こんにちは!ボドゲおじさんです!
今回は「天下鳴動」の紹介です
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戦国武将となり各地で兵力を増やし、天下を手中に収めましょう!
手軽に楽しさを味わえる「GAME MARKET 2018年大賞」受賞作品のエリアマジョリティー系ボードゲームです。
ゲーム難易度 ★★☆☆☆ ゲーム人数 2人~4人 ゲーム時間 30分
ゲームの概要
日本列島が11のエリアに分割されています。
前半は、進軍フェイズとなっていて、まずサイコロを3個振ります。そのうちの2個のサイコロの合計値のエリアに残り1個のサイコロの目に対応する個数の兵力コマを置きます。これを兵力コマが無くなるまで、時計回りに手番を行います。
後半は、合戦フェイズで、エリアに振られている番号の順に合戦を処理していきます(最初は2のエリアから開始します)。
各エリアで最も兵力コマが多いプレイヤーが、そのエリアの数字の勝利点を獲得します。2位のプレイヤーはその半分の勝利点を獲得します(3人・4人プレイ時)。
1位になったプレイヤーは、隣り合うエリアに援軍コマを2個ずつ配置していきます。その後、次の数字のエリアの合戦処理を最後のエリア(12のエリア)まで処理します。
最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝利です。
ゲーム準備
ゲームボードです、日本列島が11のエリアに分割されています。
城チップ(大)と城チップ(小)です。
城チップ(大)はゲームボード上の各エリアにランダムに配置します。城チップ小は城チップ大の半分の点数になっています。
この数字が勝利点になります。
兵力コマです、各色18個ずつあります。進軍フェイズで各エリアに配置していきます。
白いのは援軍コマです、合戦フェイズで使用します。
プレイヤーマーカーです。
刀チップです、兵力コマを全て配置して、兵力コマが無くなった順に刀チップを取っていきます。
軍略カードです、12枚ありますが、ゲーム中はランダムに(プレイヤー数+1)枚を使用します。
サイコロ3個です。
準備
各プレイヤーはプレイヤーマーカーを取りその色の兵力コマを受け取ります。
城チップ(大)を裏にして各エリアに1枚ずつ置いてその後表にします。
軍略カードをランダムに(プレイヤー数+1)枚選びゲームボードの脇に並べます。残りのカードは箱にしまいます。
以上で準備完了です。
ルール説明
ゲームは大きく、前半の進軍フェイズと後半の合戦フェイズに分かれています。
スタートプレイヤーカードを決め、時計回りに手番を行います。
1.進軍フェイズ(前半)
手番になったら、兵力コマを置く(サイコロを振る)または軍略カードを使用するのどちらかを選択します。
サイコロを振ってからその結果を見て「軍略カードを使用する」を選択することは出来ません!
兵力コマを置く(サイコロを振る)
サイコロ3個を振ります。
そのうち2個を選びその合計数の数字のエリアに、残ったサイコロの目に対応する自分の兵力コマを置きます。
1手番に付き1度だけサイコロ3個を全て振り直すことが出来ます。
下の写真がサイコロの目に対応する兵力コマの数です。
1・2の目は1個、3・4の目は2個、5・6の目は3個
例えば下の写真では、1と2の目を合計して3の京のエリアに兵力コマ3個を置きました。
別の例としては、1と6の目を合計して6のエリアの首里城に兵力コマ1個を置きました。
軍略カードを使用する
ゲーム時に(人数+1)枚の軍略カードが場にあるので、そこから1枚選びその効果を適用します。選んだカードは使用したら箱に戻します。
軍略カードを使用できるのは各プレイヤー、ゲーム中に1回だけです。
軍略カードには12種類の効果があります。(ゲーム時はその一部しか使用しません)
効果の例
「物見」自分の兵力コマを1個隣の国に移動する
「水軍」自分の兵力コマ2個を海をはさんだ隣の国に移動する
「加勢」自分の兵力コマが配置されている国に手元にある兵力コマを1個配置する
「謀反」地図上の他のプレイヤーのコマ1個を自分の手元のコマと入れ替える
注意 軍略カードは、いずれかのプレイヤーが兵力コマを全て配置し終わった後は使用出来ません!
以上で手番終了です。
プレイヤーは自分の兵力コマが全てなくなったら、最も刀の数が多い刀チップを受け取ります。
すべてのプレイヤーの兵力コマが無くなったら、進軍フェイズの終了です。
2.合戦フェイズ(後半)
各エリアの数字に小さい順に合戦を処理していきます。最初は2のエリアから処理します。
合戦処理の方法
1.そのエリアで最も兵力コマの数が多いプレイヤーが「城チップ大」を獲得します。2番目に多いプレイヤーは「城チップ小」を獲得します。
兵力コマが同じ時は、刀チップの刀の数が多いプレイヤーになります
2.城チップ大を獲得したプレイヤーは、まだ城チップ大がある隣り合ったエリアに援軍コマ(白い兵力コマ)を2個(2人プレイ時は1個)を、自分の兵力コマ接するように配置します。
それ以降のエリアの合戦処理時は、援軍コマは自分の兵力コマとして数えます。
例えば下の写真の場合は、青プレイヤーが城チップ大の2を獲得して、赤プレイヤーは城チップ小の1を獲得します。
その後、隣り合う8・9・10のエリアに援軍コマを2個ずつ配置しました。
ちなみに、地図上の海の青い線はエリアが隣あっていることを示しています。
エリア2の処理が終了したら、エリア3を処理します。
エリア3が終了したら、エリア4を・・・という順にエリア12まで処理します。
すべての処理が終わったらゲーム終了です。
最も城チップの合計得点が多いプレイヤーの勝利です。
感想
「エルグランデ」というゲームに似ていますね、「エルグランデ」を軽く簡単にした感じです。
兵力コマを置けるエリアがサイコロ運になりますが、丁度良い感じではないでしょうか?!あまりガチなゲームにはなっていないので、いろいろな方とプレイできるゲームになっていると思います。
城チップの配置も毎回ランダムなので、それによって兵力コマを置く場所に変化がでてくるので、毎回違った展開になるのも良い点です。
一応考えて進軍フェイズ時に兵力コマを置いたつもりでも、合戦フェイズでは予想外の援軍により思ったエリアを獲得出来ないという場面があり、「え~~~」という悲鳴があがり盛り上がりますね!
エリアマジョリティというゲームの入門用ゲームとしても最適なゲームでは無いでしょうか!
入門用と言っても、ボードゲーム上級者でも初心者でも一緒に楽しめます!
「GAME MARKET 2018年大賞」を獲得したのも納得のボードゲームです。
ぜひ一度プレイして欲しいゲームですね。
以上「天下鳴動」の紹介でした
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エリアマジョリティ系ボードゲームの紹介