ブルーラグーン ルールがシンプルなのに面白い! 部族を島々に広げていく陣取りゲーム ボードゲーム

 

こんにちは!ボドゲおじさんです。

今回は「ブルーラグーン」の紹介です

Contents

青き入り江(ブルーラグーン)の楽園のごとき島々、その前人未踏の地は誇り高きポリネシアンの船乗りや冒険家にとっては宝の山!

部族全員の力を借りて、様々な島に生活圏を広げましょう。道中、貴重な資源を集め、戦略的に居住地をつくり、群島一の部族として歴史に名を残しましょう!

ゲームデザイナーはライナークニッチィアです。

ブルーラグーン

ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 45分

ゲームの概要

プレイヤーは、海のマスから部族コマ・村コマを1個ずつゲームボード上に隣接するように配置していきます。資源があるマスに置くときはその資源を獲得出来ます。

部族コマ・村コマあるいは資源が無くなったら前半戦終了です。部族コマが置かれた島に応じて、獲得した資源に応じて点数を計算します。点数計算が終了すると、部族コマをすべて取り除き、村コマだけ残します。

後半戦は、村コマから隣接するように部族コマ・村コマを1個ずつ配置していきます。同様にコマが無くなったら後半戦が終了し、得点計算を同じように計算します。

前半戦と後半戦の得点合計が最も大きいプレイヤーの勝ちです。

ゲーム準備

ゲームボードです、8つの島があります。各島には数字が描かれています、各島ごとに、部族数が1番多いプレイヤーはその点数を獲得出来ます。

ブルーラグーン

島の各地にストーンサークルが描かれています。ここには、資源コマまたはティキ像コマを1個ずつ置きます。

ブルーラグーン

上段が資源コマ、4種類24個あります。下段がティキ像コマで、8個あります。

ブルーラグーン

部族コマです、4色各30個あります。表面が陸の部族コマ、裏面が海の部族コマ(カヌー)になっています。

ブルーラグーン

村コマです、4色5個ずつあります。

ブルーラグーン

得点シートです。6種類の得点方法があり、前半と後半の2回得点集計をします。

ブルーラグーン

各プレイヤーに村コマ5個と、部族コマを配ります。部族コマはプレイ人数によって異なります。

2人プレイ時 30個  3人プレイ時 25個  4人プレイ時 20個

資源コマティキ像コマを袋に入れてランダムに1個ずつ取りだし、32個すべてをボードゲーム上のストーンサークルに置いていきます。

ブルーラグーン

以上で準備完了です。

ルール説明

ゲームは前半戦の探索フェーズと後半戦の定住フェーズに分かれています。そして各フェイズの終了後は、それぞれ得点計算を行います。

スタートプレイヤーを決め、時計回りに手番を行います。手番では部族コマを1個ボード上に置くだけです。

探索フェーズ定住フェーズでは配置ルールが少し異なります。

探索フェーズの配置ルール

配置方法は2種類のうちどちらかを選びます。

1.ゲームボード上の海の所に海の部族コマ(カヌー面)の空いている好きなところに置く(コマの置いてある所)
2.村コマまたは部族コマ(陸)自分の村コマまたは部族コマに隣接したボード上の陸地マスに置く

もし、置いた場所に資源コマ・ティキ像コマがある場合はそのコマを取って自分の前に置きます。

ブルーラグーン

下の写真のように、海の部族コマは海ならばどこにでも置ける訳です。

ブルーラグーン

海の部族コマの場合は部族コマ同士が隣接しなくても良いのです。

ブルーラグーン

村コマまたは陸の部族コマを置くときは、部族コマに隣接しなければいけないので、下の赤い丸の所にしか置けません。

ブルーラグーン

ブルーラグーン

村コマはストーンサークルに置いても構わないのですが、前半の探索フェーズが終わるとゲームボード上から取り除かれてしまいます。

ブルーラグーン

以上を繰り返していきます。

探索フェーズ終了条件

資源コマ・ティキ像コマがすべて取られるか、すべてのプレイヤーの村コマ・部族コマが置かれた場合に前半戦の探索フェーズが終了終了します

その後得点計算に入ります。得点計算方法については後に説明します。

定住フェーズ(後半戦)の準備

得点計算終了後、後半の定住フェーズに入るための準備をします。

まず、部族コマをすべて取り除き、各プレイヤーに戻します。村コマはそのまま残しておきます。(ストーンサークルに置いてある村コマは取り除きます

各プレイヤーが獲得した資源コマ・ティキ像コマを戻し、再びランダムにストーンサークルに置いていきます。

後半戦の定住フェーズに移ります。

最後の手番を行った左隣のプレイヤーから手番を行います。

手番では、前半の探索フェーズと同じように部族コマを1個置くだけですが、配置方法が少し異なります。

定住フェーズの配置ルール

村コマまたは部族コマに隣接したマスにしか置くことが出来ません。つまり、定住フェーズに最初の手番は村コマの隣のマスに置きます。

後は、探索フェーズと同じです。資源コマがあるマスに置くときは、その資源を取ります。

注意 定住フェーズでは下の写真のように海の部族コマを好きな海マスに置くことは出来ません!

手番を順番に繰り返します。

定住フェーズ終了条件

資源コマ・ティキ像コマがすべて取られるか、すべてのプレイヤーの村コマ・部族コマが置かれた場合に後半戦の定住フェーズが終了終了します

その後得点計算に入ります。得点計算は探索フェーズと同じように行います。

得点計算の方法

前半戦の探索フェーズと後半戦の定住フェーズ得点方法は同じです。

得点方法は6種類あります。それぞれの点数を計算して合計します。

部族配置による得点方法

部族コマまたは村コマを8個の島に置くと20点、7個の島に置くと10点、それ以外は0点

.隣接している村コマおよび部族コマのグループの中で、最も多くの島に配置しているグループを確認します。そのグループの配置している島ごとに5点 (例えば、5個の島に配置しているなら5点×5=25点です)

.島ごとに、各プレイヤーの配置している村コマと部族コマの合計を比較します。最も多く配置しているプレイヤーがその島に描かれている点数を獲得します(複数いる場合は、その人数で割ります 端数切捨て)

資源獲得による得点方法

.保有している資源を、次のように計算します

①4つ以上保有している同じ資源1種類につき20点

②3つ以上保有している同じ資源1種類につき10点

③2つ以上保有している同じ資源1種類につき5点

.4種類すべてを保有しているなら10点(1回のみ)

.保有しているティキ像コマ1個に付き4点

探索フェーズと定住フェーズの得点を合計して最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

感想

ルールは非常にシンプルですが、面白いですね!前半は海からドンドン広がっていき、後半は村からドンドン広がっていきます。

よって、前半の探索フェーズで、どこに村コマを置くのかと言うのが非常に重要になってきます。後半戦でどのように広がっていくのかを、他のプレイヤーの村コマを見ながら置いていかなければなりません。

しかし、前半も後半も資源コマ・ティキ像コマがありますので、それを獲得していくことも非常に大切です。自分が伸ばしていきたい方向に取りたいコマがあれば良いのですが、なかなかそう上手くも行きません。

逆に資源コマとティキ像コマだけを取りにいく方法に専念しても勝つことは出来ません。両方の点数をバランスよく伸ばしていくことが重要です。本当に悩ましい!さすがクニッツィア先生のゲームですね!

前半の点数の高いプレイヤーの邪魔もしていく必要があります。相手が伸び伸びとプレイできないように部族コマを隣接出来ないように邪魔することも考えなければなりません。

ブルーラグーン

同じライナークニッチィアの「アメン・ラー」というゲームに似てますね。前半戦と後半戦があって前半戦で建造したピラミッドはそのまま残して、あとのコマはすべて取り除いて後半戦になるというところがとても似ています。

インストに時間がかからないので、初心者でもすぐにゲームがプレイ出来ますし、ボードゲームの面白さを味わうにはとても良いゲームだと思います。当然ゲーマーがやっても面白いゲームです。

以上「ブルーラグーン」の紹介でした

ライナークニッチィアの記事

おじさんの独断ボードゲーム評価 8点(10点満点)

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