こんにちは!ボドゲおじさんです
今回は「袋の中の猫フィロー」の紹介です。
Contents
競りで各カードを獲得していきます。
ゲーム難易度 ★☆☆☆☆ ゲーム人数 3人~5人 ゲーム時間 20分
下の写真が。各プレイヤーに配られる10枚のカードです。猫とウサギの左上に描いてある数字が、そのカードを獲得した時の得点です。犬(青色)は特殊な働きをするカードです。
下は、コインを置いておくカードです。数字が描いてある数のコインをカードの上に置きます。
ゲームを始める前に、各プレイヤーの右側のプレイヤーが手札のカードを1枚引き、それを見ないで箱にしまいます。各プレイヤーは9枚の手札でゲームを開始します。各プレイヤーは15個のコインを受け取ります。
ルール説明
下の写真のように、スタートプレイヤーが最初の親となります。親から、各プレイヤーが1枚ずつ裏向きに左側からカードを、コインカードの下に置いていきます。このカードの5枚のセット(5人プレイの場合)を、これから競りで競り落としていきます。5枚を競り落とすまでを1ラウンドとします。これを9ラウンド繰り返します。
置き終わったら、まず親は、左側のカードを1枚表にします。
ここから競りが始まります。親はこのカードを見て、競りを続けるか・パスして降りるかを選びます。
競りを続ける場合は、最初に1以上のコインを出してます。次のプレイヤーに手番が回ります。次のプレイヤーは、同じように競るかパスするかを選びます。競りを続ける場合は前のプレイヤーより多くのコインを出します。
パスした場合は、プレイヤーは場にあるコインと2のコインカードにあるコインを全て受け取りそのラウンドから抜けます。
1人のプレイヤーがパスすると、下の写真のように、パスしたプレイヤーが左から2枚目のカードを表にします。残り4人のプレイヤーが同じように競りを続けるかパスするかを繰り返します。このばあいも、パスしたプレイヤーが場にあるコインと3の上にあるコイン3個を受け取り、ラウンドから抜けます。
下の写真は3枚表にされた状態です。
これは4枚表にされた状態です。この状態で残り2人になりますので、最後の競りが行われるわけです。
最後の競りに勝ったプレイヤーが、下の写真の5枚のカードを獲得します。
得点計算方法
この下の場合の得点は、猫とウサギカードの合計が19点、犬2匹以上が同時にいるので犬同士は喧嘩していなくなります。よって19点となります。
下の場合は、単純に猫とウサギカードを合計して、-10点となります。
下の場合は、小さい犬が1番数字の小さいカードを追い出しますので、6点です。
下の場合は、大きい犬が1番大きい数字のカードを追い出しますので、-13点となります。
次のラウンドは、親が時計回りに代わります。これを9ラウンド繰り返し、総合得点とコインの枚数の合計が1番多いプレイヤーが勝利します。
感想
競りのゲームですが、もらえるコインとカードの点数を見ながら、競りの値段を付けられるので、そんなに相場を考えるのは難しくないと思います。1枚ずつカードがめくられるのでだんだんカードの内容が分かってくるところが面白いですね。また自分が仕込んだカードが分かっているので、いつパスするのかあるいは最後まで突っ張って勝負するのか比較的見通しが立ちやすいところも良いと思います。コインがそのまま勝利点になるので、パスして場に出ているコインを取ることも作戦上大事です。最後の2人の時には少なくとも6点はいるのでかなり大きいと思います。
なかなか面白いカードゲームです。競りのゲームは相場がわからないので、ゲーム初心者にはやりずらいゲームであるという印象がありますが、この「袋の中の猫フィロー」は競りゲームの初心者の方でもわかりやすいゲームです。
ネコが出てくるゲーム
おじさんの独断ボードゲーム評価 7点(10点満点)
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価格:1,950円 |