こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「モンドリアンダイスゲーム」の紹介です
Contents
ピエト・モンドリアンはシンプルな線と原色のブロックを使用してアート界に革命をもたらしたアバンギャルドな画家です。あなたは、サイコロを使って彼のような作品を作り上げることが出来るでしょうか?
このゲームで最高の作品を作り上げるために必要なのは画力ではありません。作品はダイスを振ることによって作られます!
戦略も必要ですが、ダイスを正確に振る能力も必要です!
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
キャンパスカードを中央に配置します。各プレイヤーは順番にダイスを振って、ダイスが止まったカードを獲得し絵画作品を作り上げます。カードの点数と使用した色のブロックの数によって得点が決まります。
ダイスの振り方もいろいろあります。プレイヤーは自分の好きなダイスの振り方を選び、良い作品を作り上げていきます。最も点数が高いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
キャンパスカードです、36枚あります。このカードを獲得して得点を競います。
キャンバスカードには左下に数字が書いてあります。これが獲得した時の点数です。また、四角に区切られた所をブロックといいます。ブロックには青・黄・赤・黒が塗ってあります。ブロックの色の数も最終得点に影響します。
数字の少ないカードほど、ブロックの数と色が多くなっています。
絵筆タイルとパレットタイルです。
絵筆タイルは、ダイスを振るときに使用します。パレットタイルにはダイスの振り方と色別の得点が描かれています。
白色のみのキャンパスカード3枚は、最初に各プレイヤーに配られます。
ダイスです各色5個あります。各プレイヤーに1色ずつの5個を配ります。
スタートプレイヤータイルです。
人数に応じたキャンパスカードを配置します。
2人の時5×5 3人の時6×5 4人の時6×6となります。
下の写真は2人時の時の配置です。
キャンパスカードを裏のまま、ゲーム人数に応じた枚数を選びだします。選んだカードを表にして中央にランダムに配置します。
各プレイヤーに白のみのキャンパスカード3枚、絵筆タイル・パレットタイル・同じ色のダイス5個を配って準備完了です。
ルール説明
スタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤータイルを渡します。
計4ラウンドを行います。
ダイスの振り方の選択
まずキャンパスタイルの下の5個の絵の中からダイスの振り方を選択し、その上にダイスを置きます。
ラウンド数+1のダイスを使用します。
1ラウンド目は2個、2ラウンド目は3個、3ラウンド目は4個、4ラウンド目は5個のダイスを置きます。
パレットタイルの左からのダイスの振り方を説明します。
ダイスの振り方
1.左手で振る 2.右手で振る 3.見ないで振る
4.上から落とす(絵筆タイルの高さから落とします)
5.横から指で弾く(中央にあるキャンパスタイルの端から絵筆タイルの距離だけ離したところから弾く)
ダイスを振る
各プレイヤーは時計回りに順番に1個ずつダイスを振っていきます。
もしダイスがキャンパスカードの全体の外に出てしまった場合は、1度だけ振りなおすことが出来ます。
ダイスが他のダイスに当たっても問題ありません。(場合によっては、ダイスが当たり外に出てしまうかも知れません)
ダイスがキャンパスカードの上に乗っていなくても、ラウンドが終了するまではそのままにしておきます。
獲得タイルの処理
全員がそのラウンドの全てのダイスを振った後にキャンパスカードの獲得処理を行います。
ダイスがパレットタイルに乗った時の獲得処理
ダイスが乗っているキャンパスカードの数字より、ダイスの目が同じまたは大きければそのキャンパスカードを獲得できます。
もしダイスの目がキャンパスカードの数字より小さい場合でも、以下のアクションを行えばそのカードを獲得することも出来ます。
追加アクション
白のみのキャンパスカードを持っている場合は、そのカードの数字とダイスの目の合計がキャンパスカードと同じか大きい時にその白のみのキャンパスカードと交換することによってカードを獲得できます。キャンパスカードを獲得した後にその場に白のみのキャンパスカードを代わりに置きます。
2個以上の同じ色のダイスの合計が、キャンパスカードの数字と同じか大きければそのキャンパスカードを獲得できます。
ダイスがキャンパスカード2枚に乗っているときは、どちらか好きな方のキャンパスカードを獲得できます。(ただしキャンパスカードの数字以上でなければ獲得出来ません)
他の色のダイスが1枚のキャンパスカードの上に乗っているときは、ダイスの数字の大きい方のプレイヤーがキャンパスカードを獲得します。
同じ数字の時は、スタートプレイヤーから時計順に近い方のプレイヤーが獲得します。
これで1ラウンド終了です。プレイヤーはダイスを自分の所に戻し、次のラウンドに入ります。
次のラウンドの回数+1のダイスをパレットタイルに置いていきます。
ゲーム終了条件
得点計算
まず最初に各プレイヤーの獲得したキャンパスカードの枚数を数えます。1番数の少ないプレイヤーの枚数(奇数の場合は1枚除ます)だけのキャンパスカードを各プレイヤーは選び裏にして置きます。
例えば1番少ないキャンパスカードの数が7枚ならば、全プレイヤーは6枚のキャンパスカードを選んで裏にして置きます。
得点計算方法
基本点 キャンパスカードの数字の合計点
芸術点 それぞれの色ごとのブロックの数が多いプレイヤーが点数を獲得
青の芸術点 8点 黄の芸術点 10点 赤の芸術点 12点 黒の芸術点 14点
例えば下の写真の場合、基本点 6+5+4+4+2+1=22点
ブロック数 青4 黄1 赤5 黒2
ブロック数を色別に全員のプレイヤーで比較して、1番ブロック数が多いプレイヤーが各色の芸術点を獲得します。(同じブロック数の場合は0点)
基本点と芸術点を合計し、1番点数の高いプレイヤーの勝利です。
感想
ダイスを振ってカードを獲得するところが面白いですね!なかなか思った所にダイスが転がらないし、カードの乗ったとしても数字が小さければカードを獲得できません。
「サフラニート」というゲームに似ていますね。
サフラニートの説明はこちら
やはりダイスの振る運が大きいので、パーティゲームよりなボードゲームとなっていますが、みんなで楽しむには丁度良いゲームではないでしょうか!?
こういうゲームがもっと増えると面白いと思います。
以上「モンドリアンダイスゲーム」の紹介でした
ダイスを使ったゲームの紹介はこちら