数年前、某国会議員が日本のスーパーコンピューターの件で「2位じゃダメなんですか?」と言って話題になりましたよね。
今回のゲームはお題はそのまま「2位じゃダメなんですか?」を紹介したいと思います。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 2人~6人 ゲーム時間 25分
簡単なルール説明をします
まずコマの色をえらびボードの0の位置に置きます。下の写真のカード(全部で32枚)をよくシャフルして各プレイヤーに5枚ずつ配ります。残りのカードは使いません。
各プレイヤーはカードを1枚選び裏のままで自分も含めてどのプレイヤーでもいいので、そのプレイヤーの前にカードを置きます。全員がカードを置いたら、一斉にカードを表にします。各プレイヤーは自分の前に置いてあるカードの合計分だけコマを進めるか・後退させます。
例えば、Aさんの前に+3と-1のカードが置かれた場合Aさんは2だけコマを進めます。これを4回繰り返します。最後に1枚残ったカードだけは自分の前に表にだし、その分だけコマを進めます。つまり5回繰り返して、これで1ラウンド終了です。
1ラウンド終了後上の写真のようになったら、2位の赤いコマのプレイヤーだけが4点得点することができます。他の全てのプレイヤーは0点です。
下の写真の場合は、白と黄色のコマのプレイヤーが-1点他のプレイヤーは0点です。
1ラウンド終わったらコマを0に戻し、また32枚のカードをシャフルし5枚ずつ配ります。これを5ラウンド繰り返してゲーム終了です。そして合計得点の一番多いプレイヤーが勝ちです・・・なんてことはありません。このゲームは「2位じゃダメなんですか?」ですよね・・・その通りです。合計得点が2位のプレイヤーの優勝です。「え~~」って1位のプレイヤーが悔しがるかもしれませんが、いっぱい得点しても1位になったらこのゲームは負けなんです。ちょと有り得ないゲームよね!?
ゲームの感想です
だから各ラウンド全部2位になれなくて総合得点0点でも、2位で勝ててしまうこともあるゲームなんです。すごいゲームですよね。このゲームは自分でコントロールして勝ちに持っていくということはかなり難しいゲームです。正直運の要素も大きいゲームです。でも、その思いどおりにならない感覚がちょっと不思議で面白いです。気軽に短時間で終わるのでパーティゲームとしては盛り上がりと思います。
運が強めのゲームはあまり好きでない方はバリアントルールがあります。
各数字のカードには左下に1~32までの小さい数字が書いてあります。バリアントルールでは、まずカードを自分の前に裏で出し、一斉にカードを表にし左下の数字が小さいプレイヤーから順番に一人のプレイヤーの前にカードを置いていくというものです。このルールだと、各コマの動きを見ながら自分の手番で誰の前にカードを置くか選べます。私はバリアントルールではプレイしていないんですが、想像するとに基本のルールよりもかなり戦略的なゲームになると思います。
以上「2位じゃダメなんですか?」でした。
おじさんの独断ボードゲーム評価 6点(10点満点)
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