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今回は「ボトルインプ」を紹介します。
トリックテイク型のカードゲームです。シンプルなルールながら、なかなか考え所があるゲームとなっています。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分
カードは1から37まであります。それぞれに黄色・青・赤の色があります。各カードにはコインのマークがあります。これが、各カードを獲得した時の得点となります。
下の写真が、カードの数字と色の分布を表した早見表カードです。全員に各1枚ずつ配られます。黄色が小さい数字が多く、赤は大きい数字が多くあることが分かります。
下の写真がボトルです。
19の数字だけ、デザインが違っています。
この19のカードにボトルを乗せます。
カードをよくシャフルして、36枚のカードを各プレイヤーに均等になるように配ります。
各プレイヤーは、手札から1枚を選び、他のプレイヤーに見られないように裏にして出します。
そのカードを19のカードの下に入れます。
その後、各プレイヤーは、手札から1枚を右のプレイヤー1枚を左のプレイヤーに渡します。これで、準備完了です。
ルールを説明します
スタートプレイヤーは、1枚カードを場に出します。各プレイヤーは、最初に出したプレイヤーのカードと同じ色のカードを出します(出さなくてはなりません)。その色のカードが無い場合は、どの色のカードを出しても構いません。
全員が1枚ずつ出したら、トリックの勝敗を決めます。
全てのカードが、ボトルが乗っているカードの数字より大きいカードの場合は、色に関係なく1番大きな数字を出したプレイヤーが全てカードを獲得します。
下の写真の場合は、33を出したプレイヤーがカードを獲得します。
下の写真の場合は、32を出したプレイヤーがカードを獲得します。
ボトルが乗っているカードの数字より小さいカードが1枚のみの場合は、その数字を出したプレイヤーが全てカードを獲得します。
同時にボトルを取り、自分が出したカードの上に乗せて自分の前に置きます。
ボトルが乗っているカードの数字より小さいカードが複数ある場合は、ボトルが乗っている数字より小さいカードを出したプレイヤーの中で、1番大きい数字を出したプレイヤーが全てカードを獲得します。
下の写真の場合は、11を出したプレイヤーがカードを獲得します。
その後、11のカードにボトルを乗せて、自分の前に置きます。
全ての手札が無くなったら1ラウンド終了です。各カードのコインの合計が、各プレイヤーの得点となります。ただし、ボトルが自分の前にあるプレイヤーは、最初に19のカードの下に置いたカードのコインと同じだけの失点となります。
これを、最初にラウンド数を決めてゲームを行い合計点が1番多いプレイヤーの勝利です。
感想です
大きい数字のカードを出せばカードが取れるので、ドンドン出したいのですが、小さい数字が多く残ってしますと、後半で小さい数字を出さなくてはならず、ボトルを取る可能性が出てきます。
小さい数字のカードで、ボトルを取らないためには、他のプレイヤーがボトルが乗っている数字より小さい数字を出したときに、それより小さい数字を出すことです。そうすれば、小さいカードをうまく処分できます。あるいは、最初に裏向きに出すカードに入れるか・・・。
また、カードの色によって数字が偏っているのもポイントです。黄色いカードは小さい数字がほとんどなので、ゲーム前半に、黄色の小さい数字を出すというのも1つの戦術です。そうすれば、同じ色を出さなくてはいけないので、他のプレイヤーにボトルを取らせることが出来ます。小さい数字でボトルを取ると致命的です。
あとはマストフォロー(同じ色を出さなくてはいけない)のトリックテイクなので、特定の色を早く無くすことも大事ですね。
ルールはシンプルですが、かなり深い考えが必要な気がします。これは、かなり面白いカードゲームだと思います。
以上「ボトルインプ」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 8点(10点満点)
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