こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「パスタリー」の紹介です
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見た目が非常に鮮やかなインスタ映えしそうなボードゲームです。女性にも受けがよさそうなゲームですね。
しかし、中身はパズルのような頭を使う悩ましいボードゲームとなっています。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~3人 ゲーム時間 45分
ゲームの概要
タイルを配置する、またはマーカーを移動することで、自分の色のマーカー2個が繋がるようになると勝利点が入ります。
ただし、勝利点は、道が繋がったときに配置したタイルを通過した場合にもらうことが出来ます。タイルの段数が多ければ多い程勝利点が高くなります。
順番に手番を行い、最も勝利点の高いプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
ゲームボードです。
タイルです、6色で各7枚の42枚あります。
左から、スタートプレイヤーマーカー・プレイヤーマーカー・段数マーカーです。
勝利点ボードです。下は通過した段差のVPを表した表です。
ゲームボードと勝利点ボードを置きタイルを裏側にしてよく混ぜて、裏向きのまま3つの山を作ります。
各プレイヤーのプレイヤーマーカー1個を勝利点ボードの0に置きます。
各プレイヤーは順番にプレイヤーマーカーをゲームボードの周囲に1個ずつの計4個を置いていきます。
タイルの1番上を表にします。
以上で準備完了です。
ルール説明
スタートプレイヤーから時計回りに順番に手番を行います。
手番で出来ることは2つのアクションを組み合わせて、必ず2回行います。(同じアクション2回でも構いません)
アクション1 タイルを配置する
3つの山札の1番上のタイルを1枚選び、ゲームボード上に配置します。
その時道が繋がるように配置しなければなりません。
下の写真のような配置はダメです!
タイルの上にタイルを重ねて配置することは出来ますが、必ず2枚のタイルにまたがるように配置しなければなりません。
数字の3のマーカーはこのタイルは3枚目つまり3段重ねてあることを示しています。
アクション2 プレイヤーマーカーを移動する
ゲームボードの周囲にある自分の色のプレイヤーマーカー1個を、1または2時計回りに移動します。
移動先に既にプレイヤーマーカーがある場合は、それを飛ばして1または2移動します。
アクションを2回行った後に、自分色のプレイヤーマーカーが道で繋がっている場合は、勝利点(VP)の計算を行います。
勝利点の計算方法は、通った道上にあるタイルの段数(pass)の合計値を出して、勝利点換算表から勝利点を獲得します。
下の写真が勝利点換算表です。
下の写真は1段のタイルを通っているので段数(pass)は1です。よって勝利点は換算表より勝利点1VPです。
下の写真は、もしオレンジプレイヤーならば、1段のタイルを3か所通っているので段差(pass)合計3より、勝利点2VPです。
下の写真で紫プレイヤーだったならば、段差(pass)合計5なので、勝利点3VPです。
同じタイルでも2回通過した場合は2回分カウントします。
下の写真は、道が2本繋がっていますので、それぞれの段数を合計します。段数(pass)合計3なので、勝利点VP2です。
下の写真は、左の道が段差(pass)合計10、もう1本の右の道段差3なので、段差合計13で、勝利点5VPです。
以上で手番終了です。これを繰り返していきます。
ゲーム終了条件
次の3つのうちいずれかが起こった時に最終ラウンドになります。
1.50点を越えるプレイヤーがでた
2.3のタイルの山の内1つの山が尽きた
3.タイルを配置できる場所が無くなった
勝利点の最も多いプレイヤーの勝利です。
感想
前半は、タイルを置く場所も自由なので比較的サクサク進みます。最初の方はVPも少なくちょっとずつ得点していく感じです。
しかし、後半は、どこにタイルを配置して、どこにプレイヤーマーカーを動かすのか、じっくり考えるといろいろな方法が浮かんできてかなり悩ましいです。
後半になるほどタイルがドンドン積み重なっていくので、大量得点のチャンス・逆転のチャンスが増えていきます。
しかし、考え出すと確かにかなりゲームの時間がかかってしまう時があります。
説明書には「1手1分以内という制限を設けるとスリル感のあるプレイを楽しめます」と書いてあります。長考派のプレイヤーがいるときは、砂時計があるといいかも知れませんね。
考えるのが好きな思考派プレイヤーにはパズル的要素がある「パスタリー」は面白いのではないでしょうか!
以上「パスタリー」の紹介でした
見た目が鮮やか・インスタ映えしそうなボードゲーム紹介