルや公共施設タイルを配置していきます。また発電するための燃料も確保していかなければなりません。
手番は早いほど好きなタイルを選べる確率は高くなりますが、獲得できるタイル数は少なくなります。逆に手番が遅いとタイル枚数は多く獲得出来ます。
タイルを獲得するときに同時に発展カードを1枚取ります。発展カードにはタイルの配置場所が指定されていますし、いろいろなボーナスが描かれています。
発電所タイルを配置して発電をすると点数が入りますが、大気汚染が増加していきます。
公共施設タイルを配置すると支持率が上がります。支持率以上に大気汚染が増えると得点が大幅に減点されます。その他いろいろなカードの条件が作用します。
これを8回繰り返していき、最終的に最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
プレイヤーボードです、5×5のマスがあり中央は穴が空いています。
タイルは全部で144枚あります。
発電所タイルと燃料タイルです。
上段から、火力発電所・ガス発電所・原子力発電所です。右にあるのが燃料です。
原子力発電所には核廃棄施設も必要です。
再生可能エネルギー発電タイルと大気汚染防止施設タイルです。
左から、風力発電所・太陽光発電所・水力発電所です。当然燃料は必要ありません。
公共施設タイルです、下にある数字は支持率がどれだけアップするかを表しています。
左から、博物館・病院・遊園地・公園・公共住宅です。
アクションボードです、ここで手番順や獲得できるタイル数が決定されます。
支持率トラックと大気汚染トラックです。
得点トラックです。
プレイヤーの木製コマです、各5個ずつあります。
発展カードです、A・B・Cの3種類あり順番に重ねておきます。一番上がAになります。
発展カードです、上段に支持率ボーナスやゲーム終了時ボーナス・下段にタイルを配置する場所の範囲指定が描かれています。
トレンドカードです、ゲーム中は6枚の内3枚のみ使用します。ゲーム終了時の得点に影響します。
タイルを入れる布袋です。ここからタイルを規定枚数だけ取りだして円形に並べます。
準備
プレイヤーボードを各1枚ずつ配ります。プレイヤーボードの中央の穴に木製コマを1個置きます(プレイヤーの担当色を識別するため)。
タイルをすべて布製の袋に入れます。トレンドカード6枚から3枚をランダムに選び並べます。残りのトレンドカードは箱にしまいます。
アクションボード・得点トラック・支持率トラック・大気汚染トラックを中央に置きます。木製コマを各ボードやトラックに置きます。
以上で準備完了です。
ルール説明
ゲームでは、8回のラウンドを行います。
ラウンドでは以下の順にアクションを行います。
1.アクション順の選択
2.発展カードとタイルの獲得
3.タイル配置
1.アクション順の選択
発展カードをA・B・Cに順番に重ね山札とします。まずAの発展カードを4枚めくり表にして並べます。
布袋からタイルを18枚(4人プレイ時)取り円形に並べます。
最初のラウンドは適当に順番を決めてアクションボードの上のⅠの所に左から木製コマを置きます。
上段のⅠは右側に置いてある木製コマのプレイヤーから順番に、下の段のⅡに木製コマを置いていきます。
下の写真の場合は、白プレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
下の段のⅡの中から好きな場所に自分の木製コマを順番に置いていきます。
下の段に書かれている数字が獲得できるタイルの枚数です。
左から3番目に置くと支持率を1点獲得します。
2.発展カードとタイルの獲得
ここでは、アクションボードの左側に置いてある木製コマのプレイヤーから順番に規定枚数のタイルを取っていきます。
例えば上の写真の場合は、最初に白のプレイヤーはタイル3枚と発展カード1枚を取ります。
順に黒・茶・青プレイヤーの順にタイルを取ります。
注意! タイルはつながっている連続枚数のタイルを取っていきます。
タイルの獲得が終了したら自分の木製コマを上のⅠの左から順番に置いていきます。
つまりこのラウンドで早い手番のプレイヤーは次のラウンドでの手番が最後になる訳です。
3.タイル配置
獲得した発展カードの下側に描かれている範囲に今獲得したタイルを配置します。
下の写真の場合は、左上の8マスに配置します。
可能な限りタイルを配置しなければなりません。
配置することが出来ずに余ったタイルは捨てることになります。捨てるタイル1枚ごとに支持率が1点下がります!
タイル配置の方法
中央の穴または既に配置したタイルに隣接するように配置しなければなりません。
下の写真のように離れた位置にタイルを配置することは出来ません!
全員のプレイヤーがプレイヤーボード上にタイルを配置したら、ラウンド終了です。
ラウンドが終了したら、場に置いてあるタイルと発展カードはすべて箱に戻します。
新たに布袋からタイルを18枚(4人プレイ時)取りだし円形に並べます。発展カード4枚を表にして並べます。
次のラウンドに入ります。
タイルの説明
発電所タイルと燃料タイル
1つの発電所を配置するごとに1つの同じ色の燃料が必要です。燃料が無いと発電所は発電しません。
燃料タイルはプレイヤーボードの外に置きます。
下の写真の場合は、発電量が6になります。
下の写真のように同じ種類の発電所が隣接していると発電量が増えます。
3つ隣接しているので発電量8点になります。
原子力発電所タイルの場合は燃料タイルに加えて核廃棄施設タイルもプレイヤーボード上に配置しなければなりません。
核廃棄施設は必ずプレイヤーボードの四隅に配置しなければなりません!
公共施設タイル
下に描いてある数字は支持率アップ量です、タイルを配置したらその分支持率トラックの木製コマを数字分上げます。
公共住宅タイルに発電所タイルが隣接した場合は支持率が3点下がります。
大気汚染防止施設タイル
大気汚染防止施設と隣接している発電所は大気汚染が1点減ります。
下の写真の場合は、大気汚染6点ですが、ガス発電所は2-2=0点・火力発電所じゃ4-1=3点の計3点になります。
ゲーム終了条件
8ラウンド終了したらゲーム終了です。
得点計算に入ります。
得点計算
以下の得点を合計します。
加点
1.石炭・ガス・原子力発電所の発電量の点数と大気汚染を各トラックに記録します。
2.再生エネルギー発電所の点数を記録します。
3.獲得した発展カードの上側の条件を満たした場合、得点を記録します。
4.トレンドカードの条件を満たしていプレイヤーに各点数を記録します。
減点
1.プレイヤーボードの空きマス1つにつき1点減点です。
2.公共住宅タイルによる減点を記録します。
3.大気汚染トラックと支持率トラックを比べます。大気汚染が支持率を上回っていたら、その分の2乗だけ減点です。
例えば大気汚染10点・支持率6点ならば4×4=16点の減点です。
最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利です。
感想
行うアクションは、タイルを複数枚獲得して5×5のプレイヤーボードにタイルを配置するだけの簡単なものです。
しかし、タイルの種類や効果・どの発展カードを取る・トレンドカード・支持率などのいろいろな要素により、どのタイルを取るかはかなり悩ましい状態が起こります。
あと、手番順の駆け引きも面白いですよ。早い手番で欲しいタイルを取ると手番が後になってしまったり・・・。
5×5のタイル配置のボードゲームは他にもありますが、この「電力世界」はその中でもかなり面白い方だと思いました。
特に、「大気汚染」−「支持率」の2乗という減点はかなり大きいので、支持率は常に注意して獲得していかなければならないのが大変です。
台湾のボードゲームということです。なかなか良いボードゲームだと思いますので、機会がありましたらプレイしてみて下さい。
以上「電力世界」の紹介でした
タイル配置のボードゲームの紹介
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