こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「MOW」の紹介です
Contents
プレイヤーは農夫となり、野原にいる牛たちを集めて牛舎に入れなけれなりません。しかし、ハエがたかっている牛は出来るだけ牛舎に入れたくありません・・・。
出来るだけ、ハエのたかっていない牛を集めましょう!
出来れば牛も引き取りたくありません!
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~5人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
プレイヤーは手札の牛カードを1枚ずつ出していきます。出す牛カードは、既に置いてある牛カードの両端に数字の順に並べなくてはなりません。
自分の前の牛カードを数字順に並べることが出来なくなったら、その牛カードの列をまとめて裏にして、自分の手前に置きます。
山札のカードが無くなってから、カードを順番に並べられなくなったプレイヤーが出たら、1ラウンド終了です。
自分の手札のカードを全て裏にして自分の前に置きます。裏にして置いた全ての牛カードのハエの数を数えます。
ラウンドを何回か繰り返し、ハエの数が100匹を超えるプレイヤーがでたらゲーム終了です。その時点で最もハエの数が少ないプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
牛カードです、48枚で5色のカードがあります。
緑の牛は、ハエが0匹で1~15までの数字が描かれています(15枚)。
黄色の牛は、ハエが1匹で2~14までの数字が描かれています(13枚)。
橙の牛は、ハエが2匹で3~13までの数字が描かれています(11枚)。
紫の牛は、ハエが3匹で7~9までの数字が描かれています(3枚)。
緑の牛カードは、ハエが5匹描かれていて5種類6枚あります。
緑の牛カードは特殊能力があります。
0と16が描かれたカード・・・1や15の隣に置けます
7と9のカード・・・既に並んでいる7や9のカードの上に置けます
数字が無いカード・・・既に並んでいるカードの間に割り込んで並べられます(2枚)
矢印カードです。緑の牛カードを出した時に、プレイの回り順を変えることができます。
牛カードをよくシャフルして、各プレイヤーに5枚配ります。残りのカードは山札として場に置きます。
スタートプレイヤーを決め、矢印カードを左隣のプレイヤーの方向を向けて置きます。
以上で準備完了です。
ルール説明
スタートプレイヤーから、矢印カードの方向で順番に手番を行います。
手番は次の2つを行います。
1.群れにカードを加える
牛カードを、手札から1枚選んで自分の前に置きます。最初は好きなカードをどれでも自由に置けます。
場に1枚以上の牛カードが並んでいるときには、既に数字順に並んでいる牛カードの両端の数字より小さいまたは大きい数字の牛カードを置かなければなりません。
例えば下の写真の場合は、手札から4より小さい数字を左側にまたは7より大きい数字を右側に置くわけです。
左側に10の牛カードを置きました。
もし、そのように置くことが出来ない場合は、自分の前に数字順に並べてある牛カードすべて取り、裏にしてまとめて山札として自分の前に置きます。その後、手札から牛カードを新たに置きます。
例えば下の写真では、牛カードの列に手札からカードを置けなくなったので、
その列を全て裏にして自分の前に置きます。
その後、手札から牛カードを出して置きました。
緑の牛カードは、その特殊能力を使用して並べても構いません。緑の牛カードを並べたときは、矢印カードを自分の前に置いて好きな方向の向きに置けます(矢印カードを取らなくても構いません)。
例えば、下の写真で牛カードが置けない時は、
割り込んで置ける緑の牛カードを並べます。
その後、矢印カードを自分の前に取り好きな方向に置きます。
2.カードを引く
山札から1枚カードを引き、手札に加えます。
以上の手番を矢印カードの方向順に行っていきます。
3.ラウンドの終了
山札のカードが無くなった後に、手札からカードが出せなくなったプレイヤーがでたら、即ラウンド終了です。
自分の手札と裏にした牛カードのハエの数を数えて記録しておきます。
下の写真のように赤の×印の所は計算しません。計算するのは、青い部分の手札と裏に牛カードのみです!
次のラウンドの準備をします。
ゲーム終了条件
ラウンド終了時に、ハエの数が100匹を超えるプレイヤーがでたらゲーム終了です。その時点で最もハエの数が少ないプレイヤーの勝利です。
感想
数字順に牛を並べる我慢比べカードゲームですね!
緑の牛カードは5匹をのハエがいて受け取りたくありませんが、手札に持っているだけでもダメなので、何とか出して表の状態のままでラウンドを終了したいのですが、上手くいかないですね。
4人プレイですと、カードが48枚なので手番は6回~8回くらいしか回ってこないので、手札から出せなくなるのは1回か2回です。上手くいくと0回で済むかも知れません。
ギリギリのカード枚数になっていて、ギリギリ引き取るか引き取らないかになる面白い展開となります。
いくら緑の牛カードを出しても裏にして引き取らなければ失点にはなりませんから、どんどん緑の牛カードを使うのもアリです。
緑カードの牛は矢印カードで順番を変えられるので、それでワザとカードが出せなさそうなプレイヤーに早く手番を回すなどの嫌がらせも出来ます。
手軽に楽しめるカードゲームとしては丁度良いと思います。箱もすごく小さいので、持ち運びが便利です。2009年ドイツ年間ゲーム大賞推薦リストに選出された作品だそうです。
以上「MOW」の紹介でした
数字順にカードを並べるボードゲームの紹介
おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)
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