こんにちは!ボドゲおじさんです。
今回は「ラミー17」の紹介です
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トランプの3大ゲームって知ってますか?ポーカー・コントラクトブリッジ・ラミーなんです。ポーカーは有名、コントラクトブリッジはアジア競技大会に日本代表がでましたよね。
それに比べるとラミーの認知度は低いですね。ボードゲームで言うとセットコレクション系のカードゲームです。
2人専用の「ジン・ラミー」などはルールは簡単ですが、なかなか奥深く面白いゲームです。
そのラミーにちょっと手を加えて出来たのが「ラミー17」です。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~5人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
最初に手札を10枚ずつ配ります。手番では、各プレイヤーは、山札または捨て札からカードを1枚取り、手札のカードから3枚以上の同じ数字・3枚以上の同じ色の連続する数字を場に出していきます。
他のプレイヤーが手札を捨てたとき、そのカードが欲しい場合にはテーブルをノックしてそのカードを手札に加えることが出来ます。
手番では公開されているカードに付け札としてカードを出したり、ワイルドカードを使用して手札を公開することも出来ます。
すべてのカードを出しきって手札を無くしたプレイヤーが出たときにゲームは終了します。
他のプレイヤーは残った手札が失点となります。
ゲーム準備
数字のカードが5色あり、各色1から17までの17枚あります。
ワイルドカードです、各色1枚ずつあります。
ボーナスカードです、15枚あります。ゲーム終了時の得点計算時に使用します。
ルール説明
準備
数字のカードをよくシャフルして、各プレイヤーに10枚ずつ配ります。残りは山札として中央に置きます。
ワイルドカード5枚は中央に表にして並べます。
ボーナスカードはよくシャフルして、5枚だけ選び表にして場に置きます。残りのボーナスカードは箱にしまいます。
スタートプレイヤーを決め時計回りに手番を行います。
手番で行うことは以下の3つです。
1.カードを1枚取る
山札の1番上または捨て札の1番上のカードを1枚取り、手札に加えます。
ノック
カードを1枚取った時に、捨て札の1番上のカードを他のプレイヤーたちは手に入れることが出来ます。欲しいプレイヤーはテーブルをノックし、直ちにそのカードを手札に加えます。
もし、複数のノックあった場合は、手番プレイヤーから時計回りに1番近いプレイヤーがカードを手札に加えます。
2.手札をメルドとして公開する(任意)
手番の時にメルドが手札にあるときは、そのメルドを自分の前に表にして置くことが出来ます(公開する)。(置かなくても構いません)
メルドの数に制限はありません。何組でも公開出来ます。
メルド
手札の特定の組み合わせのことをメルドと言います。メルドには2種類あります。
セット
同じ数字の3枚以上をセットと言います。
ラン
同じ色の3枚以上の連続する数字をランと言います。
また、自分の前にメルドを公開している場合には、全員のメルドにカードを好きなだけ付けることが出来ます。
付け札
自分の前に既にメルドが公開しているプレイヤーは、自分の手番の時に場にあるすべてのメルド(他のプレイヤーも可)に手札からカードを追加して置くことが出来ます。(何枚でも可)
下の写真の場合
赤の4を追加しました。
追加は何枚でも可能です。
下の写真の場合
黄色と赤の16の2枚を追加しました。
ワイルドカードの使い方
場にあるワイルドカードを使用して、手札にあるカードからランを作り公開することが出来ます。
ただし、4枚以上のランの時に出すことが出来ます。(それ以外はダメです)
下の写真のように4枚以上のランのだけです。何組でもワイルドカードを使用して公開出来ます。
1度メルドで使用されたワイルドカードは、すでにメルドを公開しているプレイヤーならば手番の時に、それに対応するカードが手札にあるときは、そのカードと交換することが出来ます。
ただし、そのワイルドカードは手札に加えるのではなく、即座に手札のカードと一緒にメルドとして場に出さなければなりません!
交換した薄い青のワイルドカードは、下の写真のように、すぐにメルドとして公開しなくてはなりません。
以下のようなワイルドカードの使い方はダメです!
①セットの時は異なる色でなければならない
②ランの時は同じ色でなくてなならない
③ワイルドカード2枚は使用できない
3.カードを1枚捨てる
手札からカードを1枚捨て札の上に捨てます。
ゲーム終了条件
以上の手番を繰り返し、カードを1枚捨てたときに手札が無くなったプレイヤーが出たらゲーム終了です。
得点計算
ゲーム終了時に残った手札が失点となります。
1から9がマイナス1点・10から17がマイナス2点です。
また、各ボーナスカードの条件を満たしたプレイヤーは3点もらえます。
下の写真の場合は、1+2+2+2=マイナス7点です。
最後に出した捨て札のカードが17のカードで上がった場合、得点も失点も倍になります。
感想
トランプの「ラミー」をアレンジしたカードゲームで、ボーナスカードなどがあることによって、少し異なったラミーのカードゲームになっていますね。
いわゆるセットコレクションと呼ばれているジャンルのゲームです。自分の手札だけではなく、相手の捨て札や相手のメルドに付け札が出来るので、中盤以降はゲームが加速して早くなっていきます。
ただし、人数が少ない場合は、最初のメルド公開に時間がかかってしまう時があって、その時はちょっとテンポが悪くなりそう(「ラミーキューブ」というゲームで最初にタイルを出せない感じと同じ状況に似てるかも・・・・)。なので、プレイ人数は4人以上がおすすめですね。
手札運にもよりますが、ルールも簡単なので、ボードゲーム初心者にもおすすめです。
ゲーマー同士でプレイすると、捨て札などのカウンティングなどを考え出すガチなゲームになりそうな予感がします、そうなるとかなり面白そうですよね!
以上「ラミー17」の紹介でした
ライナークニッチィアのボードゲーム紹介
おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)
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