今回は「ファブフィブ」の紹介です
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ブラフ系(はったり)ゲームの代表作です。ブラフ系ゲームは他に「ごきぶりポーカー」「チャオチャオ」などがあります。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数3人~10人 ゲーム時間 20分~30分
カードには0から9までの数字が描かれています。各5枚の計50枚あります。
各カードには、左側にドクロマークが描かれています。これは、このカードで負けたときの失点になります。下のカードの場合は、ライフポイントが-3されます。
下の写真は、各プレイヤーのライフポイントを表しているカードです。最初12ライフポイントあります。
ライフポイントは、ドンドン減っていきます。これが0になるとゲームに敗北します。
ルールの説明をします。
カードをよくシャフルして、山札として中央に置きます。スタートプレイヤーは、3枚のカードを山札から取り手札とします。カードは他のプレイヤーに見せてはいけません。
下の写真のように、5・7・2の3枚のカードを受け取ったら、3桁の数字を宣言します。そのときに、数字の大きい順に3桁の数字を宣言しなければなりません。
よって、この場合は「752」と宣言します。
しかし、このゲームは正直に手札の数字を宣言しなくても構いません。例えば「322」「876」などと宣言して構いません。つまり嘘の数字を自由に宣言して良いのです。
そのとき、次のプレイヤーは、次の2つのうち1つを選択します。
1.手札を持っているプレイヤーが嘘を言っていると思ったら「噓です」と言う。
その場合は、手札を公開し、嘘であれば宣言したプレイヤーは、3枚のカードのドクロの合計のライフポイントを減らします。逆に宣言した通りの数字の場合は嘘だと言ったプレイヤーのライフポイントを、やはり3枚のカードのドクロの合計のライフポイントを減らします。
2.何も言わずに受け取る。
その場合は、受け取ったプレイヤーは、0枚から3枚のカードを他のプレイヤーが見えないように裏のまま捨てて、山札から捨てた枚数と同じ枚数のカードをめくり、手札に加えます。
上の場合、1枚を捨てて1枚を山札からめくりました。
プレイヤーは、また、この3枚のカードを見て、自由に好きな3桁の数字を宣言します。
ただし、宣言する数字は、前のプレイヤーより大きい数字を宣言しなければいけません。
つまり、この場合は「753」以上の数字を宣言します。正直に「765」と宣言しても良いし、嘘の数字を宣言しても構いません。
次のプレイヤーは、同じように
1.手札を持っているプレイヤーが嘘を言っていると思ったら「噓です」と言う。
2.何も言わずに受け取る。
を選択します。これを繰り返していきます。最終的には「999」より大きい数字は宣言できないので、ライフポイントを減らされるプレイヤーがいつかは出ます。その時点で、1ラウンド終了です。
ライフポイントを減らされたプレイヤーが、次のスタートプレイヤーとなり、新たに3枚のカードをめくり、ゲームを続けていきます。
もし、ゲーム中に「000」が揃った場合は、直ちに「1000」と宣言し、ラウンド終了です。その場合は、宣言したプレイヤー以外のプレイヤーは全員、3枚のドクロの合計分のライフポイントを減らします。そして、1000を宣言したプレイヤーは、ライフポイントが12に戻ります。
ライフポイントが0になったプレイヤーは敗北し、ゲームから抜けます。最終的に最後まで残ったプレイヤーの勝ちになります。
感想です
単純なブラフゲームですが、「ごきぶりポーカー」よりも推理する楽しさが増えた感じです。最初は、嘘をついて適当な数字を言っても、あまり嘘だとは指摘されませんが、だんだん数字を大きくしていかなければならないというところが、このゲームを面白くしています。
数字が800台・900台になってくると皆疑心暗鬼になってきます。相手が何枚の手札を交換しているかも、大事な推理ポイントになります。極端な場合は3枚交換したり、0枚交換だったりすると、次のプレイヤーは悩みますよね!
たまに、最初から手札に「931」なんてカードが来たりします。宣言すると、本当?と疑われるのも楽しいです。あと平気で「871」みたいなカードを「322」なんて宣言して渡されることもあり、次にどういう数字を宣言するかドキドキして悩むのも面白いです。
「777」なんてカードが来たら最高ですね!
ぜひ皆さんプレイしてみて下さい。
以上「ファブフィブ」の紹介でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)
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